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レース見解・回顧

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2023年9月の記事一覧

シリウスステークス(2023)有力馬見解

シリウスステークス(2023)有力馬見解

■レモンポップ
南部杯に出走予定。南部杯は期待値の高いレースになりそうです...

■ハギノアレグリアス
阪神ダートでは崩れたことがない馬でこのメンバーでは実績上位。但し、6歳馬ながらキャリアが浅いこともあってこれまでに57.0kgしか背負っていない。レモンポップが回避すれば58.5kgのトップハンデでの出走となるのはマイナスポイント。いつも以上に行き脚がつかないため展開も鍵になってくるだろう。

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スプリンターズステークス(2023)有力馬見解

スプリンターズステークス(2023)有力馬見解

■ナムラクレア
昨年のスプリンターズステークスは大幅なコーナーロスがあっての5着。ただ、その事実が世間に知れ渡り過ぎているので推定回収率の面では期待できなさそうなのが難点。もちろん、能力が高いのは間違いないので買い目にはいれるべき馬。

■アグリ
阪急杯で既にG1級のパフォーマンスは示している馬。高松宮記念は不良馬場で度外視できるし、前走も上々の内容。展開に左右されにくい自在性も魅力的で、好走率偏

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ながつきステークス(2023)回顧&次走注目馬

ながつきステークス(2023)回顧&次走注目馬

先週はオールカマー・神戸新聞杯と重賞が実施されましたが、それよりも次走に向けて注目したいのが土曜日中山メインのながつきステークス。この日のダートは重馬場ということもあり時計の早い決着に。

こういうレースで負けた実力馬を、時計の掛かる良馬場のレースで狙うというのが私の必勝パターンの1つ。

そこで注目したいのが....

オールカマー(2023)有力馬見解

オールカマー(2023)有力馬見解

■ジェラルディーナ
前走の宝塚記念は後方にいた馬が恵まれたレース。本馬は後方待機から早めにマクっていったので負荷が強かったが、上がり3Fに限界があるタイプなので武豊騎手も早めの追い出しを意識したのだろう。そういった意味では好騎乗だった。着実に強くなっている。

■タイトルホルダー
G1を3勝する実力馬だが掲示板外も3回(国内のみ)。さらに3着は1回もないように、勝つときは圧倒的な強い競馬を見せて、

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神戸新聞杯(2023)有力馬見解

神戸新聞杯(2023)有力馬見解

■ハーツコンチェルト
1勝馬ながらダービーは3着に好走。ダービーはイン前が恵まれたレースだったので、向正面でポジションを押し上げたのは大正解。騎手の好判断が光ったレースであった。1勝馬であることからもわかるように、常にワンパンチ足りない馬。単勝が過剰人気するようなら別の馬から勝負した方が良いだろう。

■ファントムシーフ
前述した通り、ダービーはイン前が恵まれたレース。実際に、ファントムシーフと同

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セントライト記念回顧&次走注目馬

セントライト記念回顧&次走注目馬

今年のセントライト記念は、個々の馬に大なり小なり有利不利はあれど全体として、実力馬が力を発揮できたレースだったと言えるでしょう。上位入線馬はいずれも中距離タイプに感じるので菊花賞に向けてさらなる上積みがあるかと問われれば微妙です。個人的には菊花賞は別路線組から探したいと考えています。

さて、セントライト記念で1頭だけ注目していただきたい馬がいます。次の図をご確認ください。

ローズステークス(2023年)有力馬見解

ローズステークス(2023年)有力馬見解

■ブレイディヴェーグ
初戦こそ取りこぼしたものの、上がり32.3の脚を使っての負けなので展開が原因。その後の2戦はレース内容・時計評価共に特筆級。前走は1勝クラスではあるが3歳限定重賞なら充分に勝ち負けできる時計。好走率偏差値上位必至の馬だろう。

■ソーダズリング
フローラステークス2着は展開に恵まれたものでもあり、春に示したパフォーマンスはまずまずといったレベル。調教でどれだけ成長を見せている

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セントライト記念(2023年)有力馬見解

セントライト記念(2023年)有力馬見解

■ソールオリエンス
皐月賞1着・日本ダービー2着と立派な成績だが、皐月賞に関しては非常に重い馬場×超ハイペースの特殊レースで、日本ダービーはスローペースの前残り展開で評価できるレースでなかった。とはいえ、世代上位の能力を持っていることは間違く、今回はメンバーレベルも低い。好走率偏差値上位は間違いないだろう。

■レーベンスティール
前走はラジオNIKKEI賞で3着。レース映像を見ていただければわか

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