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学校に行かない子どもをみてイライラする時に意識するといいこと

募るイライラ

お子さんが不登校になって、最初は葛藤があります。
学校に行くことが当たり前だった、常識だった。
周りのお子さんはちゃんと学校に行っているのに。
周りと比べて落ち込んで、子どもを責めたり自分を責めたり。

時間が経つにつれそんな地獄の日々からちょっと抜け出て、
学校に行かないことになんとか理解したあと、
家にいてだらけるお子さんを見て「このままでいいのか、何かさせたほうがいいんじゃないか」と不安になります。

これは誰もが通る道です。もちろん私も、悩みました。
ここでずーっとお子さんが家にいることにモヤモヤしてそのモヤモヤを溜め込んで
ある日、何かの出来事をきっかけにしてモヤモヤがイライラに変わって爆発する。
そして、それを繰り返してしまう。

これは嫌な循環ですよね。
お子さんにとっても辛いしあなたにとっても辛い。
このいや〜な循環から抜け出すためにできることがあります。

自分の嫌な面を許して許容できた分だけ人に優しくできる

例えば「遅刻なんて絶対だめ。」「ありえない。」と思っている人は
自分にも遅刻しないように時間管理をきちっとします。
それはとても素晴らしいこと。でも、それで遅刻する人を見ると
許せなくなるんです。それは、自分自身に対して遅刻を許していないから。

例えば、自分が誰かのためにずっと頑張っている。のであれば、
自分勝手に生きている人を見ていると腹が立つのです。
それは、その人が自分優先で生きてもいいことを許していないから。

家にいるお子さんを見た時イライラしたりモヤモヤした時には
「何が一体私をモヤモヤさせているのか?」を紙に書き出してみると
モヤモヤの正体がわかります。

ちょっとしたモヤモヤ、イライラは自然と解消することはありません。
感じたことを見ないふりしたり、なかったことにしても消えずに
大きくなり爆発します。

だから、あなたにとって不快な気持ちになったことは丁寧に
向き合ってみてくださいね^^

丁寧に向き合った分だけ、あなたは自分自身を許すことにつながり、
それはやがて周りの人にも影響します。
周りの人を許せるようになったり、冷静な話し合いができるようになっていきます。

モヤモヤを溜めて爆発する嫌な循環からモヤモヤに向き合い、許していくことで
自分にも優しく周りにも優しくなっていく循環に舵を取っていきませんか^^

不登校から脱出カウンセラー・萩野和美


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