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ソーシャルEC x グロース。今までの日本にはない形のグロースを作る

こんにちは、カウシェのPRチームの@naoです。
今回は、カウシェで新たに立ち上げるGrowth Teamについて、立ち上げの背景・どんなことを行っていくか・求めるチームメンバー像などを対談形式でお届けします。

深谷 哲史 / akifumi / CPO
1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。2014年DeNAに新卒入社し、マンガボックスの収益化に貢献。2018年6月にメルカリに入社、iOSテックリードとしてメルペイの立ち上げを行う。2020年7月よりカウシェに参画。これまでのPM経験やテックリードとしての知見を活かし、技術戦略を担当。

日野 拓海 / goro
1997年生まれ。慶應SFC卒業。在学中に Loco Partners でマーケティングおよび営業チームでデータ分析を担当。大学では対話システムを研究。2021年にカウシェへ入社。

佐藤 俊輔 / shunsuke
2022年3月に明治大学卒業。同年4月に新卒でカウシェに入社。
大学在学中に体育会男子バスケ部→Goエンジニア→カウシェのマーケティングインターンを経験。メンバーの中では最長歴。

ソーシャルECならではの、今までの日本にはない形のグロースを作る

——Growth Teamを立ち上げるとのことで、現状のチーム体制などをお教えいただけますか?

@akifumi:
はい。これまではお客様向けのカウシェアプリを、Customer Teamという1つのチームで作ってきました。今後は、よりお客様に安心してお買い物していただくことに注力するCommerce UX Team、シェア買いの特徴である人と人がコミュニケーションを取りながらお買い物をする体験の強化に注力するSocial UX Teamの2つのチームに分かれていきます。そして、今回新規で立ち上げるチームがGrowth Teamです。

@shunsuke:
私はプロモーションチームに所属しています。これまでのプロモーションチームはフルタイムメンバーが私1人だったので、施策を深く作り込みプロダクトに落とし込むというよりは、まずはサービスを伸ばすために、とにかくトップラインを作りつつ、できることから検証を行うチームでした。

@goro:
私はカウシェ全体のデータ分析担当として、組織横断的にアナリスト業務を行ってきました。この3人、それぞれ別のチームに所属しているのですが、今回の資金調達もあり、組織拡大をして、PDCAを回しながらカウシェを成長させていくことを行っていきたいです。

@shunsuke:
そうですね。カウシェを今後10倍・100倍の規模にするためには、調達したこのタイミングで、今まで以上にプロモーションチームとプロダクトチームが一体となってその成長を作ることが重要だと思っています。

——ありがとうございます。今のチーム構成に課題はあるのでしょうか?

@goro:
「ソーシャルEC」という何が正解かわからないものを作るには、積極的に実験を行い、定量的に結果を把握することで、その改善を着実に積み重ねていかなくてはなりません。例えば友達招待といったユーザー獲得を担う機能の継続的な改良には、ユーザー獲得と機能開発を行うメンバーの有機的な連携が必要になります。しかしプロモーションとプロダクト開発の担当者が分かれて所属する今のチーム構成だと、そのような連携が取りづらいです。、おふたりはどうですか?

@shunsuke:
そうですね、goroさんの言う通り、優先順位が付けづらく、なかなか整合性が取れていなかったことは課題でした。「こっちはこうしたいけど、こっちはこうしたい」というものが、 少なからずあったんですよね。結局1番のゴールである、カウシェがたくさんの人に使ってもらうプロダクトになるためには、という観点だと、整合性を持つ必要があると思いました。

@akifumi:
うんうん。プロモーション側は、再現性があり持続可能な状態でサービスを10倍・100倍にグロースさせる仕組みを作っていきたいと思っている。プロダクト側は、プロモーションと一緒に高速PDCAを回しながらプロダクト開発を行う体制を構築したいと思っている。
まさに、プロモーションとプロダクトが力を合わせて成果を最大化するタイミングが、今だと思っています。

——なるほど。そんな課題がある中で、Growth Teamが必要となったのですね。

@akifumi:
そうですね、プロモーションとプロダクトは切っても切り離せない関係です。

@goro:
今までユーザー獲得の中心になっていたプロモーションチームと、サービスの中における体験設計を行ってきたプロダクトチームが一体となることで、カウシェの効率的な認知拡大から継続的なサービス利用までをシームレスに設計・実装・改善していくことができるようになりますね。

@akifumi:
はい。一体になって取り組むことで提供できる「価値」があると思っています。一つ目はより多くの人に使ってもらうこと、二つ目はストレスを減らすこと。

「より多くの人に使ってもらう」の部分は、カウシェを使い続けてくれる人を増やす = 「愛されるカウシェ」を作ることが価値だと思っています。
カウシェの理想である「楽しいショッピング体験をつくる」と言うことにつながるのですが、カウシェでのお買い物が楽しいから使い続けるという体験を作っていきたいです。

「ストレスを減らす」部分は、使わない理由を無くしていくために、お客様が触っていて、がっかりする体験を減らしたいと思っています。

@shunsuke:
akifumiさんが言っていた「愛されるカウシェ」の部分ですが、カウシェを遊園地に例えると、アトラクションだけがものすごく魅力的で楽しいだけではダメだと思っています。道にゴミが落ちていない。スタッフの笑顔が素敵でホスピタリティがある。そういった状態でこそ、本当の意味での楽しいショッピング体験は実現されるのではないかと。そんな姿を目指したいなと思います。楽しい、かつ、それ以外の全ての体験にもお客様に満足して頂き、また次も来園してくださる。そんなイメージです。

——遊園地!例えが非常にわかりやすいです。

@akifumi:
入口の最大化の文脈では、カウシェを初めて使う人が「どうやって使ったらいいんだろう?」と路頭に迷わないよう、しっかりアクティベーションして使い続けてもらえる仕組みにしたい。

@goro:
より多くの人に使ってもらうっていう観点では、カウシェを他の人に紹介することで、より楽しくなるような体験を作っていきたいです。例えばシェアすることによって、よりお得になる企画を作るなど。掲載商品獲得の文脈で言えば、シェアしたくなるような商品を揃えていく。それによって結果的に既存のお客様も楽しいし、新しいお客様もカウシェに入ってくるサイクルが生まれる。

プロダクト、プロモーション、MDが三位一体となってグロースに向かっていく必要性を強く実感した

——サービスをリリースしてから約1年半の中で、各チームのシナジーが組み合わさって出来た、大きなモメンタムがあったと思うのですが、そのお話も伺っていいですか?

@shunsuke:
ありましたね、友達招待という機能を実装した時です。
プロダクト側は機能実装を行い、プロモーション側が機能を最大化させるための仕組みを作り、MD側では友達を招待したくなるような商品を獲得してくるという、3チーム一体型のプロジェクトでした。
今まではそれぞれの動きが分かれていたのですが、チームごとの役割を完全に果たし、一体感を持ってできたことが、大きなモメンタムになりました。各部署の頑張り、すごかったなぁ。

@akifumi:
そうですね。プロダクト、プロモーション、MDが三位一体となってグロースに向かっていく必要性をこの1年半で強く実感しました。モメンタムを再現性高く何度も実現するためには、一体となって動いていくGrowth Teamが必要だと思っています。

——Growth Teamを、どんなチームにしていきたいですか?

@shunsuke:
編成としては、PdM、Backend・iOS・Androidのエンジニア、プロモーション、データアナリストがいるチームを作ります。
これまでは明確にGrowth Teamというものがなかったのですが、事業フェーズが進み、資金調達を実施し、プロモーションチームも採用を経て組織が大きくなっています。
繰り返し改善を回していくための効率とスピードを上げていくために、データアナリストチームも加わり、正しい現状認識、正しい意思決定のPDCAを回していきたいですね。

@akifumi:
ソーシャルECならではの、今までの日本にはない形のグロースを作るために、これまで以上に採用を強化していきます。 

——どんなことをやっていくかについても、お教えください。

@shunsuke:
大きくは二つあります。一つ目はお客様の体験価値を最大化させること、二つ目はバイラルを起こしていくことをやっていきます。

「お客様の体験価値を最大化させる」

・プロモーションチームとプロダクトチームが手を組み、世界一楽しいショッピング体験を得られるプロダクトに作り上げる
・地道に当たり前の水準を高める
・「楽しいショッピング体験」に最もふさわしいアプリUI/UXを追求する

「バイラルを起こしていく」

・「シェア買い」のバイラルが起きる = お客様が「新しいお客様」を呼んでくること
・事業を大きく成長させる「バイラル」を起こすには、プロモーションチームの力だけでは難しい。プロダクトチームと一緒にお客様の楽しいショッピング体験を作り込んでいくことで「バイラル」が起きる(と思っている)
・これまでのカウシェにはない、新しいバイラルを仕組み的に起こしていく

プロモーションはこの1年半で多くの検証をしてきました。既存のお客様との接点をより多く持っているプロダクトチームと、外への拡散を担っているプロチーションチームが一緒になることによって、初めてバイラルが起きる可能性が高い。まだまだ足りないところが多いですが、お客様の体験価値を最大化させるためには、プロダクトと連携してやっていく以外にないところまで来たんだと思います。

——Growth Teamの採用を強化する上で、どんな人と働きたいですか?

@shunsuke:
スタートアップの急激な事業グロースに対して興味がある方がいいなと思います。

@goro:
あとはチームで何かを成し遂げたい気持ちがある人は、いいかもしれません。それぞれが各領域を飛び越えて思考し、サービスの上流から下流まで、全てに関わりたい、という当事者意識の高い人もいいですね。

@shunsuke:
うんうん。カウシェはボトムアップ型の組織だと、日々働いていてすごく感じるんです。今回立ち上げるGrowth Teamでも、それがすごく生かされると思います。

@akifumi:
会社と事業を作ることにワクワクを感じる人、カウシェの急成長を一緒に作ってくれる人を大募集中です。

——ありがとうございました。

カウシェでは、共に「世界一楽しいショッピング体験をつくる」メンバーを募集中

少しでも気になった方は、ぜひ下記よりエントリーいただければと思います。

イベント情報

7月13日(水)19:00
KAUCHE Tech Talk #1 最速で0→1を乗り越えたエンジニアリングの裏側
〜 Backend、iOS、Android全て見せます〜

7月20日(水)19:00
【Backend LT会】3社が向き合う解きがいのあるイシューとは
エウレカ x 令和トラベル x カウシェ3社合同イベント


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