報道とは?真実とは?

とある記者会見の様子をネットで見ました。
昨今、記者会見はメディアだけのものではなく、動画配信によって、
あらゆるステークホルダーにダイレクトに伝わるようになった気がします。

会見を視聴していたんですが、
記者さんの質問「??」と思うようなものばかりでした。

自分が業務に携わっていて詳しい分野だったこともあって、記者のみなさん、予習してきたのだろうか?と疑問に感じてしまいました。

実は、今から●年ほど前、まだPRコンサルタントじゃなくて、イベントを担当していた時期があり、被害者が多数出た事件現場に居合わせてしまったことがあります。真夜中に起こったその事件で、報道の人たち(社会部)からめちゃくちゃ取材や状況ヒアリングされてしまいました。

ああいうときって、どっと押し掛けるんですよ。。。報道の人たち。
テレビや新聞やライターの人たちに囲まれて、
ひたすら現場の説明で、、、眠いし、イベント設営後で疲れているし、正直うんざり。。。

今日の会見を見ながら、ふと、その時のことを思い出しました。

会見を開く側も、取材する側も、結局人間だから、やっぱり感情が入るんです。そして、報道と言えども、事業として利益が出ないと、取材にも行けない。。。だから、時にはセンセーショナルな見出しで表現したり。

「報道は、絶対にAという方向性だけでは報じずに、Bという方向性も取材し、公正な立場と見解で取材するよ」って報道に携わる友人から聞いたことがあるけれど、視聴した会見は、決してそうではなかった気がする。人間の感情をたきつけるような、何か。。。

もしかすると私自身の、潜在的な思い込みや偏見もあるかもしれません。。
普段から情報を扱うお仕事をしているので、いろいろと考えさせられました。



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