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Shuvalもヤバい/本当にヤバい高槻/キッシュ編
大型ショッピングモールなしで到達できる最高水準の文明。
それが大阪府高槻市界隈にて具現化されている。
その噂を耳に挟んだ我々は、
阪急京都本線・阪急高槻市駅前に視察へとおもむいた。
万難を排し…
駅に着くと、
雨が激しく、とても激しく哭き出した。
だが我々には、
ことの真贋を見極めるまで、「戻る」という選択肢は存在しない。
万難を排し、不退転の決意で強行に歩を進めること4分。
ドブネズミのようになりながらも、
我々は目的地である「まちのバル+ビストロ Shuval」へと到着した。
アクセス簡略図
JR高槻駅
↓徒歩6分
Shuval ←←徒歩4分
阪急高槻市駅
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我々が想定しない激雨を避けている間に、先客が次々とShuvalへと飛び込んでいく。
女性の突撃態勢から類推するに、相当な人気店らしい。
否が応にも期待は膨らむ。
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早く食べたい。
108つある煩悩たちが騒がしいが、
我々は読者に臨場感をもって伝える義務がある。
限られた予算の中であってもベストを尽くす。
槍のような雨だったが、手のひらを貫かれながら朦朧とする意識の中でシャッターを切った。
最廉価メニューにこそ魂は宿りたまふ
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ランチメニュー
「なぜ、メニュー表の下半分が切れているのだ??」
「高価なメニューが恣意性をもって隠されているように見えるが???」
至極当然の疑問だろう。
だが、
それには深いとても深淵なわけがある。
wikipediaと同じで我々も寄付を募集しようと企んでいるのだ。
予算が枯渇していると見せかけるため、水面下で巧妙な根回し&工作活動中なのである。
よってブルジョワなものは食べられない。
下半分はとてもじゃないがランチじゃ食えない。
有閑マダムたちは、とても正気の沙汰とは思えない。
したがって、
ここでは「手作りキッシュと前菜のワンプレート」一択となる。
最廉価なメニューにどれだけ手をかけているか、
それを見れば飲食店の真価は推し量れるのだ。
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貧乏ランチがやってきた。
ほら、来た!
値段ではないのだ!!
ホンマもんの店というのは、たとえ最廉価メニューであっても景観からして違う。
ホンマもんは刹那にして空気を変える。
スープなし スープ付き
980円 1280円
300円分のスープすらもケチってよかった。
7月に入って梅雨真っ最中だというのに財布は火の車なのだ。
スープはガストのスープバーで頼むものと決まっておろう。
不退転の決意は間違っていなかった。
我々はほっと胸を撫で下ろす。
北シン地 爆誕
阪急高槻市駅とJR高槻駅は徒歩9分の距離にあり、その間に一大グルメベルトが構築されている。
ーーーーJ R高槻駅 ーーーー
🔳🔳🔳🔳↕︎徒歩
🔳🔳🔳🔳↕︎9分
ーーーー阪急高槻市駅 ーーー
あたかも大阪梅田界隈で食の聖地として名高い「北新地」が埋め込まれているかのようだ。
…
いいから、本当に、本当なんだってば_:(´ཀ`」 ∠):
黙って俺の話を聞け!
…じゃあ、ここでは、
「北シン地」にしておこう。
「北摂地域の新開拓地」を略して「北シン地」である。
…
あまり知られていないが、
W高槻駅周辺には「北シン地」が広がっている。
当然、本日視察している「まちのバル+ビストロ Shuval」も北シン地を支える名店だ。
百聞は一見に如かず。
これを見よ。
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「美味そう」なのではない。
「美味い」のだ。
目の正月だ。
目の盆だ。
目の6連休だ。
盆と正月が6連休を伴って目にやってきた。
ドライアイなんて気にしている場合か。
眼精疲労も吹っ飛んだ。
心療内科では、
「しばらく時間がかかりそうだね…一緒に頑張ろう…」
と云われたが、
一瞬で治りやがったわ。
北シン地 爆誕の瞬間である。
本当にヤバい高槻
まず、からふね屋モーニングの上げ膳据え膳ぶりがヤバい。
次に、
餃子天国の爆食い上等ぶりがヤバい。
麺屋たけ井の滋味たっぷり具合がヤバい。
「くろき」の海鮮丼鮮度がヤバい。
「洋食のいろは」のエビフライのフワトロ感がヤバい。
「手打吉兆」のトロける腰のお嫁さんウドンがヤバい。
そして、本日の視察によって、
「まちのバル+ビストロ Shuval」のキッシュも秀逸絶品であることが判明。
つまり、
「北シン地」を掌中におさめた高槻界隈が本当にヤバい。
大阪・北新地なんかいらんかったんや。
だが、
元祖・北新地だってまだまだヤバい。
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