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東京日々日記

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人の笑顔のために、日々はたらくプロデューサーの日々日記。写真を撮りながら、旅するように。
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#カメラのたのしみ方

なんで写真撮ってるのかなって考えたことないけど、ただ好きだから撮ってるんだよね。カメラがじゃなくて、被写体が。だから嫌いな人は撮らないんだよね。

今年の夏は、なにもなく過ぎ去った。

 あっという間に9月も半ばをすぎ、日々秋の気配を感じている。  今年の夏は、あっという間に終わった。海にも山にも、温泉にもいくことはなかった。実家への帰省もしなかった。 仕事での出張もなく、都内をいったりきたり。家族揃っての外食だってしてない。 それはそれでわるくない夏だったのかもしれない。目を凝らせば、日常のなかにもたくさんのドラマがある。  でも、そろそろ遠くに行きたい。

うつうつとする日常で、人を撮る。

 最近、ときどき心がしんどい。コロナはおさまる気配はなく、リモートつづきで人にあう機会も少ない。本来なら祝祭であるオリンピックも複雑な状況にある。  仕事はしているが、アクセルとブレーキを同時に踏みながら、運転をしているようでスッキリしない。まわりにも、うつうつとした気持ちを抱えている人がふえている。もう1年半も難しい状況が続いている。  コロナ禍が始まってから「一期一会」を意識するようになった。  感染をさけるため、外出はいちじるしく減った。そんな中、人に会うことはな

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銀座界隈

愛おしい日常を残したい。

 火事になってから、何かに突き動かされるように撮影を始めた。これまで何気なくやり過ごしてきた家族との日常、それを撮り続けてきた。しかしずっと疑問だった。なぜ火事をきっかけに写真を撮るようになったのだろうか。  noteに上がってたワタナベアニさんの文章にハッとした。答えが書いてあった。 あの日以来、家族との日々を書き続けている。  火事になってしばらくは憔悴するような日々だった。非日常の連続でヘトヘトに疲れ果ていた。火事から6日目、僕は意を決して、noteに事の顛末を書