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【海が魅力のパラオ】特別な体験ができるレスポンシブルトラベルを開始

こんにちは!
川江光です!

入国規制や国内での行動制限が徐々に解除され、日本も観光客の受入を再開するなど少しずつコロナ以前の経済に戻ってきています。
そんな観光において、現地での行動でポイントを貯めることで特別な体験ができるパラオで新たに始まるレスポンシブルトラベル(責任ある観光)をご紹介します!

①レスポンシブルトラベルとは

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レスポンシブルトラベル(責任ある観光)とは、大勢の観光客で交通量の増加による大気汚染、環境汚染、自然破壊やごみの散乱などの現象が見られるようになったことから、自然や文化、伝統を活かして、観光地の本来の姿を持続的に保つことができるように、自然環境や文化を守りながら地域経済を発展させるために責任ある観光によって観光地を守ろうという考え方です。

②自然豊かな国パラオ

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パラオはダイビングなどマリンスポーツがとても有名。

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国旗は日本の日の丸と似ていて、青はパラオの美しい海、黄色の円はパラオから見える美しい満月をイメージしたデザインとなっているようです。日本の真下に位置しており、時差もなく近場のビーチリゾートとして、豊かな自然と綺麗な海が魅力の観光地です。
また、過去にパラオは日本に統治されていた歴史があり、この影響を受けて今でもパラオでは日本語が数多く残っているようです!

そんなパラオでは観光客の増加による環境破壊を防ぐ為に、入国の際に訪問者には環境保護を目的とする契約書に署名することが義務づけられています。訪問者はこの契約書に署名することで入国が認められます。(詳細は駐日パラオ共和国大使館HPへ)

契約書は観光客だけではなくパラオの人も署名をしているようで、パラオの環境保護への強い意志を感じます。

③オラウパラオ(Ol’au Palau)

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そんなパラオがレスポンシブルトラベルを推進するために新たに始めたのが「オラウパラオ(Ol’au Palau)」です。
訪問者はOl’au Palauのアプリでポイントを貯めて、パラオで特別な体験ができるという取り組みです。

例として、以下のような行動をしたときにポイントがたまる仕組みになっています。
・カーボンオフセットをしたとき。
・サンゴに優しい日焼け止めを使ったとき。
・使い捨てプラスチックの使用を控えたとき。

そして、ためたポイントを様々な現地での体験と交換することができます。
・地元の年長者と会うことができる。
・伝統的な釣りをすることができる。
・人里離れた場所でハイキングを楽しむことができる。

これらはパラオの人しか通常はできない体験ばかりで、現地だけでしか味わえない特別な内容になっているようです。

④まとめ

今回はパラオの観光における新しい取り組みオラウパラオ(Ol’au Palau)についてご紹介しました。
SDGsに向け世界が動いている中で、観光も例外ではなく、サステナビリティ(持続可能性)が世界の大きなキーワードとなり、訪れる観光客自身も行動に責任を持つことで、地元の方と一緒に伝統文化や環境を守っていくという、これからの新しい観光の形だと感じます。

■参照サイト◼️


以上
川江光

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