【書評】未来型国家エストニアの挑戦

自分が現在属している会社の方もエストニアのスタートアップについて語られておりました。

自分がフィンランドに行った時にフィンランドのITの進み方に感動をして、不思議そうに見ていたら、その時にフィンランドの方からエストニアのITは進んでいるよと教えてもらった10数年。。。
ふとこの書籍が目に留まったので思い出して読んでみました。

この本を読んでいて、まず一つ自己認識の誤りにきづきました。。
スカイプはイスラエルの人ではなく、エストニアの人が作ったこと!
ICQと勘違いしてました。

これを読んで思ったこと、エストニアって人口130万程度の国であるのだがこれだけきっちり計画的に電子化の取り入れを政府として成り立たせている。規模が小さいからできるとか必然とかではなく、信念、意識の違いもあるのかな。

日本も、電子政府だ、ICT基盤構築だと騒がれて(今もか。。)じゃぶじゃぶ税金を使っている気がしますが、、国として、基盤として、運用レベルで統一もされてないし、どれもここまで完成されていない気がします。
管轄を超えることの難しさがそうさせているのかな。
日本では、旧態の慣習や仕組みが効率化を邪魔して実現は難しい気がしますが、概念は素晴らしいのであることに違いはない。

日本の住基ネット(もうない?)、マイナンバー制度(使われてる?)と残念なことになってますが、システム構築思想など基盤周りの構築の際には、参考になるかな。

エストニアって、様々なところで国民をしっかり管理?補助?してますね。
企業、教育、金融、年金、公共、福祉、選挙と国が絡み様々な情報、サービスと連動、管轄し関与しているのはある意味すごいことですね。路上での車の駐車も制御しているのはびっくりでした。

機会があれば、一度行って見たいです。

#エストニア #ICT




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