ポンコツだの無能だの言われてる人はなにも好きでそうしてるわけじゃないんだぜって話

この前、小学校の運動会を観に行った時、ある一人の生徒が目に止まった。

おそらくその子は運動が得意な生徒なのだろう。しばらく観ていてそう思った。その子は周りの生徒らに大きな声で指示を出したり急かしたり、少し汚い言葉で罵っていることもあった。

その様子を見ていたら、自分が小学生だった頃を思い出した。僕もだいぶどんくさい方だった。体育の時間などでチームスポーツなどをやると必ずみんなの足を引っ張っていた。その度にみんなに罵られて、酷い時は先生にも叱責された。そんなことがあるたびに僕は

「できないって事を指摘されてできるようになるくらいなら苦労しないのにな」とか

「自ら志願したわけでもないのになんでこんなに怒られないといけないんだ」

なんて事を思っていた。嫌な思い出だ。それと比べれば今は良い時代なのかもしれない。

そうゆう経験をしたのは体育の授業の時だけではない。


そんな思い出があるからかどうなのかはわからないけど、僕は人から何か迷惑をかけられても、それがその人の能力不足の問題なのであればまったく腹が立たない。むしろそんな人と出くわすと親近感さえわくことがある。

ネガティブな記憶には意外なメリットがあるもんだ。なんておもう。

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