須陀洹(シュダオン):「身見、疑惑、戒取」の三結を断じ、須陀洹へ向かう 聖者の第一段階「須陀洹(ジュダオン)」への道はどのようなものでしょうか。この目標に到達す…
仏道修行者として、わたくし達凡夫が、仏陀・阿羅漢へ向かう最初の段階として、まず須陀洹(シュダオン)を目指すことになります。須陀洹にはいくつかの定義がありますので…
川口祐繁
2024年6月13日 19:25
須陀洹(シュダオン):「身見、疑惑、戒取」の三結を断じ、須陀洹へ向かう聖者の第一段階「須陀洹(ジュダオン)」への道はどのようなものでしょうか。この目標に到達するには、そのイメージが具体的にできていることが不可欠です。どの山に登りたいか、目標を決めてこそ、登頂できます。さて、釈尊入滅後、しばらくすると「身見、疑惑、戒取」の本来の意味合いがだんだん分からなくなり、部派仏教・アビダルマ時代に様々
2024年5月28日 11:03
仏道修行者として、わたくし達凡夫が、仏陀・阿羅漢へ向かう最初の段階として、まず須陀洹(シュダオン)を目指すことになります。須陀洹にはいくつかの定義がありますので、ひの出版室『仏陀に学ぶ脳と心』、大東出版社『国訳一切経』を中心に全体像を見ておきましょう。なお、ご承知のように、須陀洹・預流になれば現世でも来世でも、惡趣(地獄の境涯)に落ちることがなく、聖者の流れに入り、心は寂静となってニルバーナ(