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書評 「新型コロナとワクチンのひみつ」 近藤誠

「2021年2月17日ワクチン接種開始から・・・・・・・マスコミ報道では、、ワクチンの利点が強調される一方、副作用が軽視ないし無視されているように感じます。」
 「…コロナ禍の2020年、日本人の総死者数(心筋梗塞や事故自殺などあらゆる死因による死亡数)が減っていた・・・・」
「1世紀前に、全世界で数千万人が亡くなったいうインフルエンザウイルスによるスペイン風邪も、おそらく治療薬による薬害です(第3章)」
 「感染症の専門家たちが、薬害について秘して語らないため、一般の方々が無知かつ危険の状態におかれていることに気づいたのです。」
 「製薬会社などからなる『医薬品業界』に属する専門家たちとは異なり、利権と無縁であることも、公正中立な記載になることを担保しているはずです。」と、著者の近藤氏は、著述の動機を語っている。

 一般人向けに書かれているのでしょう、専門用語に分からなくなることもほとんどなく、比較的スムーズに読み進められる。
 新型コロナとワクチンに対して、科学的根拠に基づきながら、どのような対処法があるか提案されています。
 今、新聞やTVは、新型コロナやワクチン報道に関してはヒステリー状態ですね、「ワクチンが切り札」だとか、新型コロナを「とても凶暴なウイルス」のように報道している、私の周りでも、TVを情報の主にしている人ほど、「コロナは怖い」「コロナで死にたくない」と怖がっている。
 私たちは、本や専門家周りの知人などから直接得られた知識に基づいて判断するのが、最良の方法なのでしょう。そういう点で、近藤氏の著作から知識をいただくのも、貴重なことだと思います。

 厚生労働省にはホームページからプルダウンしてゆくと、誓いの碑というサイトがある。(ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医薬品・医療機器 > 誓いの碑)
「厚生労働省では、「薬害エイズ事件」の反省から、血液製剤によるHIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないように、その決意を銘記した「誓いの碑」を、平成11年8月24日、厚生労働省の正面玄関前に設置しました。」とサイトのトップに記載されている。
 誓いの碑には、下記の言葉が彫り込まれている。
           誓いの碑

 命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、HIV感染
のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることの
ないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重
ねていくことをここに銘記する
                          
       千数百名もの感染者を出した「薬害エイズ」事件
       このような事件の発生を反省しこの碑を建立した

                 平成11年8月  厚生省

「医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていくことをここに銘記する」とある、今回のコロナワクチンに関しては、安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねているだろうか?厚生労働省の発表で、コロナワクチン接種後の死者がすでに1000人を超えている。そして、「ワクチン接種後の死亡はワクチン接種とは関係ない」と厚生労働省は証明できないまま、ワクチン接種だけは継続している。薬害エイズ事件では、血友病患者5000人の3割、約1400人がHIVに感染した。
 今後コロナワクチン接種後の死者が1400人を超える可能性がある。将来の薬害事件発生を心配する。(過去の薬害事件1961年サリドマイド、1970年スモン、1973年 筋短縮症、1983年 薬害エイズ、1988年 陣痛促進剤、1989年 新三種混合(MMR)ワクチン禍、1996年 薬害ヤコブ、2002年 薬害肝炎、2002年 薬害イレッサ)
 過去の薬害事件の事例からも、私たち一般人はただの「へのへのもへじ」で経済的収益の前で、命の重みは小さい。私たちは、自分の命は自分で守る方法をとらないといけない。



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