発酵食品で綺麗になろう!の会
勝手に日本酒を応援する会 営業部長の矢口輝美です。第三回勝手に日本酒を応援する会の開催報告をさせていただきます!
第三回勝手に日本酒を応援する会では、【発酵食品のおつまみを食べながら日本酒をいただいて健康的に美しくなろうの会】と称して、いろいろな発酵食品をご紹介させていただきました。
最初に登場して下さったのは、うすくち文化研究所所長の淺井さんと、味噌ソムリエの千代田さん。そもそもお醤油にうすくちと濃い口がある事を良く知らなかった静岡県出身、千葉県民歴の方が長くなっている私。お醤油の力で美味しくしようとする濃い口醤油と、素材を生かして料理を美味しくしようとするうすくち醤油の違いは、本当に勉強になりました。またお味噌にも地域性がある事を学びました。日本酒もお味噌もお醤油も、地理や歴史と関係があるという事を知り、こうやって学べば歴史も楽しかったのにな~と心から思いました。
そして、味噌ソムリエの千代田様から、ご紹介いただいたのが・・・
幻の大豆と呼ばれている津久井在来大豆と、山田錦を使った泉橋酒造の吟醸味噌。この味噌に関しては千代田さんの記事をご覧下さい!
品性を感じる奇跡の味噌https://note.com/katteninihonnshu/n/n934ec7887b7c
泉橋酒造の橋場社長にもお話を伺いましたが・・・お酒造りでも、味噌づくりでも、こだわりがすごいんです!
橋場社長は、たまたまワインの買い付けに同行する事になり、フランスへ。その際に、日本酒を造っているという話をすると、必ず「どこの米を使っている?」と聞かれたそう。ワイナリーはブドウ畑を持っているのが当たり前で、その地で取れたブドウでワインを造る。だとしたら、日本酒も米から作らなければ!と思い立ち、帰国後すぐに酒米作りをスタート。日本酒造りにおいて、栽培と醸造は分業されているものだった時代、いち早く「酒造りは米作りから」という信念をかかげ自社栽培米のみで日本酒造りにとりかかったのです。
その田んぼを見せていただきましたが、それはそれは美しい景色でした。
私たち泉橋酒造が取り組む酒造りは、農業と醸造業を連携させた、「米作りからの酒造り」です。昔の農業では、自分たちの食生活の基本となる酒、味噌、醤油といった醸造物は、自前で調達していたと聞きます。春に田植えをし、秋に刈り入れた米で、冬の酒造りをおこない、田んぼのあぜ道で実った大豆で味噌の醸造をおこなう。そんな酒蔵ならではの二毛作を実現させたいという気持から、このたび、神奈川県(海老名・藤沢)で生産される「津久井在来」の大豆を使った味噌の製造に取り組みました。酒と味噌の共通点は、どちらも米麹を用いることです。 原料米は、自営田ならびに契約農家で栽培された海老名産・山田錦。酒蔵ならではの米麹を贅沢に使った麹味噌の豊かな風味をお楽しみください。*泉橋酒造 吟醸味噌の紹介ページより*
橋場社長のこだわりのお味噌。美味しくない訳がありません!調味料だけは良いものを使うという事を小さい頃から教えられてきた私。出来るだけ素材の味を楽しめるようなお料理を心がけています。これまでも美味しいお味噌は沢山いただいてきましたが、このお味噌は格別です!ぜひぜひ!お試し下さいませ!
発酵食品の会、とっても好評でしたので、そのうち第二弾を企画致します!
ちなみに・・・泉橋酒造のお酒もとっても美味しいので、ぜひチェックしてみて下さいね!どれも美味しいのですが・・・私のおススメは山田十郎!このネーミングも、理由を知れば納得!(笑)ぜひオンラインショップをご覧になって下さいませ。