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ボクサーに「打て!」と言ってはいけない

元プロキックボクサーでミドル級王者の今野顕彰さんに、
マンツーで1時間、キックボクシングの指導を受けました。
クラハやイベントで今野さんとお話する機会があって、
「いっちょ、やるか!」となったのです。

ボクシングや格闘技は好きで、数年前までは観に行ったり、
選手の本を作ったりしていましたが、最近はすっかりご無沙汰でした。
もちろん、キックボクシングは初体験です。

さてさて。
準備運動のはずのストレッチがまずできない(苦笑)。
ワンツーの左右は逆になるわ、肩は痛くなるわで、
汗だくで終えましたが、心身ともにすっきり。
特に最後のミット打ちは、何も考えずに「打つべし!打つべし」の世界に入ってました。
ただ、帰りは駅の階段を踏み外しそうになりましたが(笑)。

やってみてぼんやりとわかったのは、
(キック)ボクシングは極めて理論的で心理的なスポーツだということ。

よくボクシングの試合場でこんなこと言っている人がいますよね。
「なんで打たねえんだ!そこだ!打て!」
私も言っちゃってますが、
あれは打てないのではなく、打たないのです。
距離とタイミングを計っているか、です。
だから、打たないボクサーを批判してはダメなんだとわかりました。

ボクシングの魅力がわかっただけでなく、
自分の身体の弱点もわかりました。
なんでもやってみないとわからないことがありますよね。
今後もたぶん、やると思います。
6パックの腹筋、見せる日がくるかな(笑)。

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