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【8/20対巨人20回戦○】復活じゃない、これは進化だ!藤浪晋太郎今季初勝利!その他にも「下位打線で先制・佐藤輝明18号2ラン・中野島田の嫌らしさ・浜地ケラーの安定感」など阪神の魅力が盛り沢山!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、3連勝です!

ついに藤浪晋太郎選手が今季初勝利です!

勝ち投手の権利を得ながらも試合をひっくり返されたり、某ウイルスの影響で登板機会が巡ってこなかったり、打線の援護がなく敗戦投手になったりと不運な面が目立っていた今シーズンですが、やっと1勝目を手にすることができました。

投球内容に目を向けると150km/h台中盤のストレート、149km/hも記録したスプリット、鋭く曲がるカットボールの3球種を主に操り、巨人打線を封じ込めています。

正直「高卒1年目から3年連続で2桁勝利をマークしたあの時」以上のハイレベルな投球と言っても過言ではない投球内容で、”復活”よりも”進化”の方が適切な表現だと感じました。


前回藤浪選手を援護してやれなかった打線は、初対戦の堀田賢慎選手を3回でKOすることに成功します。

先制打を放った梅野隆太郎選手・堀田選手のストレートを完璧に捉えた佐藤輝明選手・しぶとい内野安打で点数をもぎ取った中野拓夢選手,島田海吏選手などいろんな選手が活躍を見せ、前回分を取り返す攻撃ができたと思います。


そして藤浪選手の後を受けた浜地真澄選手・ケラー選手がランナーを出しながらも危なげないピッチングで試合を締めくくり、藤浪選手の勝ち星を守り切ることができました。


阪神が誇る”投打のスター”藤浪晋太郎・佐藤輝明の躍動、中野拓夢・島田海吏の機動力、中継ぎ陣の安定感など今の阪神タイガースの魅力が詰まりに詰まった好ゲームが見られて、気分は最高です!!



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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打者成績

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投手成績

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気になった選手

藤浪晋太郎

”new藤浪晋太郎”誕生を予感させる素晴らしい投球を見せてくれました!


7回1失点ながら敗戦投手になってしまった中日戦から中6日。

結果は「7回 108球 被安打6 奪三振5 無四球 失点1」と前回同様しっかりと試合を作り、433日ぶりの勝ち星、先発時に限ると491日ぶりの勝ち星を手にすることができました。


立ち上がりから持ち味の強い球を投げ込めていましたが、三者凡退が初回と3回裏だけだった(7回裏は1アウト1塁から併殺打で切り抜ける)ように、決して”完璧な状態”ではなかったと思います。

それでも余計な四球を出す雰囲気が感じられなかったので、ランナーを背負っても比較的安心して見届けることができました。


個人的に印象的だったのが「中田翔選手との対戦」で、4回裏先頭の丸佳浩選手に右線への二塁打を打たれノーアウト2塁のピンチを招きます。
(丸選手は藤浪選手からHRを含む2本の長打を放っており、苦しいチーム状況の中好調を維持しているところは流石だなあと感じました。)

ここで迎えた4番中田翔選手を2球で追い込み、インロー149km/hのスプリット空振り三振を奪います。

8月好調の中田選手から三球三振を奪っただけでも凄いのですが、その結果以上に凄みを感じるスプリットを投じています。

149km/hというスピードもさることながら、若干シュート気味に沈んでいたので打者からすると相当厄介なボールになっていると思います。

スアレス選手を思い出させる圧倒的な”出力”を感じた1球でした。


藤浪選手はヒーローインタビューで自身の投球を

「調子自体はそこまで良くなかったのですが、なんとか1イニングずつ粘りながら投げることができました。序盤から点を取って、楽に投げさせてくれた野手陣に感謝したいです」

と振り返っています。

真面目で冷静なコメントのようにも感じますが、ヒーローインタビューの最後には次戦先発の才木浩人選手に発破をかけるコメントを残しており、お茶目な一面も見せてくれています。


投手にとって勝ち星は運の要素が強いため、選手間ではそれほど重視されていないのかもしれませんが、藤浪選手のように苦しんでいた選手にとっては最高のきっかけになると思います。

この1勝をきっかけに藤浪選手には長く苦しんだ分、阪神を長く支える大投手に成長していってもらいたいです。

制球課題を克服し、ストレートだけでなく変化球の強度を手に入れた”new藤浪晋太郎”に今後も要注目です!



佐藤輝明

阪神が誇る”野手のスター”の状態が上がってきました。


1点リードの3回表、2アウトからロハス選手がセンター前ヒットで出塁し、4番佐藤輝明選手に打席が巡ります。
(この試合に限らず今週に入って”3番ロハス”がかなり機能しています!近本光司選手合流後の打順に要注目です。)

この試合が初対戦となった堀田賢慎選手の2球目のストレートを完璧に捉え、バックスクリーン左に飛び込む第18号2ランとします。

甘かったとはいえストレートを一振りで完璧に仕留めたところに状態の良さを感じます。


佐藤選手はこのHRについて

「良い手応えだったので長打にはなるかなと思ったんですけど、入って良かったです。しっかり自分のスイングができましたし、最高の結果になってうれしい。よっしゃー!!」

とコメントしています。


8月は主力の離脱が相次ぎ相手のマークが集中したこともあってか、状態をかなり落としていました。

ですが6番に打順が下がった8月16日以降メキメキ状態を上げてきています。
(8/18以降は4番として起用されています。)

佐藤輝明 打撃成績(8/16〜8/21)
打率.333(24-8) 2本塁打 10打点
出塁率.385 長打率.750 OPS1.135

ここまで顕著だと「打順降格・中野大山の復帰で精神的な重圧から解放されたのが大きな理由なのかなあ」と素人目には感じてしまいます。

プロ野球ファンの中にはいわゆる”2番最強説”に則った好打者をどんどん前に詰めていく打順を推す声を上げる人も少なからずいます(私もそのような打順の方が好みです)が、実際にプレイする選手たちが打順でプレッシャーを過度に感じるのであれば、そこを考慮した打順を組むべきだなあと考えさせられています。

安易に打順を詰めて誰かが過度にプレッシャーを感じ、打線が繋がらなくなってしまえば本末転倒です。

プレッシャーを背負える確かな実力を持った選手に「3番4番5番」を任せた方が理論上効率が悪くても、結果的に得点力が増すのかもしれません。

打順の奥深さを痛感しています。


少し話が逸れてしまいましたが、大事なシーズン最終盤に向けて佐藤選手の状態が上がってきたのは非常に喜ばしいことです。

昨年の打点数を超えることができたので、なんとか昨年の24本塁打も超えてシーズンを終えて欲しいですね。

期待しています!



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ありがとうございました。


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