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ハムレット。

ハロー!みんな何してる?

2月1日から始まっている、亀岡でのニュープロジェクト。

先週末の三連休で小休止を挟んで、また、全力で走り出しています。

今週も気が付けば、5日目。

マジで言葉を綴る時間ないんだけどさ、ちょっと紹介させてね。

ちゃんとしたやつ。

亀岡市の並河というまちの平屋長屋が30棟ほどある、とある集落のうち、今、空いている13棟の長屋の改装工事を順次やっていくってわけよ。

2棟ずつの施工になるのかはわからないけれど、数期に分けて工事をしていくのさ。

わかりやすく言うと、数年かけた、むらづくり的なコトになるのかな。

ちなみに、今は、その第1 期工事で2棟を工事中。

名前は『A HAMLET』

ハムレットって聞くと、一般的には、シェイクスピアのハムレットをイメージする人が圧倒的に多いと思うんだけど、今回はその意味ではなく、村落、集落を意味する言葉。

ハムレットって言葉自体は耳馴染みはあるけれど、意外とその意味は知られていないでしょう?

なので、このまちの名前の『A HAMLET』とは、ただの『とある集落』という意味になる。

近年では、面倒くさいだけのイメージで、本来の意味を失いつつある、むら、まち、集落。

ここで、むら、まち、集落というモノを今の時代に、いや、これからの時代に合わせて、再構築、再定義、再価値付けを行おうというプロジェクトなのです。

そもそも、当たり前のコトなんだけど、ここは、世界中にある集落の、ただのひとつの集落なんだけれど、たったひとつしかない集落なんだってコト。

そういうモノを取り戻す作業?つくる作業?その間かな?いや、戻してから、つくるが正しいかな。良からぬ方向に進化してしまっている現状を元のピュアな状態に戻し、未来に向けて、アップデートしながら、再生する。

ちなみにね、何も、僕らは過去に戻ろうとしているのではないんだ。単なる懐古主義ではない。僕らはまだ見ぬ未来の景色が見たいんだな。

それには、進化が惰性になってしまった前の状態に一旦、戻さないといけない。そして、もう一度、始める。

具体的には
①まちに、緑を、土を取り戻す。 土地自体を少し自然に還す。そして、家の中にも、それらを浸食させる。

②廃墟と今の進化したと言われている家の間の限りなく廃墟寄り。 廃墟から最低限、手を加えて、人が暮らせるような空間のレベルはどこかを模索する。 生き物としての人間の巣。

③ひと、緑、まち、建物は手がかかるという前提に立ち返る。手をかけないで、愛でないで、放っておいてうまくいくモノやコトなんて、何ひとつないだろ?

④原始力。これはこのまちに実際来て、1日2日過ごして体感して欲しい。

⑤それらを踏まえて、象徴的な外部照明を加える事により、まちの未来を描く。

我々は、未来の集落のひとつの形を提案したい。ひいては、これからの生き方のひとつの形を提案したいのです。

というわけで、これからは少しずつ、日々の様子を現場からお届けしたいなと思っていますのよ!よろしくぅ!

photo by 岡田和幸

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