認知的不協和

自身の認知とは別の矛盾する認知を抱えた状態。
またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。
アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱。
※参考:wiki


認知1:業務で問題が起きそう、上手くいかなそう。
認知2:業務が上手くいかないことは、自分にとって嫌なことだ。

→この矛盾(GAP)が自分にとっては不快なこと。
このGAPを埋めるために、人は自己認知を変えようとする。

■合理的な変更(認知1を修正)
認知3:業務で問題が起きそうなことが予見できている。対策をとろう。

■非合理的な変更(認知2を変更)
認知4:業務が失敗しても、死ぬわけでは無い。極論どうでもいい。


認知1の変更が自分にとって困難な場合、本当は望ましくない行動に走ってしまう可能性がある。

「自分のバイアス」を理解して、望ましい行動がとれるようにコントロールする意識をもつこと。

※バイアスの一例:
・確認バイアス:自分の認知を正当化する情報だけを集める
・反確認バイアス:自分の認知が否定される情報はすべて無視する
・現状維持バイアス:慣れ親しんだ認知・行動を維持しようとする考え
・バンドワゴン効果:周りにいる人々の考え方にいつのまにか染まってしまう現象

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