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加賀に行ってきました

こんにちは。
僕は12月の初めから1週間半、石川県加賀市にある、町づくり・育成型サッカークラブの
リオペドーラ加賀というところに訪問してきました。


▶ きっかけ
▶ でぽるたーれKAGA
▶ 生活
▶ 縁でできていく人生



きっかけ


なんで訪問したかというと、下記記事をたまたま友人から紹介してもらい、読んだ瞬間にワクワクがとまらなかったためです。

この記事の本人である田島昇太さん(たじさん!!)に連絡をさせていただき、zoomをして話を聞いてみようと思っていると即、
「来たら?」と言っていただきました。居候していいからと。

見ず知らずの人に、そんなことある?って思いながら、僕も即決で、「行きます」と言いました。
速い。笑 ほんとに最高です。ありがとうございます。



でぽるたーれKAGA


ここは、リオぺードラグループとして、スポーツ教育と食育をテーマに、
育成年代サッカークラブ、体育スクール、学童、福祉、
無農薬農業、加工販売や飲食店、ビール、全く希少な伝統ヨガのナディクレイジングなど、多岐にわたる事業を行なっています。
でぽるたーれKAGAという施設で運営されています。
これから、どんどんいろんなことに広げていくみたいです。



代表の八島昴旺輝さん(しょうきさん)が24歳の時に、ブラジルでサッカー留学をし、新潟で指導者を経て地元の加賀に帰った時に、
「サッカーの環境がなさすぎる。」と感じ、作りたいとの想いでできたクラブで、そこからサッカーと掛け合わしてまちづくりを行われています。
加賀から世界に誇れるモノ、コトを作り、世界から加賀に来てもらうことを本気で目指している。

そこには常識を疑い、ワクワクや本当の幸福を追求し、そんな未来を創ることが念頭に置かれている。芯があり、しなやかに様々なことに取り組んでいる。

実際に僕自身が全く知らなかった衝撃的な事実や取り組みがたくさんありました。
特に、「食」や「健康」について。化学の危険さ、自然の大切さについて。


社会や世間で良しとされている曖昧な当たり前や常識を疑い、
情報操作に違和感を持ち、自分たちが主体的に知ることで、選択をし、取り入れている。

そして、前回のnoteで触れましたが、育成方針にビビりました。子供たちは本当にイキイキしていました。主体性を持っている選手が多く、みんなうまくて、テキトーに蹴る選手がいなかった。



生活


毎日の生活は、毎朝毎晩温泉に入り、身体にイイモノをいっぱい食べ、泊まらせていただき、仕事のお手伝いをする。って感じでした。
こっちに帰ってきて、温泉がない生活がいま苦しいです。笑

↑山中温泉のメインストリート


田舎ですが、田舎だからこそ、良さがたくさんあり、革新的なこともある。

僕は今年、山形に行ったり今回の加賀に行ったことで、完全に田舎が好きになりました。(元々憧れていた)
空気がきれいで、田んぼや畑だらけなのが心地いい。星空がきれい。自然の恵みが心も体も健康にしてくれる。心と身体の健康はセット。
山形でも感じた、地域の人たちとの他愛のない会話や結びつき。

全部、現代の都市社会ではあまりないこと。





あまり整ってないから、なんでもできるし、やることいっぱいある。
それを表現しているのがリオだと思いました。


一言で言うと、最高に変な人達でした。笑

とにかく、3人の社員の方の家に転々とお世話になり、もてなしてもらえました。


ひたすら行動を共にさせていただいたのですが、
それが何より楽しくて、前向きになれて、あったかい時間でした。

何者でもない、見ず知らずの謎な男を、受け入れてくれて。

こんな大人になりたい、って思いました。
お金の使い方がかっこいい。
「いいから次またどっかで使ってくれ。」
「他で経済回して」

そんなこと言ったことないなー。

「お金をどう稼ぐか」というよりも「どう使うか」に意識が傾いているんではないかなと感じました。
僕はそういう考え方をする人が好きで、憧れます。

それは、現状やこれからの展望でわかる。
話す中でみなさんそれぞれ想いを話してくれました。

加賀の魅力、リオの魅力、コーチの仕事や農業の仕事で自分はこんな想いでしてる、だから仕事が好きだ、ここが好きだ、これからこんなことしていきたい、などなど。

将来への不安や世間との比較はあまり見えなかった。

加賀でリオ以外でしていきたいことを聞くと、山代温泉地域で人と人をつなぐシェアハウスを創るとか、山中温泉の地域の人に喜んでもらうためにバナナジュースを作って人を繋げるハブになりたいとか、

なんてワクワクする話。

ここで行われていることは全て、
これやったらビジネス的に当たる!とかではなく、加賀の良さを知ってもらいたい、地域の人たちに向けて、子ども達のために、
こういう想い、ワクワクで、したい。っていうのがあって、めっちゃ応援したくなることばかりでした。


そんな素敵な人たちからはプラスの言葉ばっかり出てきました。

そうすると、自然とプラス思考になる。脳をだましている。
できる限り捉え方をプラスにしているみたいです。たとえマイナスなことが起きても、そういうことだったな。とか勉強になった成長したとか。


自分の弱みも、個性。病気や障害があっても、それは逆に言うと希少。
違ってるだけ。
それは障がい者とされる学童の子たちへの向き合い方の言葉からも共通していた。


本当に捉え方次第で、なんとでもなる。ということを感じましたし、
この人たちみたいに、今を大事に、さらには未来志向でいたいなと感じました。



縁でできていく人生



ほんとに偶然か、いろんなことが
ここに来たのが運命だったのかなと感じることが多かったです。


自分が漠然とこんなのに興味があるって思うことが表現されていたり、新たな発見があったり、違和感が通じるものがあったり、自分が良いなって思う生き方をしている人がいて、


自分が興味あることで、僕がベトナムに行った際にこんなこと一緒にやろうなんてことも、しょうきさんに言ってもらえたり、、、



ここに来るのが必然やった気がするんですって言ったら、

「それはピントが合ってるからそうなったんじゃない?」と言われて、
スッと落ちた。

今まで自分が歩んできた道のりから、全部繋がってる。この前に山形行ったのも、運命。それは、カンボジア関連から来ている。カンボジアに行くまでにもいろんな偶然がつながっていて、いろんな人に助けられている。すべては人を蔦って今ここがある。自分の中で新しい、感性や考え、価値観がどんどん作られている。

偶然のようで、運命化を勝手にされている感じ。




 ありがたいことに、一月から加賀で学ばせてもらいながら、社員の健さん!の家にお世話になり、リオでアルバイトさせてもらう形となりました。期間は三月の初めまでです。





今年は捉え方を悪くすると、ほんとに悩み苦しむ年でした。
けど、ほんとに自分は幸せ者だなとも思いました。

感謝することが多く、それって本当に恵まれていることだし、幸せなこと。

ということは、感謝される側は倍以上に幸せなんやろうな。それをできる側になっていきたい。


僕に関わっていただいたみなさん、ありがとうございました。
自分で悩みこむことが多いけど、その縛りをほどいてくれるのはいつも、僕に関わってくれる人です。

人と人との間で人間は生きているんだなとより実感した一年でした。

自分がやっていきたいことも、結局はそういうことなんだなって思います。




来年もよろしくお願い致します。
良いお年を。


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