見出し画像

【5/21対巨人11回戦○】ウィルカーソン来日最長7回無失点!セーフティスクイズに盗塁阻止!4年ぶりスタメンの長坂が攻守に活躍!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、連敗ストップです!

先発ウィルカーソン選手が今季最長の7回を無失点で抑え、復調待たれる近本光司選手・マルテ選手の活躍で先制点、4年ぶりのスタメンとなった長坂拳弥選手も攻守で活躍し接戦を制すことができました。

最後はヒヤヒヤしましたが、なんとか勝ち切ることができ今の阪神が目指すべき試合展開だったと言えそうです。

そんな接戦を振り返っていきたいと思います。



スコア・責任投手・本塁打

スポナビ 野球速報


スタメン

スポナビ 野球速報


野手成績

スポナビ 野球速報
スポナビ 野球速報
スポナビ 野球速報
スポナビ 野球速報


投手成績

スポナビ 野球速報
スポナビ 野球速報


気になった選手

ウィルカーソン

阪神先発はウィルカーソン選手

今季3度目の巨人戦でいずれもシューメーカー選手との投げ合いで好投を見せていました。

”フライピッチャー”でありながら神宮球場・横浜スタジアムでも試合を作り、確実に6回2失点前後で抑えてくれる安定感を発揮し続けています。

この日は過去5登板と比較しても1,2を争う安定感で、7回 98球 被安打3 奪三振5 与四球1 無失点と自己最長の7回を投げ抜き2塁すら踏ませない、ほぼ完璧な投球を見せてくれました。


スピードガン以上の速さを感じるストレートと、変化球のキレで巨人打線を翻弄することができていた印象です。

特にチェンジアップが打者にとって邪魔な存在で、空振りやフライアウトを奪うことができていました。

要所で野手陣の好守備や併殺打を奪うことができたのも長いイニングを投げ抜けた要因になったと思います。


これでウィルカーソン選手は6試合に登板して「防御率1.78 3勝2敗 奪三振率8.15 QS率66.7 被打率.190 WHIP0.91」とかなりの好成績が残っています。

開幕からいろんな想定外があった先発投手ですが、新戦力としてウィルカーソン選手がハマってくれたこともあり、セ・リーグの中で強みであり続けることができています。

”新巨人キラー”としてど迫力の巨人打線を相手に好投する姿を今後も楽しみにしています。


長坂拳弥

日本代表にも選ばれた梅野隆太郎選手が残留し、昨年終盤に良い活躍を見せ新キャプテンにも就任した坂本誠志郎選手もいるということで開幕前の時点では「この2枚看板がいる捕手陣は阪神の強みの1つになるだろう」そう思っていました。

ところが蓋を開けてみると梅野選手が極度の打撃不振に陥り、坂本選手も打力向上の兆しが見られず、挙句の果てには梅野選手が脇腹を痛め離脱してしまい、捕手が大きな弱点になってしまいました。
(梅野:打率.165 1本 4打点 OPS.446 坂本:打率.154 0本 1打点 OPS.368)

この苦しい捕手事情の中で、チャンスが巡ってきたのが大卒6年目の長坂拳弥選手です。


これまでの長坂選手は年齢が近い梅野選手・坂本選手の影に隠れてしまい、1軍での大きなチャンスを得ることができないまま6年目を迎えています。

梅野隆太郎:1991年生まれ (通算817試合出場)
坂本誠志郎:1993年生まれ (通算210試合出場)
長坂拳弥:1994年生まれ (通算21試合出場)

最後のスタメン出場が2018年6月17日楽天戦でこの試合が約4年ぶりのスタメン出場でした。

前日に途中出場しサヨナラのチャンスで凡退するなど悔しさが残る結果となっていたので、この日のスタメンを知った時「野球人生の分岐点になりそうだなあ」と感じ、注目して観戦していました。


先発ウィルカーソン選手の7回無失点を支えると同時に2回裏ノーアウト1,3塁の場面でセーフティスクイズを決め、チームの勝利に大きく貢献することができました。

個人的に最も痺れたシーンは8回表の盗塁阻止です。

湯浅京己選手先頭打者に四球を与え、さらに代走で増田大輝選手が送り込まれかなり嫌な雰囲気が漂っていました。

1アウト後増田選手が盗塁を試み、長坂選手が素晴らしい送球で刺すことに成功します。

フォークのタイミングで増田選手がスタートしたにも関わらず刺すことができたのも評価できるポイントでしょう。

前日にも増田選手の盗塁を阻止しており、長坂選手の魅力が首脳陣や私を含めたファンの皆さんに伝わったと思います。


魅力で言うとヒーローインタビューでのコメントもかなり魅力的です。

-後半はしびれる展開だった 
長坂 めちゃめちゃしびれました!

 -盗塁も刺した 
長坂 めちゃめちゃしびれました!

 -明日も前売りチケットが完売 
長坂 めちゃめちゃしびれてます!

どんな性格の選手が正直知らなかったので、このヒーローインタビューでお茶目な一面を知ることができて阪神ファンとして嬉しかったです。


打撃の方では正直打ちそうな気配は感じられませんでしたが、与えられた役割をこなし切ってもらいたいです。

梅野選手が帰ってくるまで坂本選手・片山雄哉選手とともに阪神の”扇の要”としてチームを支えてください。


気になったこと

不安定さが目立つ岩崎優に配置転換は必要か

なんとか1点差で逃げ切ることができましたが、最近の岩崎優選手の状態が少し心配です。

1点差を守りきれずサヨナラ負けを許した5月17日のヤクルト戦を含めて、3試合連続で得点圏にランナーを背負う投球が続いています。

この間細かな制球ができていない印象で、厳しいコースに行っても弾き返されていたので、球のキレも本来のものではないことがうかがえます。


昨年も5月終盤に調子を崩し一度登録抹消されたことあったため、シーズンの流れ的に疲労が溜まってしまう時期なのかもしれません。

また中継ぎとして2017年から5年連続で40試合以上登板・通算300試合以上に登板しているので、勤続疲労は間違いなくあるはずで、それが影響していないとは言い切れないでしょう。


素晴らしい投球を続けている湯浅京己選手との配置転換を望む声も一部で挙がっていましたが、個人的には「まだその必要はないかなあ」と思っています。

というのも不安定な投球が3試合続いていますが、抑え投手としての仕事に失敗したのはヤクルト戦の一度だけなので、配置転換するには早すぎだと感じるのが1番の理由です。


この段階で配置転換してしまうと今後も一度失敗するだけで配置転換し続けないといけないことになるので、ブルペン事情がかなりバタバタしてしまう恐れがあります。

なので後2,3試合投げさせて改善傾向が見られなかったら、配置転換や登録抹消を考えるぐらいで丁度良いと感じています。

また岩崎選手にとっても登板する状況がはっきりと読める”抑え”の方が準備しやすく負担が和らぐはずなので、できるだけ抑えで固定し続けた方が良いように感じるのも理由の1つです。


実績抜群で首脳陣・チームメイトからの信頼度も厚い選手なので、なんとか立ち直ってくれると信じています。



プロ野球関連の記事はこちらです↓

Twitterもやっています↓

ありがとうございました。

この記事が参加している募集

#スポーツ観戦記

13,484件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?