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まちいろクレヨンワークショップ@武蔵新城 開催レポ

こんにちは!川崎ワカモノLabのはがです。

先日、武蔵新城の英語教室「えいごであそぼ! ENGLISH ADVENTURE」さんにご協力いただき、まちいろクレヨン作りワークショップを開催してきました。

Summer Craft イベント by えいごであそぼ!


今回はその開催レポートです。(今後私たちの活動のレポートもこのような形で発信していきたいと思っています。お楽しみに!)


まちいろクレヨンワークショップとは?

そもそも今回の「まちいろクレヨンワークショップ」とは、私が所属する大学の研究室で企画/実施している子ども向けのワークショップです。

まちの色を採集し、その色のクレヨンを作ることを通じて、まちの色の存在に気づき、その多様性を発見することを目的としています。

(先日、日本建築学会主催のアイデアコンペで最優秀賞を受賞しました〜嬉しい)


開催までの経緯(ざっくり)

とある日、かわラボがいつもお世話になっている新城WORKさんにいた時にコミュニティマネージャーの方と世間話をしていました。
その時は頭の中がクレヨンだったので、「最近大学でクレヨン作ってるんですよ〜」と何気なく話してたら面白い!と言ってくれて、
「そういえば近所の英語教室やっているお友達が夏休みに子ども向けのイベントやりたいって言ってた。クレヨン聞いてみるー?」となり、早速今回の英語教室の先生と繋げていただくことに。

何気ない一言から、面白い/楽しいが広がって、新しい人と繋がっていく。
やっぱりそんなまちはあたたかくて楽しくて良いな〜と思った出来事でした。


(やっと)開催レポ

前置きが長くなりましたが、開催レポートです。
今回は6名の小学生(小学2年生〜小学6年生)が集まってくれました!

まずは今日やることの説明をしたところで、絵の具をのせたボードを持って近くの公園へ。ここで「カラーハンティング」と言って、クレヨンを作るための色を探します。

近くの公園へ

公園にも砂の色や葉っぱの色、木の色、遊具の色、色んな色があるね。ではここの中から自分がいいなーと思った色を2色とって来てください!と言うと、みんな周りを注意深く観察しながら色を探していきます。

真っ先に遊具の方へ向かった子もいれば、何とろうかな〜と迷いながらうろちょろしている子も。「お花の色とりたい!」と花壇の方に向かった二人組は色んな色の花の中から可愛らしいピンクの花を選んでいました。

ピンクの花の色をとっている2人

見つけた色は、絵の具を使って色を再現して紙に塗ります。小学校の図工?の授業で絵の具には慣れてるとはいえ、色を再現するのは大人でも難しい作業。「もう少し明るい?白じゃなくて黄色かな?」と悩みながらどんどん色を混ぜていきます。

そして色がとれたら、どの場所にあるどんな色かをワークシートに記入して室内に戻ります。(この日は暑かった!)

戻ってきたら早速クレヨン作りが始まります。

湯煎で溶かしている様子

作り方は案外簡単で、溶かして固めるだけです。
まずは先ほど公園でとってきた色を見ながら、削ったクレヨンを調合して湯煎で溶かします。

「バレンタインでこんな感じでチョコレート作ったりするよね」と話しながら

溶かしたチョコレートのようになってきたら湯煎から取り出して型に流し込みます。型に入れたら粗熱をとって水で冷やし、型から取り出して完成です!(こうやって書いていてもお菓子作りのようだ。)

最後は割り箸で押し出していくとところてんのように出てきます

液状のクレヨンは想像以上に固まるのが早いので、型に何回も継ぎ足していくとうまく形が作れなかったりと少しコツがいるのですが、なんとか全員2本ずつのクレヨンが完成しました!

そしてすっかり作り方を覚えた子たちは、他の子の完成を待っている間にもう一本作ってみたり。参加者の中で一番お姉さんだった子は、みんなが作ったクレヨンの形をカッターで綺麗に整えてくれました(ありがとう!助かった!)

完成したクレヨンたち

最後に完成したクレヨンを1人ずつみんなに紹介しました。

お花の色、葉っぱの色と作っていた子が3本目を黄色で作っていて、「好きな色なのかな〜」と思っていたら、お花の真ん中のおしべの色とのこと!一つのお花から3色も見つけていました。よくみてる…
遊具の綺麗なオレンジ色を作った子もいれば、花壇に咲いていたマリーゴールドの色も。

とても素敵なクレヨンが出来ました!👏

(最後に描いてみる?と画用紙を用意してみたものの「もったいなーい」と使ってくれなかったです笑)

最後に…
まちには沢山の色が溢れていること。そして、クレヨンの色なんてあるものが全てじゃなくて作れちゃうんだということ。

少しでもみんなの夏休みの記憶に残るイベントになってくれてたら、何よりです!

自由研究の宿題、頑張って書いてね!



以上、イベント開催レポートでした。
読んでいただきありがとうございます!

まちを知るきっかけとしての「まちいろクレヨン」。
今後も色々な場所でもやっていきたいので、機会あればご連絡いただけると大変嬉しいです!

Special thanks to….
参加してくれたみんな、ぶんちゃん、ゆっきーさん、えびちゃん、研究会の皆さん


「まちいろクレヨンワークショップ」は慶應義塾大学石川初研究室の研究プロジェクトとして実施しているもので、アーバンデザインセンター宇治、日本建築学会から研究支援を受けています。

(はがちゃん)


川崎ワカモノLab(かわラボ)とは?
神奈川県川崎市で「地域」と「若者」を繋ぐきっかけを作る地域活動団体です。 川崎の若者がまちの一員としてまちと関わりを持ち、自らも生きやすいまちを作れるように、「川崎の若者の、川崎の若者による、若者のための活動」を行います。


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