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超大作を連載中の人は、短編も書いてみませんか?

WEBコンテンツを見ていると、いきなり長編小説を書いていて、コンスタントに投稿しているのに、ブックマークとかお気に入りとかをなかなか入れてもらえずに伸び悩んでいる人を見ます。
もちろんその作品は文章の書き方もちゃんとしているし、内容も面白いんですよね。しかし、読まれることは少ないです。
そういう人を見ていると、もったいないなぁと思います。

自分が読み手として考えたら読まれていない理由がわかると思うのですが……。

スコッパーの中には「40万字以上のものしか読まない」というようなガチ勢もいますが、ほとんどの読者はライトな読み方を楽しむ人ばかりではないでしょうか。

面白そうな作品があるなと思っても、それが60万字あったりしたらどう思うでしょうか。
読みだすのを躊躇しませんか?

例えばこれが「無職転生」とか「本好きの下剋上」のような『おもしろさ』に実績があるものならともかく、その作者のスキルもわからないのに、大作を読みだそうとするのは抵抗があります。
それと一生懸命その世界に追いついても、気づいたらエタ(更新停止)る可能性が高いものに手を出すのも躊躇します。長編は完結しないことも多いので。

ですから、長編に手を着けている人は、まず1作、今書いているものとは違う短編を仕上げてアップするのをおすすめします。

その作品を先に読んで、書く力、なにより書き上げる力が証明されて面白いと判断されたら、きっと安心して長編の方にも読者が来ると思います。

この短編というのも、長編のスピンオフではなくて、その話だけで完結しているお話の方がいいと思います。
その話だけで独立して読めたとしても、そこはかとなく他の世界のにおいを感じ、どこか内輪ネタを見させられている気がして敬遠してしまうので……。

短編なら読むという層が確かにあります。

そこから自分の作品を紹介して、まず自分を知ってもらって、それから自分の世界(本命の長編)を読んでもらうという方法を知ってほしいと思います。

こちらのnoteがお役立ちいただけてれば幸いです☆