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兄弟の会話

1月11日。弟の車で病院へ。片道1時間近くの道のり。高校時代の話になり、私は県立の進学校に進み、勉強嫌いの弟は私立の高校へ。学費が全く違い、少ないお小遣いを工面して参考書や本を買っていた私と違い、弟は一切そんなものは買ったことがなかったと母。同じ兄弟でも全く性格も考え方も違う。田舎の学校、そして弟と私は顔が似ていたため、弟はよく私の弟であることでからかわれていたらしい。未だに、私の同級生や後輩から、弟の方だよねと声をかけられるとのこと。こんなたわいもない会話も、この長い道のりだから出来ること。疲れた姉を労ってか?送迎し、さらには母の気がかりの一つであった祖母への祖母孝行もし、夕方は疲れて残り物を食べていた私へ差し入れまで。私が想像している以上に弟も大人になったものだ。

父の容態は今日も変わらない。熱発続く。急変など何かあった時の判断は私にして欲しいと弟に言われる。父は生きている。考えたくないけど、万が一の時、その選択は重い。。。

患者の家族はどんな気持ちで決めてきたのだろう。

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