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Fリーグ Div.1 第9節 ペスカドーラ町田vs湘南ベルマーレ @小田原アリーナ

戦前の状況

ペスカドーラ町田 前節しながわ戦に勝利。7勝1敗(3位)、7連勝中。
湘南ベルマーレ    前節バサジィ大分に敗戦。4勝2敗1分(5位)、2連敗中。

早々に勝ちパターンを作る

毎回熱い試合になる境川決戦。両チームともに高い位置からのプレス、サイドからの突破を持ち味としている。試合は開始早々にペスカドーラ町田が倉科選手のゴールで先制。この試合でも先制点を奪い、序盤から試合を優位に進める。ペスカドーラは直近3試合連続で1stピリオドは無失点。さらに今シーズン9試合のうち、1stピリオドで失点したのはY.S.C.C.横浜戦とシュライカー戦の2試合のみ。そして、守備から追加点が生まれる。13’40、右サイドからの仕掛けを荒川選手がカット。そのままドリブルで持ち上がりシュートが決まる。前節に続いて個の力のみで奪ったゴールだった。その後はどちらにも得点は生まれずハーフタイムを迎える。ファール数が少なく、ペスカドーラのディフェンスが機能していたことがわかる。

課題と安定感

ハーフタイム明けのワンプレー目。ペスカドーラ町田は湘南ベルマーレ堀内選手のシュートのこぼれ球を牧野選手に押し込まれ失点を喫する。前節しながわ戦でも2ndピリオド早々に失点をしている。対策をたてられているのか?集中力か?この時間帯のディフェンスの入り方にはまだ課題が残る。1点を返し流れを引き寄せた湘南ベルマーレだったが、ペスカドーラは徐々に落ち着いた対応をみせ、追加点は与えない。21’35には右サイド、ヴィニシウス選手からのパスをゴール前の荒川選手が冷静に沈めて再び2点差。終盤はパワープレーディフェンスがリードを守りきりタイムアップ。アウェイの地で連勝を8に伸ばした。

まとめ

試合を通してのシュート本数は湘南ベルマーレの方が多かった。

荒川選手の成長が著しい。この試合ですでに昨シーズン6ゴールに並ぶ。オフェンスはもちろん今シーズンはマークの受け渡し、1対1などのディフェンススキルがアップしている。

山中選手、ヴィニシウス選手がシュートチャンスを作れない代わりに倉科選手、荒川選手が躍動。

ペスカドーラは今シーズン相手のパワープレーでの失点がいまだに0。相手チームに決定機を作らせず、時間を消費させている。

得点に関してはどの時間帯でも取れている

得点が1試合平均2.78、失点が1試合平均1.44。得点数が失点数のほぼ倍。
大勝は少ないが、リードを守り確実に勝利を収めている。

次節はホームで名古屋オーシャンズとの上位対戦。今シーズンはファイナルステージを含め3回対戦があります。その1本目がどのような試合になるのか。今後の優勝争いにも関わってくる重要な一戦になります。ぜひ町田市立総合体育館でご観戦ください。

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