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レース見解・回顧

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2023年11月の記事一覧

チャンピオンズカップ(2023年)有力馬見解

チャンピオンズカップ(2023年)有力馬見解

■クラウンプライド 1人気4.7倍想定
昨年のチャンピオンズカップは1着にクビ差の2着と好走。

そこから4戦しているが、すべて海外・地方での戦績になるので、昨年のチャンピオンズカップのパフォーマンスが一つの大きな指標となる。

その昨年のチャンピオンズカップはロスなくスムーズな競馬が出来ており、恵まれた競馬での2着であった。上位勢はすべて道中で内目を回った馬が独占しているように、展開が向いた上で

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福島12R(20231118)回顧&次走注目馬

福島12R(20231118)回顧&次走注目馬

今回取り上げるのは土曜日福島最終レース。

芝稍重で行われた一戦。

とにもかくにも上位入線馬の脚質をご覧いただきたい。

・1着:16番ボーイングランデ 15-14-12-8
・2着:01番コスモバラタ 7-7-5-3
・3着:14番クロスライセンス 9-10-9-8
・4着:07番ヒルノアントラ 11-12-12-11
・5着:15番マイネルカンパーナ 14-14-14-12

完全な差し決着

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マイルチャンピオンシップ(2023年)有力馬見解2

マイルチャンピオンシップ(2023年)有力馬見解2

■ソウルラッシュ
前走の京成杯オータムハンデキャップはトップハンデの59kgを背負っての快勝。但し、イン前有利の展開の恩恵を受けたのも事実。

G1レースには三度挑戦して結果が出ていないが、2回は致命的な不利を受けており度外視が可能。不利なくレースを進められた昨年のマイルCSでは僅差の4着と良いところまで来ている。

馬場が渋った方が良いタイプの馬で当日の馬場状況も鍵を握る。また、乗り難しい面があ

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福島記念(20231112)回顧&次走注目馬

福島記念(20231112)回顧&次走注目馬

福島記念はハンデ戦。

ハンデ戦はゴール前で横一線になることも多いが、今年はハンデ戦らしからぬ着差の開くレースになった。

その原因は3コーナーから直線にかけて不利が多発したこと。

多発した不利をくぐり抜けて比較的スムーズな競馬ができた馬が上位に入線しており、もう一度レースをやり直したらガラッと着順が入れ替わるだろう。

このレースで次走注目したいのは...

ジャパンカップ(2023)有力馬見解

ジャパンカップ(2023)有力馬見解

■イクイノックス
前走の天皇賞(秋)は、レース内容・走破時計共に申し分がない圧巻の勝利。歴代の天皇賞(秋)の中でもトップクラスのパフォーマンスを披露したといって良いだろう。

末脚が存分に発揮できる東京コース・距離2400mは何の不安もなく、様々なポジションからレースを進めても直近は5連勝しているように、いよいよ隙がなくなってきた印象。

唯一の心配点は体質面。2歳時から体質が弱く調整に苦労してい

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マイルチャンピオンシップ(2023年)有力馬見解

マイルチャンピオンシップ(2023年)有力馬見解

■セリフォス
前走の安田記念は2着。レーン騎手がラチ沿いぴったりをロスなく騎乗し、直線で前が詰まりそうになりながらギリギリのところを割って抜け出すも勝ち馬のソングラインに差し脚に屈した形。ほぼ完璧な競馬ができての2着であり、この辺りが本馬の最大パフォーマンスだろう。

5か月半ぶりの実戦になるが、2週前は栗東CWで大外を回ってラスト1F10.9秒、1週前はさらにタイムを縮めてラスト1F10.7秒と

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エリザベス女王杯(2023年)有力馬見解②

エリザベス女王杯(2023年)有力馬見解②

有力馬見解の第一弾は下記

■サリエラ
半兄サリオス・全姉サラキアということでデビュー時から注目されてきた馬。3歳秋にはローズステークスで2着に入るなど飛躍が期待されたが、近3走はすべて1人気に支持されながらも1着→3着→7着と期待を裏切っている状況。

但し、近3走はいずれも牡馬との混合戦。牝馬限定G1ならとそれなりに人気を集めそうではあるが、気になるのは斤量。前走時428kgと小柄な馬で、斤量

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[23年11月1週目]コーナーロス注目馬

[23年11月1週目]コーナーロス注目馬

■23年11月05日(日)福島02R
注目馬:ドレッド
→デビュー戦と違って進みが悪く、馬の気が乗っていなかったのだろう。とはいえ、無策の騎乗で4コーナーでは、大外を回すとんでもないロスがあった。直線は前との差が開き過ぎていたが最後まで脚を伸ばしていた。次走人気を落とすようなら改めて注目したい。

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福島07R(20231105)回顧&次走注目馬

福島07R(20231105)回顧&次走注目馬

今回取り上げるのは日曜日の福島07R。

ローカルの芝2600mというマニアック条件。こういうレースにこそ次走でお金になるお宝馬がいる。

前後半タイムや上がりタイム見ればスローペースのレース。

・前半82.85秒-後半80.05秒
・道中平均ラップ12.61秒-上がり3F平均ラップ12.27秒

おそらく各種媒体等でもペースはスローという風に記載されているだろう。

しかし!!

アルゼンチン共和国杯(2023)有力馬見解

アルゼンチン共和国杯(2023)有力馬見解

[MAXアビリティ]
過去の最大パフォーマンス値。適性・枠順等を加味していないため、今回同じパフォーマンスを出せるかというと別の話しになりますが、競走馬の潜在的な力を測る上で有効な指標です。

川田AIの好走率偏差値を支えるファクターの1つです。

■ゼッフィーロ
キャリア11戦で馬券圏外に敗れたのは1度のみ。その1回も4着と抜群の安定感を誇る馬。直近5走は上がり1位の脚を使えているように末脚が武

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