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【理事長コラム(1)】未来に向けた「川越市環境基本計画」「川越市環境行動計画」へ

知ってますか?「川越市環境基本計画」

 「川越市環境基本計画」は、川越市の環境行政の基本を定めた計画です。現行の第三次計画は、7年前の平成28年(2016年)3月に策定されたもので、「川越市緑の基本計画(平成28年3月改定版)」を包含しています。計画期間は10年間で、基準年度は平成28年度(2016年度)、目標年度は、3年後の令和7年度(2025年度)です。

本会の活動指針「川越市環境行動計画」

 行政計画である「川越市環境基本計画」に対して、市民や事業者、民間団体が川越市の環境に対してどのような行動をすべきかという観点で本会が川越市と協働で作成した計画が「川越市環境行動計画(平成29年2月改定)」です。この計画は、最初に策定された平成20年(2008年)1月の計画では「かわごえアジェンダ21」という愛称も付けられていました。

「川越市の望ましい環境像」とは

 川越市環境基本計画には望ましい環境像を「みんなでつくる、自然・歴史・文化の調和した人と環境にやさしいまち」としています。これだとイメージしにくいので、川越市環境行動計画では、「望ましい環境像が実現したときの川越のようす」を文章にまとめています(図)。

図 「望ましい環境像が実現したときの川越のようす」の項目とイメージをまとめたもの (筆者作成)

「環境に配慮した行動(チェックシート)」

 川越市環境行動計画には、望ましい環境像を実現するために、市民各々が実施すべき行動として40項目を4段階評価で得点化するチェックシートを掲載しています。3月は実施月間です。ぜひインターネットで回答をお願いします。

「見直し勉強会」等を立ち上げます

 本会では、第二次・第三次計画の策定前に勉強会を開催して提言をまとめ、また環境行動計画の作成委員会を開催してきました。次期計画の策定まであと3年。そろそろ勉強会を立ち上げます。

 川越市長は、令和3年5月1日に「小江戸かわごえ脱炭素宣言」を表明しました。日本政府が宣言した「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラル」を川越市でも実現しようと宣言したわけです。

 川越市環境基本計画も川越市環境行動計画も、27年後の「2050年カーボンニュートラル」に向けて見直しが必要です。本会では、さまざまな形で関連企画を実施していきます。会員内外の参画、参加をお願いします。

(かわごえ環境ネット理事長 小瀬博之)

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