➇どうして集団副業を奨めるのか

前 述したように一人でやる副業選びは、ネットでいろいろ紹介されていますから、選ぶだけならあまり苦労しないかもしれません。それも毎月5千円~1万円を短期間稼ぐなら、一人副業でもなんとかなりそうな気もします。
 でも現在もらってる給料の3%アップを10年間継続しようと思ったら、10年後には毎月68,783円稼がなければならなくなります。また現在30万円の収入の人の場合、10年後は毎月およそ10万円稼がなければなりません。
 ですから副業を始めるに当たって、コンスタントに10年先まで継続して稼げるか見通しが立てられるかどうかが問題なんです。その見通しを立てられるかどうかが難しいため、一人副業を始められる人が少ないとも言えるんです。
 
 因みに2021年に副業をしている正社員の割合は、約1割にあたる9.3%であること。副業と言われ出してから久しいのですが、その普及度は意外なほど進んではいないことが判ります。
 前述した大手企業の90人の社員の立場みたいに、社命で行動するのであれば問題ないのですが、特に中小企業は副業を認めない傾向にあります。
 それは中小企業の多くは人手不足の状態であり、その不足分を現在の社員の残業でカバーしようと考えているのが理由と言えます。また中小企業ばかりでなく、大企業の中にも副業することを心良く思っていない会社がかなりあるってことなんですネ。
 
 そこで会社に隠れて副業を始めた場合、
・副業をしているのを社内の人間に見つかる
・副業過労で会社を休職することに…
・本業の給与所得で算出される金額以上の住民税が追加徴収され、副業収入のあることが露見
などの理由から副業が見つかって、勤めている会社に居ずらくなってしまう可能性があるんです
 「副業元年」と呼ばれましたのが2018年、以来5年が過ぎておりますけど実際に副業している人が一割しかいないことは、とにかく現在のわが国では副業を始めるのが難しい環境であることだけは間違いありません。
 
 しかしやり難いからとやらなかったら、賃金上がらず企業でずっと過ごさなければならなくなる。それで大丈夫な人は除いて、そうでない人はなんとか副業見つけて実行して、昇給分稼がなければならないですよネ。
 でも副業・起業を一人で探したら、IT関係、あるいはプログラミングとかウェブ関係の仕事の比重がかなり高い。それ系に馴染める人は良いのですけど、それ系じゃない人の方が多いんですから、これから覚えてなんてやってたら遅すぎる。さりとて空いた時間に別仕事なんて考えたら、副業過労でダウンしちゃいそう。

 さあ、ではそのやり難い環境の中でどうやるかを考えましたのが、わたくしのお奨めする複数人で副業を始めましょう、それも複数人で起業するまで考えた「副業起業」をお奨めしているんです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?