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隣にいたサイコパス.1

私は警察署から出てきたばかりだ。

マネーロンダリング、不正受給、詐欺、買春など他にも複数、様々な理由でここを訪れた。
どれも被害者が名乗り出れば刑事事件にも訴訟が起こるようなものばかり。

ここで断っておきたいのは、私が上記のことをやったという話ではない。
警察署に訪れたのは相談する為であって、決して自首をしにきたわけではない。

意を決して警察に電話をし、その上で訪れたそこは予想とは違ったものになった。

話を聞いてもらった人によると、

酷い話ではあるけどそれぞれ被害にあった人たちにそれぞれ被害届を出してもらわないことには動きようがない

ということだった。

証拠はあるのだ。

証拠はあるけど、その本人ではないが故に取り合ってもらえない。

仕方ない。
警察だって暇じゃないし、そういった取り決めがあるのだろう。

だからといって、被害者を集めてなんてことをやるほど私も暇ではない。
(ブログを書く暇はあるのか、といったツッコミは甘んじて受け入れよう。)

ただ、何もせずにはいれないのだ。

誹謗中傷をしたいわけではない。
そんなものは生優しくて、する気も起きない。

そこで考えた。

犯罪を許す訳ではないが、私が経験してきたこと面白おかしく共有することで、同じ様な境遇にある人や苦しんでいる人と少しでも苦悩を分かち合う事ができればと。

誰が得する話でもない話を綴っていこう。

私とサイコパスの異常性に溢れた11年間を。

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