なんで管理栄養士になりたい?
私には中学生の頃から勉強を教えてくれる人がいました。
私はびっくりするくらい勉強ができなかったのですが、その人はいつもテスト前になると対策プリントを作ってくれたり、ビデオ通話で勉強を教えてくれたり…とにかく私のために時間を割いてくれる人でした。
そんな人好きになるやん!
ここで問題がおこります。
私は人に何かをしてあげるのが好きなタイプなので、好きな人にずっと勉強を教えられてもらうだけ というのは、私のプライド的にとても悔しいものでした。やられたらやり返したいんです。
「してもらってばかりでいられるものか……恩を返したい…私も何かあの人の為になることがしたいぞ…あの人の弱点はなんだ…!?人は完璧じゃないんだから!何か弱点があるだろ!!」
もはや仇でもとるのか……でも真剣でした。恩返しがしたかったのです。
その人の弱点(と思わしきもの)としてまず浮かんだのが
・性格
・骸骨みたいにガリガリ
・料理ができない(って言ってた)
でした。
そしていろいろ恩返し策を考えた末に思ったんです。
「私が料理を作ってあげればいいんだ!」(本当にちゃんと考えたのだろうか…?)
単純に
なんか食べさせてあげなきゃ!長生きしてほしい!!!!と思ったのと
この頃丁度お母さんの仕事が忙しく、私が弟とお父さんの分の夜ご飯を私が作る事が何度かあり「料理なら私にもできる!」と思ったからでした。
「よし!料理を作ってあげるぞー!」から始まり、2、3年かけて「どうせなら美味しいプラス栄養価が高い料理作れる人がいいな!だって健康的に体に肉を付けて欲しいし!」「ん?そういう資格があるのか!管理栄養士!なんかかっこいい!」と…。
決定打となったのは大学受験の専攻選びになりますが、管理栄養士を目指した始まりはこんな理由からでした。名前が「栄養」の「管理」だよ?カッコ良くって憧れましたよ!?
ごめんなさいね??馬鹿みたいな理由でね??
今思えばビックリするほどお節介。
しかも当時の私は成績悪すぎて親が学校に呼び出されるほどの頭脳を持ち合わせていて、「勉強なんて青春の前にはなんの役にも立たない!」と豪語するほどに高校生活の勉強以外を満喫していました。
副校長と担任と親と私で4者面談をするほどの成績って想像つきますか?そんな人いるんだーってびっくりしますよね?私もびっくりしました。
進級と卒業を危ぶまれ続けた高校生活でした。
それでもいつも助けてくれるあの人に管理栄養士って言うかっこいい資格を持ってしてご飯を作ってあげたい!
の一心で受験へと向かうんだからJKパワーも捨てなもんじゃないです。
次回は受験の苦労をかけたらと思います