シェア買いアプリ年間売上No. 1の「カウシェ」、 デライト・ベンチャーズ、SBIインベストメント等から 総額約8.1億円の資金調達を実施
シェア買いアプリ「カウシェ」を提供する株式会社カウシェ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:門奈剣平、以下:カウシェ)は、株式会社デライト・ベンチャーズ(本社:東京都渋谷区、代表:南場 智子/渡辺 大、以下:デライト・ベンチャーズ)をリードインベスターとして、SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:川島克哉、以下:SBIインベストメント)、既存株主のANRI、グローバル・ブレイン、千葉道場ファンドから総額約8.1億円の第三者割当増資を実施しました。2020年11月に発表した資金調達と合計し、これまでの総調達額は約10億円となります。今回調達した資金は、「カウシェ」の更なる成長を目的としたマーケティングおよび人材採用に活用する予定です。
■資金調達の背景
カウシェは創業以来、「シェア買い」という新しいショッピング体験を世の中に提供することで新たな流通を生み出すことを目指してまいりました。お客様には楽しくお得なショッピングを、また「カウシェ」に出店する事業者の皆様にはこれまでになかった流通開拓を提供しています。
そんな中、2019年に発生した新型コロナウイルスの影響を受け、小売業界を取り巻く環境は厳しさが続いています。長引く外出の自粛や個人消費の落ち込みにより、事業者は経済的な打撃を受け、事業の継続が危ぶまれるケースも少なくありません。東京商工リサーチの調査(※)によると、2021年における新型コロナウイルスの影響による企業破綻件数は、累計で2000件を超え、月別件数でみても2021年9月には160件とこれまでの最多件数を記録しています。特に、来店客数の減少、休業要請などで打撃を受けた飲食業や、飲食料品卸売業が業種別でも大きな割合を占めています。
こうした状況下において、カウシェはコロナ禍で商品の売り先を失った事業者の販売拡大をサポートすべく、緊急事態宣言に合わせ、事業者への手数料を無料にするプロジェクトを実施し、また都心部だけではなく全国の事業者支援を見据えて、地方自治体と連携を行うなど、様々な取り組みを行ってまいりました。その結果、「カウシェ」を利用する事業者数は、2020年9月のサービスリリース時と比べ、2021年10月には約8倍に拡大、また事業者ごとの平均売上も同比約4倍、流通取引総額(GMV)も約33倍へと伸長し、事業者の皆様にとって新たな流通開拓を提供できているとの確信を強めています。
また、「カウシェ」の累計アプリダウンロード数は30万件を突破、お客様が商品を購入する度に作られる「シェア買い」グループ数もサービスリリース時と比較し約50倍となるなど、多くのお客様にご利用いただくサービスとして成長を続けています。
※:月次全国企業倒産状況|東京商工リサーチhttps://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20210930_04.html
今後も「シェア買い」を通して新たな流通を生み出し、またカウシェの掲げる「世界一楽しいショッピング体験をつくる」というビジョン実現に向けて、さらなる体験価値の向上と拡大を目指し、この度、資金調達を実施いたしました。
■調達金の用途
今回調達した資金は、シェア買いアプリ「カウシェ」のより一層の事業成長のため、主に以下の用途に充ててまいります。
・新規顧客獲得および既存顧客エンゲージメント向上のためのマーケティング強化
・「カウシェ」のサービス開発のためのエンジニアや、事業者開拓のための営業職をはじめとする幅広い職種での採用強化
募集職種については採用サイトをご確認ください。
なお、カウシェでは人事制度「KAUCHE de WORK」を定めています。これは、全てのメンバーが自律し、主体的に行動することで、自社のバリューである「Enjoy Working」(泥臭くハードな事も含めて心から仕事を楽しむこと)ができる環境を実現するために制定しているもので、これまでに副業メンバー向け昇給制度やジョブローテーション制度の導入を発表してまいりました。本日新たに、より一層ダイバーシティある組織を作ることを目的として、ストックオプション制度を発表しております。
詳細については、こちらのプレスリリースをご確認ください。
また、カウシェ代表取締役CEOの門奈は、リードインベスターである株式会社デライト・ベンチャーズのマネージングパートナー南場智子氏を迎え、日本のキャリアSNSを運営する株式会社YOUTRUSTの代表取締役/岩崎由夏氏と共に、オンラインイベント「南場智子氏と語る、最先端の組織・働き方とは」を11月15日19時30分より開催いたします。カウシェおよびスタートアップの新しい働き方に興味のある方は是非ご参加ください。
■投資家からのコメント
南場 智子氏(デライト・ベンチャーズ マネージングパートナー)
門奈さん率いるカウシェは「シェア買い」という新たな購買行動を社会に定着させる挑戦をしています。久しぶりにショッピング行動が大きくアップデートされる予感がしますね。また、ユニークな人事制度を導入し、業界をリードする会社になるべく、今後組織も大幅に強化し突き進んでいます。
働く人も、利用するユーザーも、皆が幸せになるようなカウシェの挑戦をデライト・ベンチャーズは全力で応援していきます。
田中 正人氏(SBIインベストメント株式会社 投資部 部長)
多くのユーザーの支持を受けて急成長をしているカウシェに出資をさせて頂き、一株主として支援が出来ることを嬉しく思っております。「シェア買い」はユーザーにとっても、出店事業者にとっても大きなメリットのある仕組みであり、ECの購買体験とビジネスモデルを大きく変革出来る可能性があります。またカウシェは、メンバーのスキルを最大限発揮できるよう、日本ではまだ馴染みのない革新的な報酬制度も積極的に取り入れております。志し高いメンバーが集う強い組織となることを株主として大変期待しております。
私個人としましても「シェア買い」には深い思い入れもあり、全力でご支援をさせて頂く所存です。
■カウシェ代表取締役CEO 門奈剣平からのコメント
2020年9月にサービスを開始した「カウシェ」は、この1年間、当初の想定以上のスピードで成長をしてきました。月に何十回も「シェア買い」を楽しんでいただいている方がいたり、「『カウシェ』を始めたことで新しい流通が生まれ、無駄に食品ロス/在庫ロスが減った」と喜んでいただける事業者の方がいたりすること、大変嬉しく感じています。
お客様や事業者の皆様の反応、そして先日のIVS LAUNCHPADでの優勝といった業界からの反応を肌で感じ、「カウシェ」の可能性に確信を強める一方で、やりたいことの10分の1もできていない現状に、もどかしさを感じています。
今回の資金調達を機に、カウシェは採用を強化します。私たちは、社員8名、インターン5名、 副業メンバー40名というまだまだ小さい組織です。直感的に「コマースってもっと面白くなるのでは」と感じる方がいらっしゃったら、初期メンバーとして、一緒に事業・組織を作りませんか?まずは日本、いずれは世界に出ていけるような競争力あるプロダクトを共に作っていきましょう。
■シェア買いアプリ「カウシェ」とは
ショッピングの醍醐味ともいえる「この商品、よくない?」「一緒に買おうよ!」といったコミュニケーションを、オンラインで実現するショッピングアプリです。商品を選び、割引価格での購入を決定後、その情報をSNSでシェアします。友人や家族など、1人以上が同商品の購入を決めると「シェア買い」が成立し、定価の最大70%引き(※)の値段でお得に商品を手に入れることができます。7月20日より、食料品に続き日用品の販売を開始し、より多くの種類でのお買い物をお楽しみいただけるようになりました。
※:商品により割引率は異なります。
【カウシェ アプリ概要】
正式名称:KAUCHE(カウシェ)
開発・運営:株式会社カウシェ
対応端末:iPhone, Android
サービス地域:日本
対応言語:日本語
サービス開始日:2020年9月1日
価格:無料※アプリ内課金あり
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1527218749
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kauche.kauche
【会社概要】
会社名:株式会社カウシェ
事業内容:KAUCHE(カウシェ) の運営
代表者名:門奈剣平
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27-5 リンクスクエア新宿16階
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?