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電子マネー系機器導入の神社についてまとめてみました。

【令和4(2022)年6月21日 加筆版】

はじめに

ごきげんようさんでございます。

新型コロナウイルス感染症拡大予防対策の為、直接手で触れない箇所をいかに増やしていくかの対策が社会全体でも行われている中、各宗教法人でも諸々の工夫をされておるところでございます。

そうした中、以下の記事を拝読しました。

「産経新聞ー参拝もキャッシュレス 宮地嶽神社が電子マネー導入」(2021年2月18日付記事)

神社での電子貨幣決済システムの導入については、私も個人的に注視している問題なので、久方ぶりに調べてまとめてみることにしました。

上記の記事中には

キャッシュレス決済を始めたのは今年の正月からで、電子マネーやクレジットカードに対応した端末6台を各売り場に設置した。これに合わせて、キャッシュレスの参拝システムも導入した。現金の賽銭(さいせん)に代わって木製の『お賽銭板』を電子マネーなどでの決済で受け取り、それを賽銭箱に投げ入れる。
「産経新聞」HP「参拝もキャッシュレス 宮地嶽神社が電子マネー導入」(2021年2月18日付記事)より引用

とあり、導入に至る経緯については

・・・キャッシュレス決済の導入は、新型コロナの感染拡大がきっかけになった。もともとデジタル化対応を模索していたところ、密の回避や非接触など感染防止対策に迫られた。

・・・導入を後押しした西日本フィナンシャルホールディングス(FH)傘下の九州カードは、キャッシュレス「未開のマーケット」である神社仏閣への普及に力を入れる。

・・・(神社側としては)オンラインで決済できれば、現金のやり取りがなくそれだけ接触機会が減る。基本的に端末にスマートフォンやカードをかざすだけなので、決済のスピードが上がり、混雑も緩和される。同神社は昨夏から九州カードと協議を重ね、導入に踏み切った。
「産経新聞」HP「参拝もキャッシュレス 宮地嶽神社が電子マネー導入」(2021年2月18日付記事)より引用

と述べられており、一企業側からの提案(営業含む)もあり、最終的には、新型コロナウィルスの感染拡大防止対策がきっかけとなってシステム導入に踏み切られたとあります。

また、こちらでは、同時に参拝時のお賽銭の電子貨幣決済システムも導入されたとのことで、授与所にて決済後、木製お賽銭板を賽銭箱にお入れするシステムにされたとのことでした。

お賽銭板とは、どのようなお品&システムになっているのかを調べてみますと、新型コロナ禍中において安全にご参拝頂けるよう、お手水布・お賽銭板をあわせたご参拝セットとしてご用意され、初穂料も300円~のお納めとされておりました。

お賽銭の場合、参拝者側のお気持ち額を奉納いただくので、初穂料を指定する事はとてもデリケートな部分なので問題となる所なのですが、こちらでお賽銭板の初穂料を指定した経緯について推測してみますと、参拝時の混雑緩和が第一目的で、導入された九州カードはクレジットカード。決済機器は各授与所に設置。受付側が料金を設定しないと決済できないシステムなため、熟慮を重ねた上でこのようなシステムのご決定をされたのだと思います。

以上の事から、個人的には、キャッシュレス決済でのお賽銭奉納の問題について、できるだけ円満に解決できるよう諸々配慮をされ、聖俗のバランスをほどよく取ってよく熟慮された参拝システムだと思いました。

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写真:「宮地嶽神社公式HPニュース
令和2(2020)年12月30日付記事より

また、他にも今年のお正月に同様のシステムを導入された神社様がいらっしゃるのかを調べてみると、神田神社(神田明神)様も、お正月期間限定でお賽銭の電子決済システムを導入されたという諸記事がありました。写真付きでまとめられた体験レポート記事がありましたので添附します。

「電子決済マガジン」HPより「アナタは体験したか? 2021年の新しい参拝スタイルはキャッシュレスお賽銭とモバイルオーダーで非接触な初詣」(令和3(2021)年1月18日付記事)

こちらでは、みずほ銀行が提供する、「J-Coin Pay(ジェイ コイン ペイ)」を導入。J-Coin PayのスマホアプリからQRコードをスキャン後、自分でお賽銭金額を入力して奉納できるシステム。

また、その他にも事前にオンライン経由で、おふだ・お守り等の注文・決済を済ませて、境内に特設された専用授与所にて後日に受け取れる「モバイルオーダー」というシステムも導入されて対応。境内混雑回避をされたとのことでした。

【追記(令和4(2022)年6月21日)】

令和4(2022)年、神田神社様において上記の導入はなし。
個別にオンライン授与所が設けられております。
こちらでは、クレジットカードまたは銀行振込による決済での対応がなされております。

神社での電子貨幣決済システム導入の話

話は変わり、神社での電子貨幣決済システム導入については、
今年から初導入されたという訳ではなく、以前より導入を試みられている所があります。

お賽銭の電子決済システムを先駆的に導入されたのは、
東京都港区鎮座の愛宕神社様と記憶しております。

当時、こちらでのお賽銭キャッシュレス化のニュースは、神社界でも参拝者側でも大きな反響があって議論となり、現在も議論中となっているデリケートな部分であります。

愛宕神社様が先駆的導入を試みられるに至った経緯が気になったので、改めて調べてみますと、詳細が書かれている当時のニュースの記事を発見。

「Business Journalー神社のお賽銭、なぜ電子マネー対応?広がる“脱”硬貨がもたらす『3WIN関係』とは」(2014年1月26日付記事

上記の記事中には

参拝客がカード払いを求めることについて愛宕神社が悩んでいることは、創業当時から同神社の氏子であった楽天の三木谷浩史会長兼社長の耳にも入った。そこで楽天は2010年頃から、試験的に電子マネーの決済システムを神社の商品・サービスの支払いに導入するよう提案していたそうだ。
そして今年1月6日、初詣のお賽銭を電子マネーで奉納できるように、カードリーダーを設置することとなった。

記事元:「Business Journal」webサイト
神社のお賽銭、なぜ電子マネー対応?広がる“脱”硬貨がもたらす『3WIN関係』とは
平成26(2014)年1月26日付記事より引用

と述べられております。

また、「楽天株式会社 公式コーポレートブログ」(2017年1月30日付)の記事によると、

おさい銭箱の設置にあたり愛宕神社へお願いにいったのは、楽天の創業当時のオフィスが同神社の近くにあり、コンピューター関係や商売繁盛にご利益があるということで創業当時から、仕事始めの日に役員一同で参拝させていただいていたご縁からです。また同神社ではバーチャル参拝を実施されていたこともあり、電子マネーといったテクノロジーにもご理解をいただけるのではないかという期待からでした。
「楽天株式会社 公式コーポレートブログ」より「『楽天Edy』でおさい銭!」(2017年1月30日付記事)より引用

とのことで、導入されている電子機器は「楽天Edy」で、現在使用されいる「楽天Edy賽銭箱」は2代目とのこと。

また、「楽天株式会社 公式 Facebook」にて、初代Edy賽銭箱を作製された当時の担当者が裏話をされているインタビュー記事もありました。

上記のインタビュー記事によると、平成25(2013)年5月に提案、12月に入ってから実施が決定。設置場所が神社という事もあって、外枠を木箱にするなどの工夫・調整しながらDIYで作られたとのことで、平成26(2014)年1月6日に1日限定で試験的に設置された事が述べられています。

(「楽天Edy公式 Twitter」より、初設置当時のツイート)


その後、マスメディアなどで取り上げられて話題となり、大きな反響がありました。

その影響があったのかどうかは分かりませんが、翌年の平成27(2015)年には楽天Edy公式のTwitter・Facebookでの告知は無く、翌々年の平成28(2016)年以降に仕事始め日の1日限定で設置をするとの告知があって、年中を通してお賽銭を電子決済で奉納できるわけではないようでした。

また、「朝日新聞デジタルーおさい銭も電子マネーの時代 愛宕神社で1月4日限定(2016年12月22日付記事) 」によると

利用者の反応を見ながら今後、本格的な導入を検討する。
当日は楽天が無償で読み取り端末1台をレンタルする。通常、決済ごとに加盟店からもらう決済手数料もとらない。午前8時から日没ごろまで、本殿前に常設されているさい銭箱の横に端末を置く。
「朝日新聞デジタル」HP「おさい銭も電子マネーの時代 愛宕神社で1月4日限定」(2016年12月22日付記事)より引用

とあって、機器の所有者は神社ではなく、楽天Edy社側が所有レンタルしているとのことで、いまだに本格的な導入には至っていないようでした。

その他にも、キャッシュレス決済システム導入神社ニュース関連等々を拝読してわかった事は、日本でも電子決済サービスが多様化して推し進めている現在において、神社の氏子崇敬者からの要望、一企業からの(営業を含む)提案、電子マネー決済が常識的な外国人旅行者の参拝増加、記念御朱印頒布日などによる境内の混雑解消等々のさまざまな理由があり、時の流れの状況に応じて決断・導入されているケースが多く、一神社側が自発的に導入している訳ではないように見受けられました。

私が某神社で助勤している日に、一企業からの営業電話を受けたことがあります。その方は「住職はおられますか?」と言われたので「(神社なので住職は)おりません。」とお取次ぎはしませんでしたが(苦笑)

その他の営業電話や直接神社に来られて営業されている様子も拝見した事があるので、電子決済サービス系関連会社から、各神社にて導入への営業をされている場合があることは確かだと思います。

電子決済システムの話

また、電子決済システムも多様化していて一様ではなく、どのようなシステムがあるのか、一企業としてどのように提案しているのかについては、こちらが参考資料として一目でわかりやすかったので添附します。

「三井住友カード 会社案内サイト」より

以上を見てわかるように、ビジネス商業主体の利用システムとして、クレジットカードからプリペイド型電子マネー、交通系ICカードが使用できるシステムとなっています。

上記のサイト内の案内で注目した箇所は

これにより境内でのお守りや記念品の授与等、さまざまな場面でキャッシュレス決済をご利用いただけます。(※1・※2)
※1 お賽銭のカード・電子マネー決済は行っておりません。
※2 一部お取引できない決済手段がございます。

引用元:「三井住友カード 会社案内サイト」より

で、お賽銭のキャッシュレス決済は行っていないとのことでした。

この理由は、「財経新聞ー賽銭にも導入、キャッシュレス決済はどこまで利用できるか(2021年1月4日付記事)」によると

商品の売買ではなく、賽銭など祈願する意味合いのある金銭に対するキャッシュレス化に関しては、いまだ賛否両論が起こっている。実際、まだキャッシュレス決済を導入している施設は少ないといえる。

「財経新聞」HP「賽銭にも導入、キャッシュレス決済はどこまで利用できるか」(2021年1月4日付記事)より引用

と述べられています。

また、「下野新聞ー電子さい銭、拡大断念「宗教」審査通らず 日光二荒山神社 (2018年12月16日付記事)」にて、以前より導入を試みられている日光二荒山神社様にて、審査が通らなかったという記事がありました。

上記事によると

全国に先駆けて導入したさい銭の電子決済で、米国アップルの「アップルペイ」と、無料通信アプリのLINE(ライン)による「ラインペイ」の両決済サービスの追加導入を断念した。いずれも利用審査を通過しなかったためで、同神社は「たいへん残念。全国初の事例で判断が難しかったのでは」としている。同神社の電子決済を担当する東京都のコンサルティング会社によると、両サービスの取扱会社に利用を申請したところ、アップルペイは「宗教に関すること」が理由で審査を通過しなかったという。ラインペイは理由を開示していない。
「下野新聞」HP「電子さい銭、拡大断念「宗教」審査通らず 日光二荒山神社」(2018年12月16日付記事)より引用

と述べられており、宗教に関することが主な理由で審査が通らなかったとあります。

日光二荒山神社様が導入に踏み切られた経緯については、「下野新聞ーおさい銭も電子化開始 日光二荒山神社が全国初、中華系参拝者向けに運用」(2018年10月16日付記事) の記事中に

日光市山内の世界遺産日光二荒山神社が、増加する中華系参拝者の受け入れ対策として、スマートフォンでさい銭を“支払える”システムを導入したことが15日、分かった。参拝所に設置したQRコード付きの看板で電子決済ができる。同神社によると、恒常的なさい銭の電子決済導入は全国初。神社本庁も「類似事例は聞いたことがない」としている。
「下野新聞」HP「おさい銭も電子化開始 日光二荒山神社が全国初、中華系参拝者向けに運用」(2018年10月16日付記事) より引用

と述べられており、年中を通してお賽銭の電子決済システムを導入された初めての神社様とのことでした。

また、両記事を拝読すると、チャイナ系電子決済サービス「アリペイ」「ウィーチャットペイ」では審査が通ったようですが、こちらは主に中国人参拝者が利用する電子決済システムなため、その他多数の参拝者も利用できるように「アップルペイ」と「ラインペイ」の追加導入を試みられた経緯が汲み取れます。

そして、別件として一寺院様にて賽銭の電子決済システム導入後に問題が生じてしまった事例もありました。

両丹日日新聞ースマホで賽銭、御朱印送信 海眼寺でQRコード決済導入(2018年12月13日付記事)」の記事によると、海眼寺様にて平成30(2018)年にスマホアプリ決済「PayPay」を導入。QRコード決済にてお賽銭を奉納できるシステムにされたそうなのですが、この行為に問題が生じたようです。

その問題については、「INTERNET WatchーPayPayによるお賽銭、ネットでのQRコード公開を中止した理由は?その経緯が公開中(2018年12月17日付記事)」の記事によると

一時はネット上でもQRコードを公開し、賽銭の受付を行っていた。
(中略)QRコードをネットで不特定多数に公開して寄付を受け付ける行為は、PayPay側から停止の依頼があったそうで・・・
INTERNET Watch」HP「PayPayによるお賽銭、ネットでのQRコード公開を中止した理由は?その経緯が公開中」(2018年12月17日付記事)より引用

と述べられており、PayPay社側から停止依頼があったとのことでした。

また、その理由について、海眼寺住職は「note」にて

「おさい銭やお供えは寄付行為」であり、現状では「paypayの規約ではpaypayを寄付行為に用いることが禁止されている」ということです。

と述べられ、「PayPay」を導入された経緯については

paypayのサービスが始まった直後に加盟店申請し、登記簿など書類を送ってすぐにpaypayが使えるようになりました。他社の電子マネーにも申し込こんでいましたが審査で落ちましたので、paypayが初めてです。

と述べられており、宗教法人が電子決済サービスの審査を通すことは容易ではなく、企業側でもお賽銭の扱いはデリケートな部分としていることがわかります。

また、電子決済は主に商業用システムなので、こちら側が金額指定しなければ電子決済できないシステムが多く、これらのシステムを導入した場合、お賽銭金額を宗教法人側で指定しなければならないため、お賽銭のキャッシュレス決済は信仰的問題が生じてしまいます。

そういう意味では、愛宕神社様が導入されている「お賽銭用楽天Edy」は、自分で奉納金額を入力できるシステムなので、導入に踏み切れたのだろうと思いました。

さらに諸々調べていくと、その他一部の社寺でも、さまざまな決済システムを導入をされておりました。実際にどのようにシステムを導入しているのかについては、以下のブログ内にてよくまとめられた記事がありました。

「なおちょの知恵袋」より「【2021】電子賽銭が使える神社・寺一覧まとめ!対応キャッシュレス・電子マネーや登録方法も紹介」(2020年12月10日付記事)

以上の記事は、導入されている全ての社寺を紹介しているわけではありませんが、拝読してみますと、それぞれの事情に応じて多種の電子決済システムを各社寺の決定により導入されてことがわかります。

また、その他にも問題点はさまざまあり、その事について指摘されている記事がありました。

「Business Journalー『オンライン初詣』『キャッシュレス賽銭』は日本人に定着するのか?神社仏閣の意外な本音」(2021年1月1日付記事)

以上の記事中では、信仰的な問題、個人情報の管理、課税の流れへつながる可能性などの問題が指摘されております。

個人的にも、聖俗のバランスを如何に保っていくのか、どこまで線引きするのかが難しい所だと実感しており、導入に向けてのシステム構築や資金等々の諸問題があるため、多くの宗教法人が導入していく事は、なかなか安易にはいかない事だと思います。

以上の問題の他にも、職員・参拝者が多数の大・中社クラスの社寺では、情況に応じて導入に踏み込める場合もあるのでしょうが、職員少数や家族で運営している等々の一民社寺などでは、導入していく事はとても難しく、私が助勤していた神社様(民社)でも導入されることはないだろうと思っています。

また、一般企業・一般社会人との狭間において、世俗寄りに傾いてしまっている事象も出てきているところもありますので、宗教法人としては、文言や諸対応など特に気を付けていかねばならない所もあり、難しい問題であるとも思います。

例をあげてみますと、記念御朱印流行的現象中の現在において、書店等でも御朱印帳を販売する所が出て来たため、神社でお授けしている御朱印帳も物品扱いとして課税対象となりうるのでは…という問題が起きた話を以前の助勤先でお伺いしました。結果、御朱印帳内に神社の御朱印があると言う事で授与品扱いとして解決されたようです。

また、明確にわかる事例としては、こちらで社名は出しませんが、
「朝日新聞デジタル」より「スマホ決済、御朱印もさい銭も 初詣の混雑改善できる?」(2019年12月30日付記事)の記事中写真を拝見して、企業側が提出してくださる宣伝ポスターをそのまま使用するのではなく、文言はキチンと訂正された方がよいと思いました。

以上の例や、一奉仕経験者として思うことは、宗教法人側としては商業用語をキチンと訂正しておかないと、商法的扱いとされてしまう可能性が出てくることも否めませんし、神社とお寺の区別がついてない方が参拝、電話営業されるような現在において、宗教法人側が専門用語等をキチンと厳守し、企業側や参拝者に教え指摘していくことも大切なのではないかと思っております。

特に神社では言靈(ことたま)信仰があり、言葉を大切にすることに重きを置いている所があるので、文言が曖昧になってしまってはいけないと思いますし、言葉を乱さずキチンと正していかなければ、秩序的に問題が生じていく事にも繋がっていくと思っておるので、注意していく必要があると、個人的には思っております。

最後に、個人的にもっとも前衛的だと思った例は、鹿島神宮カードの発行

テクノロジーが益々発展していくこれからも、どんどん折衷されて発展していくと思うので、どこまで発展していくのか・いけるのかを、これからも注視していこうと思っております。

調べ出したら際限がなくなってしまい、話にきりが無くなりそうなので、
今回のお話はここまでにしておきます。ご拝読ありがとうございました。拝

【追記(令和4(2022)年6月21日)】

令和4(2022)年6月現在、ごく一部の神社公式ホームページにて、
J-Coin Payを利用してお賽銭の奉納ができる機能を設けられているところがございます。

また、クレジットカード決済にてオンラインによる御祈祷のお申し込み、
オンライン授与所が開設されまして、おふだ・お守りなどのじゅがなされております。