MATANAからBAKANAへ/支配者の栄枯盛衰
目下において世界はMATANAによってモノ、コト(情報)、ヒト、カネを掌握されている。
MATANAとは、
M マイクロソフト
A アップル
T テスラ
A. アマゾン
N エヌビディア
A アルファベット(≒Google)
米IT大手6社の頭文字をとって引っ付けけなおしたものであり、ITガリバー企業の略称であると同時に蔑称としても使われる。
詳しくは下記コラムを見てもらいたい。
ほんの5年ほど前までは「GAFA」という俗称で語られていたガリバーIT企業セグメントだったが、今では「MATANA」と世の中は三日見ぬ間の桜かなといった様相だ。
「GAFA」 ⇨ 「MATANA」 ⇨ 「??????」
このように世の中を牛耳っているIT企業セグメントも栄枯盛衰が極めて著しいことがわかる。
だから、
だからこそ、
MATANAの次にくる「やっこさん」を創造するのが楽しいんだ。
MATANAという略称からして「長持ち」を前提にしていない感全開である。
なんせ「又な!」だからねえ。
より正確を期した日本語に直せば「ABAYO!」であり柳沢慎吾である。
では、
「ネクストMATANA」は何なのだろうか?
これが本日の主題である。
BAKANAの時代
根本的に面白いものほど世の中に流布しやすい。
バカっぽいフレーズほど馬鹿馬鹿しいほどに流布していく。
しかもMATANAの次にやってくる影の支配者という至上の命題を民に知らせなければならない。
そこで「BAKANA」だ。
もはや我々に残された猶予などを鑑みればこれしかない。
団塊ジュニア世代の魂を揺さぶれ
団塊世代が減少局面に入ったいま、
ボリュームゾーンが最も分厚いのは団塊ジュニア世代だ。
しかも団塊ジュニア世代は自分で使えるカネを日夜蓄えている。
よってここを攻略するものがマーケティングを制するのだ。
一口に団塊ジュニア世代といってもその範囲は広い。
1967年生まれぐらいから1977年生まれぐらいと広範囲にわたる。
だがこの団塊ジュニア世代には共通項がある。
それはジャンプ黄金期に「洗脳」されているということだ。
ジャンプ黄金期といえば「北斗の拳」。
北斗の拳といえば「雲のジュウザ」。
雲のジュウザといえば、「ば・・・バカな・・・」だ。
強き男は死しても愛を語らず
ジュウザが腕ひしぎ逆十時で起死回生を図るも、ラオウの馬鹿力によって万事休した。
その時に発した名台詞が、「ば・・・バカな・・・」である。
これは団塊ジュニア世代に「刺さる」こと間違いない。
しかも弱きものが強きものに立ち向かうという構図も判官贔屓を好む日本人全般にうったえかけるものがある。
MATANAは掛け値なしに手強い。
情報支配というヌエのような存在で、支配されていることを我々に容易には悟らせない。
だから、
だからこそ、
「BA・・・BAKANA」なのだ。
BAKANAの正体
ではMATANAの次にやってくるBAKANAの構成要素を発表しよう。
M マイクロソフト
A アップル
T テスラ
A. アマゾン
N エヌビディア
A アルファベット(≒Google)
↓↓MATANA↓↓から↓↓BAKANA↓↓
B ブラックウォーターUSA(New!)
A アップル
K コーク・インダストリーズ(New!)
A アマゾン
N エヌディビア
A アルファベット
このようにマイクロソフトとテスラが脱落し、新たにブラックウォーターUSAとコーク・インダストリーズが名を連ねた。
マイクロソフトとテスラはどうにも経営者に癖があり安定しない。
だからここらで一旦外れてもらうことにした。
もはや気分は秋元康である。
新加盟メンバーご紹介
新たに名を連ねたブラックウォーターUSAとコーク・インダストリーズについて説明しよう。
まず「ブラックウォーターUSA」とは民間軍事企業の先駆けである。
イラク戦争で「戦争の民営化」に一役買った企業であり一部では悪名高いと評判だ。
大戦リスクが喧伝されている現状にあってブラックウォーターUSAの存在は日増しに大きくなっている。
そこで新加盟させたのだ。
次にコーク・インダストリーズはアメリカの株式未上場ガリバー老舗企業。
さしづめ「アメリカ版パソナ」だ。
原油から金融そして最近ではITに食指を動かしている。
創業以来コーク家が支配しており謎めいた企業の代名詞といえよう。
詳しくは池上彰の著書をパラパラ捲って欲しい。
捨てがたい「BAKADA」
「BAKANA」という新たな影の支配者を考えるにあたって、「BAKADA」も最後の最後まで有力候補として捨てきれなかった。
あたかも引っ越しの際に見つけてしまった「北斗の拳・8巻」のような存在だ。
だがBAKANAからBAKADAに名称を変えてしまうと、
「N」であるエヌビディアをおっことさなければならない。
AI花盛り社会にあってパソコンの主要パーツに一躍躍り出たのが「GPU」だ。
エヌディビアはこの「GPU」開発製造で一日の長があり、今のところ死角らしきものは見えない。
だから「N」を落とすことはかなわなかったのだ。
だがモノづくり、わけても半導体やCPUといったパソコンキーパーツ分野は一昔前まで日本企業の独壇場ではなかったか。
日本企業がこの分野で復権を果たした暁には、「BAKANA」から「BAKADA」に呼称を変えてやろうじゃないか。
「N」を引っこ抜いて「D」を新規メンバーにするのだ。
要は、
DOTOURの株を買えっっ。
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