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自己否定していませんか?

自己肯定を持つ事は、人生を生きる上で必要なスキルです。
ここでスキルと書いたのは、ただ待っていても自分を肯定できることは無いからです。自分から努力して身に着けなければならないものです。

しかし、自己否定は違います。自己否定はとても簡単で、誰しもが簡単に抱く感情でもあります。物理的に考えると、努力をしなければ自己否定の方が強くなっていくのは当たり前の事なのかもしれません。

しかし、ひとたび自分を肯定する習慣を身に着ければ、同時に自己否定をしなくなります。そうなれば、後は自分を好きなだけ認め、好きになり、いろんなことにチャレンジができるようになるのです。

自分を好きになり、自分を認められるようになれば、いろんなことにチャレンジしようという自分になれます。それは、失敗をしても自分の価値が下がるとは思わなくなるからです。

逆に、自分を肯定できない人がチャレンジもできないのは、自分を信頼していないから。失敗して、周りからの評価が落ちて、親や家族に心配をかけて、自分にはできないのだと痛感して・・・そんな思いをするくらいならチャレンジをしないという選択の方が圧倒的に楽だからです。そのあたりの言い訳というか「やれない理由・やらない理由」を作ることは習慣になりやすく、それを繰り返すと、自分をだますことが本当に上手になってしまいます。

これも人間の本能で、自己防衛本能が働くと、人はチャレンジが恐ろしくなります。チャレンジをして途中でやり方がわからなくなったどうすればいいだろうか。自分の考えていることや実現したいことが世の中や社会とずれていたら嫌だなとか。

でも、そういう方は、「自己肯定はチャレンジの向こう側」にしかないことを知らなければなりません。

チャレンジをして、難しい問題が出て、それをクリアしなければ自分の事を信頼することはできません。

例えば学校の宿題や仕事におけるルーティンも、最初は難しかったり、ストレスも感じていたはず。それでもmustだと思って頑張っているとそのうち簡単にできるようになる。

それは自分を信頼するためのスキルでもあります。しかし、宿題やルーティンは、徐々に日が経つとやって当たり前になってしまいます。そこでミスをすると自分をまた否定してしまいます。つまり、新しい事をしないと、自己評価の方法が減点法式だけになってしまうという事です。

とても難しい事を書いているように思われるかもしれませんが、自己肯定は努力をすれば必ず手に入れることができる。

私がこのnoteを通して皆さんに伝えたいメッセージはそれだけです。

そして、それは、今自己肯定感を持てているほとんどの方が乗り越えてきた道でもあります。自己肯定感を持つ過程には必ず苦しみがあり、自己否定があります。それを乗り越えなければ手に入らないもの。それが自己肯定です。

自分が嫌いだとあがくのなら、今の自分がどんな状態で、何をしていて、何をしていないのか。本当は何をしたいのか。そんな自分の心を知り、それに従い行動をしなくてはなりません。

それは、部屋の片づけとか、字をきれいに書くとか、そんな小さなことでもいいのかもしれません。本当にしんどくなった時にもう1歩だけ進んでみようという日々が自分を肯定するスキルを手に入れることにつながります。

今日は頑張ったからもういいやではなく、まだあと1歩進めることは無いかと思案し、1歩進む。そしてそれで自分を褒めてやる。

そんな日々の心がけで手に入れた自己肯定は、人を幸せにします。自分を好きになれないのは本当に不幸で辛い事です。

だからこそ、日々のちょっとしたこと。

そんなところから自分を好きになる努力を続けていただきたいと思います。


最後に・・・

自分を好きになれない方に教えたいことがもう一つありました。
それは、あなただけではないという事。

私ももちろんずっとずっと自己否定の暗闇にいましたし、それは恵まれた環境で生まれたからとか、恵まれた容姿に生まれたからといものとは別で、自分を認めるためのマインドがあるかないかという差だけなのです。

だから自分の人生を決してあきらめないでください。

悩んで、悩んで、答えが見えないなら、行動したり、相談したりしてヒントを得られるように頑張ってください。

もしそれでもどうしたらいいのかがわからないときは、相談してください。苦しんで、乗り越えた経験がある私が皆さんの言葉に耳を傾け、寄り添っていきたいと思います。

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