見出し画像

ペスカドーラ町田vs湘南ベルマーレ 2022.12/04 @町田市立総合体育館

前節は残り1分を切ったところでフウガドールすみだに追いつかれ、引き分けたペスカドーラ町田。連勝は3でストップしたものの依然3位をキープ。一方、湘南ベルマーレも立川アスレティックと引き分けており現在4位。この上位対決はプレーオフを睨み、どちらのチームも勝ち点3を目指している。試合前から両チームともにTwitterで応援合戦を繰り広げ「境川決戦」を盛り上げている。前回対戦は2-2の引き分け。昨シーズンも2試合とも引き分けており、思うことは唯一つ「そろそろ決着をつけようぜ!」

スタメン

GK ジオヴァン二
FP 伊藤
FP 高橋
FP 山中
FP 荒川
野村選手がベンチ外

戦う集団

試合は立ち上がりから両チームとも激しいプレスの応酬。そして01'42、高い位置でペスカドーラの原選手が引っ掛けたボールを収めた遠藤選手が迷いなくシュートを振り抜き、ペスカドーラが先制する。遠藤選手は嬉しいFリーグ初ゴール。どちらのチームもプレスや奪ってからの切り替えが速く、そこから生まれる決定機を両チームのGKジオヴァンニ選手、フィウーザ選手が好セーブで阻止していた。1stピリオドはペスカドーラがリードしたままハーフタイムを迎えた。
ペスカドーラは試合開始の1プレー目でセット変更する。実はこの交代がこの試合にかけるプランを表していた。1st、2ndピリオドを通して、髙橋選手vsロドリゴ選手伊藤選手vs堀内選手遠藤選手vs内村選手など、至るところで選手のマンツーマンのマッチアップがあった。これらの局地戦で長所をぶつけ、相手の良さを消して試合を優位に進めようとしていた。ペスカドーラが仕掛け、ベルマーレがそれに乗った。

パワープレーという武器

次の1点が試合に大きな影響を与える2ndピリオドが開始。その待望の追加点がペスカドーラに入る。25’48、ボールを持ったGKジオヴァンニ選手がスルスルとハーフウェーラインまで上がり、ナチュラルパワープレーが開始。サイドの倉科選手へ預けたところにベルマーレディフェンスが2枚食い付く。奥でフリーになった雲切選手がワンタッチで中へ折り返すと、ディフェンスとGKの間に構えていた遠藤選手がゴールに流し込み、リードを2点に広げる。
ベルマーレも残り時間6分からパワープレーを開始し、その1プレー目できれいな崩しから堀内選手がゴールを奪う。2ndピリオドは両チームともパワープレーの形で得点を奪った。残り時間僅かなところでベルマーレが得たFKでは、ロドリゴ選手のシュートがポストを叩き、タイムアップ。2-1でペスカドーラが勝利し、今節の境川決戦は決着がついた。

まとめ

ペスカドーラは14選手がベンチ入りしているが、10選手しか出場していない。ほぼ2セット回しで固く戦った。
今シーズンのチームのゴール数は37。1試合平均のゴール数は2.5点。

Pivo選手がいい感じに並んでいます

シュートは計37本。今シーズンで3番目に多い本数。ちなみに前回対戦ではは23本でした。

遠藤選手の急成長に立ち会えた今節だった。この試合シュート6本。今までの試合で総シュート数は2本(Fリーグ公式調べ)。積極性がうかがえた。

高橋選手、ヴィニシウス選手、遠藤選手が6本ずつで最多

2-1とタフな試合をモノして、引き分けを挟んで4連勝。1巡目で引き分けた湘南に勝って、これで今シーズン勝てていないのは名古屋だけになりました。次節はアウェイでバサジィ大分戦です。順位こそ最下位にいますが、今までの実績や相性、選手達のタレントを考えると簡単な試合とはとても思えません。それでもチームを信じて、熱い戦いを期待しましょう!!

今回も読んで頂きまして、誠にありがとうございます!
いかがでしたでしょうか?
少しでもタメになったり、読んで楽しい気分になりましたら、スキorフォローをいただけると幸いです。
筆者の励み、喜びになります。
何卒、よろしくお願い致します!


この記事が参加している募集

#スポーツ観戦記

13,444件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?