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読書の夏、外へ出よう。

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

8月ですね、読書の夏がやってきました(笑)。

こんな暑い日は冷房の効いた喫茶店で熱い珈琲を飲みながら本を読むのが至福ですね。
今夏休みが貰えるのならば、1ヶ月ほど京都に籠り、下鴨神社の納涼古本まつりに連日の如く行っては本を買い漁り、四畳半の安い民宿で読書三昧の日々を送りたいものです(多分、3日で飽きると思いますが)。

ただ、私の経験からして、読書し過ぎることにはデメリットがございます。それは、

人とのコミュニケーションが低下すること

です。アニメや漫画に出てくる読書家や図書委員というものは、総じて物静かで、真面目で、(良い意味で)幸薄そうな雰囲気を醸し出しているものです。

中学時代から歩き読書を体得し、余暇時間は読書ばかりしていた私なので言いますが、自称読書家というものは、基本的に一人で過ごしたがるもので、どんどん内へ内へと籠りがちになってしまいます。

読書家にとっては、友達や電車の中で他人が読んでいる本が気になってしまい、親しい間柄ならば誰の本を読んでいるのか尋ねてしまうものですが、善良な一般市民にとって、読書している人に声を掛けるのは聖域に足を踏み入れるが如く、近寄りづらいものなのです。

だからこそ、読書家はもっと外に出る必要があるのです。書を捨て町へ出よ、とは言いませんが、もっと人と話す機会が必要です。

本を読むことで、感受性が養われ、人の気持ちが汲めるようになると言われておりますが、その効果を試すためにも、人に会わねばなりません。

そう言うと、人と会う度に深い話をせねばならぬのかと仰るかたもいるかもしれませんが、私が伝えたいのは、本を語り合える友達をつくろう、ということです。

読書は見知らぬ友をもたらす
オノレ・ド・バルザック

人間は社会的な生き物。どんな人間でも人との繋がりを切ることは出来ないし、根源的に望んでいるものです。一人でも読書友達がいれば、人生はより豊かになりますし、自分の世界も広がります。

読書会に行ってみたり、出版関係のイベントに参加して本好きの方と交流すると、新たな輪が出来るかもしれません。この夏は、本を読み、外へ出ましょう!それではまた次回!

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