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私のネット通販実録ーUNIQLOアプリで買ってしまう理由ー


今回は、私が使ってみて驚いたUNIQLOアプリの実態をご紹介します。

私は普段、洋服を買うときはサイズ感をみたいので店舗で買い物派でした。
きっかけは些細なことですが、服を買いに行こうと思っていた日がたまたま雨で出かけるのが億劫でした。何気なくインターネットでUNIQLOと調べたらアプリがヒットし、選ぶ参考になれば良いかなくらいの気持ちでインストールして、使ってみました。

そして、使ってみて驚きの便利さであっという間に、お店派からアプリ派になりました!!
実際に使ってみた感想やポイントをまとめました。
ぜひ店舗で買い物派の皆さまにもアプリの良さを知ってもらえたら嬉しいです。

使いやすいポイント

①選びやすい!

・サイズから選べる
→好きなデザインの服を見つけてもサイズがない。ということを避けられます。
・色から選べる
→いつも着る服の色が固定の方は(白)(青)(黄)など服の色ごとに検索ができます。
この機能でいつものカラーを探しやすいと思います。
・カテゴリから選べる
→シンプルながら直感的な操作ができる

判りやすいカテゴリ表示 (筆者による画面キャプチャ)

②お買い得感がある

・期間限定価格がわかりやすい
→お買い得品一覧があるのでデザインが気に入ればついでに購入・・・というようについつい予定外の服を加えて買ってしまいます。
(スーパーなどでレジ待ちの時に、レジ周辺にある商品を買いやすいのに似ているかも)

・購入の後押しに
→トップス、アウターなどカテゴリを選んだ際にはお買い得品から表示されるので安くなっているなら買おうという後押しになります。

自然な購入の後押し (筆者による画面キャプチャ)

採寸がアプリだけできる

2つの方法で、自分に合うサイズがわかる!

・手入力でおススメサイズを教えてくれる
→性別、年齢、身長、体重、好みのサイズ感を入力することでおススメしてくれます。
メーカーなどで微妙にサイズ感が違うなかでこの機能はありがたい!

・カメラ測定で採寸!
→カメラ測定を行うことでユーザー一人一人に合ったサイズを教えてくれます!
「MySize CAMERA」(ユニクロのサイト内でも詳細に説明されています。)
という機能です。

カメラを自分に向けて2分程で完了します。
手順としては音声ガイドに従って正面と側面をカメラに映すと
ウエストや肩幅、首回りなど11項目を○○.○cm(ミリ単位)まで測定してくれます。
そのデータを反映するとあなたのおススメサイズはコレというように表示されます。
服を買うときに正確な数字で比較してくれるので確実です。

さらにMサイズはフィット、Lサイズはゆったりなど選んだ服が自分の体にマッチしているということも教えてくれます。

あなたはこのサイズという断定ではなく、異なるサイズでの着心地が表示される
(画像はユニクロサイトより)

受取は店舗でも配送でもOK!

購入後配送でも店舗でも受取ができます。
仕事帰りに近所のUNIQLOで受け取ることもできますし、自宅まで配送ももちろんできます。店舗受取の場合は店舗までの送料無料。自宅まで配送の場合は4,990円以上の購入で送料無料となります。自分の生活リズムに合わせた受取方法が選べるから気軽に購入することができます!

ほかのショッピングアプリとの比較
ユニクロアプリの凄さ

さて、一旦話しは変わりますが、セールといえばAmazonというイメージを持っている方も多いかと思います。
私も日頃からAmazonはよく使うのですが、正直、私は日頃から商品が探しにくいと思っていました。

使いにくいと感じる点

・セール品が大まかなジャンルに分かれているが精度が低い

・最安値で表示されるので商品選択後、実際に必要な商品の購入金額が違うことがある

・衣類メーカーの種類が多く、購入後サイズがしっくりこないことがある

私はAmazonのアプリを批判したくて書いているわけではなく、商品の値段を調べる目的や、過去購入したものを再度購入など便利に使える点も多くあるので、今後も継続して使うと思います。
しかし、着るものを「買うこと」のユーザー体験(UX)としては、UNIQLOアプリのほうが研究を重ねていて、実際に使いやすいのです。

今まで店頭でしか購入したことがなかった方は、ぜひUNIQLOアプリを使用してみてください。
ちなみに同じ会社であるGUはインターフェースがほぼ同じで同様の機能がアプリには備わっています。お好みで使い分けましょう!

考察

今回は私自身の体験談としてアプリ(ネット)購入について記事をまとめました。
服や靴などの着るものは〈お店で購入派〉だった私ですが、いまでは〈アプリで購入派〉になりました。今回の記事を書く中で感じたことは、アプリやネット通販の便利さがこの数年で、どんどん充実しているということです。

例えば店舗の方が安いなどの明確な理由があれば、店舗に行くきっかけになるかもしれません。
でも、同じ値段だった場合はネットの方が便利です。

例えば海外の家電量販店などは図らずとも店舗がショールーミング化されています。
買うためではなく、見て確認するための場所に変化していて、ユーザー(お客様)は、店頭に商品を見てその場でスマホ画面からオンライン購入というケースも多いそうです。

こうした買い方を行う理由は、店頭よりネットの方が安いからというのが主な理由です。
確かに店舗ごとに商品を配送し、管理するよりも一箇所の大きな倉庫で管理するほうがコストは下がります。

もちろんショッピングそのものが楽しいものであるという考え方もあります。
なんでもネットで買った方が良いというわけではありませんが、かつては圧倒的に店舗が有利と言われた服(アパレル)でも、オンライン購入がこんなに便利になっているので、買い物をスマホやPCから行うネット、オンライン購入は一層増えるだろうと思います。

重要なことは、スマホやPC、アプリでの買い物は、
お店があることで買い物体験として利便性と魅力が増すということです。
〈お店〉or〈アプリ/ネット〉のどちらか1つを選ぶというよりも、
〈お店〉&〈アプリ/ネット〉の両方があることで手ぶらで買い物ができたり、店舗受け取りをしたり、生地の質感を確認したり、返品も確実に行えるというメリットがあります。

〈アプリ/ネット〉によって、これからの〈お店〉の形はどんどん変化してゆくのだと思いました。


編集猫 KAURU memo

ユニクロアプリの最初の発表は2012年ですから、すでに10年以上のアップデートが続いています。
会員数はすでに4000万以上。この規模で日々のデータや知見の積み重ねを行うなかから、〈お店〉or〈アプリ/ネット〉ではなく、〈お店〉&〈アプリ/ネット〉による買い物体験と店舗の省力運用が同時に考えられています。
食品スーパーやドラッグストアでも、こうした〈お店〉&〈アプリ/ネット〉のアプローチを参考にすると、新しい買い物体験が実現しそうですニャ。


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