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【初出版『最強の法則』100】 vol.40:企画段階から「熱い応援団」をつくる

前回は、初出版の場合、出版社の宣伝広告はほとんど期待できないので、
著者は「自分で売る」覚悟が必要ということをお話しました。
その際、SNSのフォロワー数も重要だが、
「濃い関係」の人がどのくらいいるかが重要であると指摘しました。

その「濃い関係」とは、どこでどうやって作れるのでしょうか。
第一に、SNSが大きな役割を果たしていることは間違いありません。
たとえば、最近も自著の発売の際に
こんな感じで宣伝プロモ―ションを展開している方がいらっしゃいました。

・SNSで応援のお願いを呼びかけ
・タイトル案やカバー案ができたら、「どれがいいか?」をSNSでアンケート
・発売日決定とともに、無料セミナーなどを特典にしてAmazonで予約してもらう。
・Amazonで部門別ランキング1位を狙うキャンペーン実施
・書店さんでの購入と書店店頭写真のアップを呼びかけ。SNSなどでお礼メッセージ
・ClubhouseやFacebook、インスタ、YouTubeなどで発売記念ライブ。各番組をハシゴ出演

実にマメに「プロセス」を見せながら、応援の輪を広げています。
そこで気づいたのは、応援すること自体が著者と読者(応援団)の交流とエンターテインメントになっていること。
私も実は、複数の著者の方を応援すべく、SNSで追い掛け回しました(笑)。

単純に楽しかったからです。
そして、一緒に作品を創っていく、売っていく感覚が味わえる。
喜びをシェアできる。
「共有感」がカギかなと思いました。

こうした著者の動きをサポートするのが、コミュニティを中心とした「応援団」です。
著者に限らずリアル、オンラインのコミュニティをつくる動きが急速に増えていますが、メンバーは当然著者のファンであり、「○○さんのためなら」と宣伝広報活動をやってくれるわけです。

あなたにコミュニティメンバーや応援団的存在がいれば、当然企画書に書くべきですし、
いまいなくてもこれから育てていく価値はあります。
次回も、企画書の宣伝プロモ―ション部分を深堀りしていきます。

ではでは!


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