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ウソつき大会

今日は大学院の自主的な勉強会がありました。
昨日、嘘とフィクションについて考えたということもあり、
今日は嘘をテーマに議論をしようと思いました。
参加者は教授を入れて5人。

最初にウソつき大会を行いました。
まず最初の30分で、テーマを決めて雑談をする。
その雑談の中で、バレないように嘘をつく。
細かい嘘でもいいし、
バレないと思ったら大胆な嘘をついてもいい。
雑談が終わったら、感想を言い合う。
誰のどの話が嘘だと思ったか、
嘘を考えるのは難しかったか、
嘘をついてみてどうだったか。
その後、「嘘」と「フィクション」について議論しよう というプランでした。

テーマは「夏休みの間の出来事」だったのですが
1人目の人がお題を無視したおかげで、けっきょく夏休みに全く関係ない話が続きました。
1人目。旅行で行ったバルセロナの宿でクリスマスに財布を盗まれ、途方に暮れて2時間ほど歩いていたら、前から歩いてきた2人組の日本人女性がお金を貸してくれたという話。
2人目。旅行中にバルセロナで、ランニングしていたスペイン人に英語で道を尋ねたところ、その人が有名なサッカー選手だったという話。
3人目。財布を落としてとても困っていた、目の綺麗な若者に3万円貸したら返ってこなかった。連絡先も聞いたがすべて噓だったという話。
4人目は、冬の凍った道で車がスピンして、前から走ってきた対向車にぶつかりそうになった時、側溝にタイヤがハマって脱輪したおかげで ぶつからずに済んだという話。

嘘を考える事は 意外と気持ちいいという感じではなくて、むしろ気持ち悪かったぐらいなのですが、
種明かしが興味深かったです。
1人目は主体と客体が逆という嘘。お金を貸した方が自分だった。
2人目は、話自体は本当だが、友達の体験談を自分のこととして話した。
3人目は、3万円ではなく1000円だったという金額の嘘。知らない人に3万円も絶対貸さないとのこと。そりゃそうですね。
4人目は、スピンして側溝にハマったのは本当だが、実は対向車などいなかったという嘘。

個人的には4つめの嘘がいちばん興味深いというか、ホラー要素が感じられて面白いなと思いました。

このあとも議論は続き、2コマ目は別のお題でワークしたのですが、
その話はまた別の機会に。

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