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Fリーグ Div.1 第8節 ペスカドーラ町田vsしながわシティ @町田市立総合体育館

戦前の状況

ペスカドーラ町田は前節バサジィ大分戦に勝利して6勝1敗(2位)、6連勝中
しながわシティは前節ボルクバレット北九州に敗れ1勝5敗1分(11位)

スタメン

GK ジョヴァンニ
FP 伊藤
FP 倉科
FP 山中
FP 野村
5試合連続同じスタメン

荒川劇場

ゴレイロを含めてのビルドアップが持ち味の両チーム。試合開始からどちらのチームも前からのプレス強度が高い。相手のディフェンスを崩して決定機を作ろうとするペスカドーラ町田に対し、しながわシティは崩し切る前にミドルシュートを放つシーンが多かった。8’35、左サイド深い位置で受けた荒川選手。しながわのサカイ選手を背負いながら放った反転シュートが決まりペスカドーラが先制。その後はしながわの方がリスクを負って攻めていた。1stピリオド終盤に品川が6つ目のファールを犯しペスカドーラが第2PKを獲得。荒川選手がキッカーを務めたが、ここは黒本選手にセーブされ、スコアは1-0のままハーフタイムを迎えた。

我慢比べの2ndピリオド

ハーフタイム明けから、ペスカドーラはしながわに押し込まれる時間が続く。23’05に右サイドの笠選手にシュートを決められ同点に追いつかれる。3節のすみだ戦でもナチュラルパワープレーから主導権を奪われ、失点するシーンがあった。それでも開幕戦以降連続失点をしないのが今のペスカドーラの強み。さらに前掛かりに攻めてくるしながわに対し、GKジオヴァンニ選手がセーブし、素早くスローしてカウンター。いち早く反応した山中選手がキーパーとの一対一を沈め再び勝ち越し。終盤しながわがパワープレーを試みるがペスカドーラのパワープレーディフェンスはチャンスを作らせず、逆にジオヴァンニ選手のパワープレー返しが決まり、リードを2点に広げ試合終了。チーム初の7連勝を飾った。

高い位置からのプレス、自陣からのビルドアップ、素早い切り替えと両チームともに似通った部分が見えた。今の順位に差があるとすれば、勝ち方のパターを持っているかどうかではないだろうか?先制逃げ切り、打ち合い、逆転勝ちと様々なパターンで勝利を手にしているペスカドーラの方が試合巧者ぶりを発揮した。

まとめ

今節は3得点、1失点。一試合平均の得点数が2.75点、失点数が1.5点。
ゴール数は荒川選手がチームトップタイに浮上。今シーズンもGKジオヴァンニ選手が得点。

シュート数が五分五分。前半はペスカドーラ、後半はしながわが上回った。

ヴィニシウス選手がシュート0本だったが、代わって日根野谷選手、髙橋選手、雲切選手の積極性が光った

名古屋オーシャンズとは得失点差があるものの、勝ち点は並んで2位。直接対決まで離されずにこの順位をキープして欲しいです。首位と2位が競っているとリーグは面白い。ペスカドーラ町田がFリーグを盛り上げて欲しいです。

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