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観察と見守るは異なる

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「観察と見守る」

最近、コーチングをもう一度勉強したいと思いまして読み始めた書籍があります。

子どもの「自立」を育てるスポーツコーチング ボトムアップ理論5ステップ [ 畑 喜美夫 ]

影響を受けたのは三原学さんのチャンネルからです。三原さんはJBAのA級コーチをお持ちで、YouTubeもラジオもInstagramも全て参考になります。


これについて解説をしていきます。


目次

結論 観察と見守るは異なる

「観察」は花の水やりと一緒

「見守る力」とはタイミング

一度伝えたらさっさと離れる

まとめ




結論 観察と見守るは異なる



2024年4月からU12男子のチームのアシスタントコーチとして活動させて頂いております。新たな出会いや発見で、勉強し直している次第です。これまではU12女子を指導しておりましたが、地区も性別も環境も異なるので新鮮な気持ちで過ごしています。指導者として、ついつい話が長くなったり、口を出しすぎること、さじ加減と言いますか、難しいなと感じておりました。今日は書籍と現場で学んだことをリンクさせながら解説していきたいなと思います。今回紹介しているものの参考文献は「ボトムアップ理論」というもので、イメージとしては選手が自ら自立して考え動けるチームづくりについて解説されています。ぜひお手に取って読んでみてください。

「観察」は花の水やりと一緒



  • ただ水をやるだけでは芽が出ない、水をやらなさすぎてもいけません

  • お花が欲しいというタイミングで、お花が欲しがっている量の水を上げること

  • 子供達にも一緒で、お腹いっぱい(教えすぎ)なのに何か言ってしまったりとか

  • お腹がすいているのに(教えなさすぎ)なのに何も言わないとか

  • 選手の状況を見極めることが指導者の腕の見せ所

  • P23~


「見守る力」とはタイミング



  • 指導者側が感情的になるのはよくある

  • 言いたい時に発言をするというよりは

  • 言えるタイミングまで待ったりするイメージ

  • 言葉で分けると、観察は「やること」であり

  • 見守るというのは「タイミングを待つこと」

  • P25~


一度伝えたらさっさと離れる

  • 一度伝えたいことや教えたいことを終えたら

  • 早く選手の近くから姿を消して離れていきましょう

  • 選手たちが自分たちが考えてダメならまた近づいて

  • できそうかなと思ったらまた離れてみるなど

  • なんでもかんでも「ああしろ」「こうしろ」は自分たちで動けなくなる

  • P20~21

この中で

  • 大人が子どもたちに「早く大人になれ」という

  • 子供達が徐々に自立して自己表現をするようになる

  • すると大人が「うるいさいな、子供のくせに」と対応すると

  • 子供達はどのように感じるでしょうか?

というお話も紹介されていました。

まとめ


日々のコーチングの中で、選手・保護者含め、それぞれどのように感じているのかは最近意識するようにしています。ちょっと難しいなって感じるのは、子供たちというのは

  • もっと見てほしい

  • 認めてほしい

  • 話を聞いてほしい

こんな特性を持っていて、それは純粋無垢で、無意識レベルのことです。それを我々大人がかき消すというよりは、そういう良いところを上手に活用して伸ばしていく必要があるのだなと改めて感じる次第です。U12も各地で大会が行われているようです。自分もコーチングを見直しながら、良いところも残しつつ選手と一緒に成長していければと思います。今日もお読みくださってありがとうございました。

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