見出し画像

ありがとう、

今回の部員日記は環境情報学部4年の勝又菜々美が担当させていただきます。
最後の部員日記は少し自分語りをしてみようと思います。お付き合いください。

何気なく始めた”ソフトテニス”というスポーツは、私の22年間の人生を劇的に豊かにしてくれました。
私は小学校高学年の時に、友達の誘いでソフトテニスを始めました。
特に才能はありませんでしたが、周囲の人々や設備などの環境に恵まれ、中学3年生の時に全国大会への切符を手に入れることができました。
その全国大会への出発前に、中学校のコートを関東大会へ出場する高校生の練習場所として貸し出すことになりました。
その高校というのが、”東京都私立文化学園大学杉並高等学校”(以下略)です。
そして、当時、文大杉並ソフトテニス部の監督を務められていた野口監督、武元先生との出会いが私のソフトテニス人生を大きく変えることとなったのです。

画像7

その後の全国大会では結果が出せず、高校ではソフトテニスを辞めようとも考えていました。そんな時、野口監督から文大杉並に来ないか?とお声をかけてもらったのです。私は、実際に文大杉並のコートに見学へ行き、学校、チームの魅力に引きつけられ、入学の決断をしました。

画像9


しかし、私は自分と周りとのレベルの差から自信をなくし、一度、ソフトテニスから離れようとしてしまいました。
ところが、そんな未熟な私のことを野口監督と武元先生は見捨てず、繋ぎ止めてくれました。

今では、そのことを本当に感謝しています。

文大杉並での高校3年間は、私に多くの学びをもたらしてくれました。
本気で何かに打ち込むこと、自分で考えることの大切さ、私生活について、、、。
本当にたくさんあります。
これは26人いる同期の存在があったからともいえます。
団体戦のレギュラー6人を狙う”ライバル”でもありましたが、チームとして同じ目標に向かう”仲間”として、本気で自分達の意見をぶつけ合いました。

そして、忘れもしない全国選抜準決勝の3番勝負。
私たちのペアが相手のマッチポイントまで追い込まれてしまった時、
みんなは私たちを信じて応援し続けてくれました。

”応援の力”というのはすごいんです。
7本ものマッチポイントをしのぎ、逆転勝利することができたんですから。

結果的に、”全国選抜” ”インターハイ” ”国体”の三つの全国大会で日本一に
三冠をも達成することができました。

画像5

画像6

画像7


一緒に日本一を目指した"仲間"と日本一を目指す過程で得た”経験”は大きな財産になりました。

みんな本当にありがとう!

画像8

そして、私のソフトテニスの舞台は大学へと進んでいきます。
野口監督から ”慶應義塾大学”の受験を勧められ、AO受験を経て、無事入学が決まりました。
同時に、”慶應義塾大学体育会ソフトテニス部”への入部を決めました。

しかし、大学でのソフトテニス生活はあまりうまくいかず、悩み続ける日々がしばらく続きました。ある時、先輩方から主務の補佐をやってみないかと言って頂き、引き受けることにしました。
選手以外で自分がチームに貢献できる一つの形だと感じ、やりがいを感じる一方で、「このままでいいのか」という気持ちも強くなっていきました。

画像10


そして、大学4年。
一つ上の先輩方が残してくださった、関東リーグ1部という舞台で結果を残すことと早慶戦での勝利を目標に掲げて始動したものの、新型コロナウイルス感染症の影響によって活動中断。
春季リーグ、早慶戦、インカレ、次々と大会が中止となっていきました。
このまま引退なのかなぁと考え始めた頃、入れ替え戦なしの秋季リーグ早慶戦六大学の3つの大会が開催できることになりました。

<結果>
秋季リーグ:1部4位
早慶戦:優勝
六大学:3位

最後の最後で選手としてなんとか結果を残すことができ、後悔することなく引退。
もう大満足です。
最後のペア、花岡愛選手ありがとう!

画像11

他にもたくさんの思い出がありますが、これくらいに留めておきます。
師との出会いから始まった私のソフトテニス人生、どうだったでしょうか。
人との出会い、縁、つながりは自分の人生を左右する大きなきっかけになるとソフトテニスを通して実感しました。

いろんなことがありましたが、結局、競技生活の全て最高でした。
あと1ヶ月半もすれば、社会人。
新生活頑張りたいと思います。

画像8


たくさんご心配をおかけした諸先輩方本当にお世話になりました。
4年間あっという間だったね、荒木・川口・花岡の同期3人ありがとう。
コロナの影響まだまだ続くかもしれないけど、がんばってください後輩ちゃんず。

画像8

最後に
OB・OGの方々、活動のサポート・支援、大会の応援本当にありがとうございました。そして、主務関係では大変お世話になりました。
この場をお借りて感謝申し上げます。

拙くまとまりのない文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

画像2




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?