勝ちゃいいのだよ

ACLがついに始まり、フロンターレの初戦もなんとか勝利で終えれた。

日本勢は合計5試合行い全勝、失点もフロンターレの2のみで上々な出足と言えるだろう。このまま全チーム勝ち上がってくれれば嬉しい。

フロンターレの開幕戦にフォーカスしてみると色々言いたいことが出てくる。ばばーっと書いていきますが一番大事なのは勝つこと、タイトルに書いた通り勝ちゃいいのだ。そこはぜひ読んでくれた方々とも共通認識でいたい。


審判にアジャストできなかった

ACL恒例の景色というか、審判の基準やレベルに関してはどのチームも苦しんでいる印象。フロンターレはJでなら流されたレベルの競り合いでファウルを取られるシーンが数多くあり、PK献上や失点につながるセットプレーを与えていた。特にジェジエウは相性最悪で、カードも貰ってだいぶ厳しかった。

次戦以降も審判とこちらの培ってきた意識にずれが出ることは十二分に予想されるので、もはやここはアジャストしていくしかない。強いてポジティブに捉えるとすれば、ACLの基準でサッカーやってたら一生アジアはアジアのレベルのまま。言ってしまえば下手で世界と戦えない。Jの基準はより世界のスタンダードに近いので、そこに合わせて苦しむなら嫌がる必要はない。

イエロー2枚で累積停止になるということから考えても、フルメンバーで臨んだ試合で3枚ももらってしまったのは後々に響きそうな嫌な予感を感じる。すぐにカードが出やすい主審だったという噂もあったので、そういう意味では1試合で2枚の退場という危険性もあったということ。振り返ってみると背筋が薄ら寒くなる。


2失点+PK献上

相手がいくら好調とはいえ、1失点目は中途半端なボールの扱いで失点、2失点目もセットプレーで押し返しきれず失点。しかも2失点共に立ち上がりの時間帯。ソンリョン兄貴が止めてくれたとはいえ、前半で0-2まで行かれる直前まで行ってしまったのは猛反省しなければならない。

基本的に嫌な位置でのセットプレーの回数が多かったので、審判へのアジャストと合わせて次戦以降の再優先課題と思っていいだろう。

相手はどこも実力者なので、全部無失点になんてのは難しい話。だが立ち上がりふわっと入らないようにして、変なファウルからの失点をおさえるくらいはできないと厳しい。攻撃力が通用するのは十分に証明できたので、失点を減らす事ができればGS突破は確実になる。


大島と山村の復帰はでかい

既に累積リーチが3人もいて、中2日が連続。総力戦どころか限界突破が素で求められる厳しい戦いが続くので、一人でも多くの戦力が試合に出れる状態であることが望ましい。その部分で碧の移籍はとてつもない痛手だが、選手層が本来の姿に戻ってきたので絶望する必要は無い。

二人の能力はもちろん言うまでもないが、連戦の中では必ず日替わりヒーローが必要になる。復帰早々ではあるが、スコアに直結する大仕事でぜひチームを助けて欲しい。


まず3つ勝ち続けること

ACLGSは4チームグループで総当りを2回行う6試合構成。東地区は4グループあって各グループの首位と2位のうち上位3チームの合計7チームがラウンド16に進むことになっている。

最高勝点は18だがお互いに奪い合いをする関係から、だいたい12くらい積み上げれば2位以上は取れるだろう。4勝か3勝3分が目安となる。

連戦と集中開催による芝の状況、選手のコンディション低下、万が一の怪我人、試合数考えての各クラブの戦略

様々な条件が試合を重ねてくるにつれて悪化したり確定してきたりする。そういうことを予め考えると、先に勝利数を重ねきって後半戦に選択肢を残しておけるようになりたいところ。戦力体力選択肢が無いところから努力をするのは難しいが、余裕があれば楽だ。余裕を生むために戦おう。

お気持ちよろしくです。