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梅野隆太郎の年度別成績を振り返る

こんにちは!かったーです!

今回はプロ野球選手の年度別成績まとめをお送りします。

第10回目は阪神タイガースの梅野隆太郎選手です!

この企画はプロ野球選手に対して、ファンがなんとなく持っているイメージと実際の数字を照らし合わせて、より正確にその選手を理解しようという企画です。

注:全ての数字はこちらを参考にしております。

他の選手の記事はこちらです↓


それではいってみましょう。



プロフィール

梅野隆太郎(うめの りゅうたろう)
ポジション:捕手
投打:右投右打
身長:173cm
体重:75kg
生年月日:1991年6月17日
経歴:福岡工大城東高→福岡大
ドラフト:2013年ドラフト4位


2014年

打率:.197
試合:92
安打:49
本塁打:7
打点:21
三振:78
四球:10
犠打:2
犠飛:2
盗塁:0
出塁率:.232
長打率:.349
OPS:.581
得点圏:.129
失策:3


2015年

打率:.239
試合:56
安打:33
本塁打:4
打点:18
三振:33
四球:6
犠打:4
犠飛:0
盗塁:0
出塁率:.276
長打率:.406
OPS:.682
得点圏:.167
失策:4


2016年

打率:.135
試合:37
安打:12
本塁打:0
打点:4
三振:22
四球:6
犠打:3
犠飛:0
盗塁:1
出塁率:.189
長打率:.135
OPS:.324
得点圏:.095
失策:3


2017年

打率:.206
試合:112
安打:58
本塁打:2
打点:33
三振:63
四球:24
犠打:27
犠飛:3
盗塁:1
出塁率:.275
長打率:.273
OPS:.548
得点圏:.231
失策:5


2018年

打率:.259
試合:132
安打:100
本塁打:8
打点:47
三振:67
四球:39
犠打:28
犠飛:1
盗塁:5
出塁率:.328
長打率:.396
OPS:.724
得点圏:.257
失策:4


2019年

打率:.266
試合:129
安打:115
本塁打:9
打点:59
三振:83
四球:34
犠打:16
犠飛:3
盗塁:14
出塁率:.326
長打率:.393
OPS:.718
得点圏:.330
失策:5


2020年

打率:.262
試合:98
安打:78
本塁打:7
打点:29
三振:77
四球:33
犠打:9
犠飛:2
盗塁:5
出塁率:.333
長打率:.389
OPS:.723
得点圏:.197
失策:3


2021年

打率:.225
試合:130
安打:91
本塁打:3
打点:33
三振:107
四球:41
犠打:6
犠飛:2
盗塁:8
出塁率:.303
長打率:.300
OPS:.603
得点圏:.321
失策:6


感想

3年連続ゴールデングラブ賞を受賞した阪神の正捕手です。

ルーキーイヤーの2014年に92試合に出場し、バッティングでも7本の本塁打を放ちました。当時絶対的な正捕手がいなかった阪神に現れた期待の星でした。

ところが2015年・2016年は出場機会を減らし、伸び悩みの時期を過ごすことになります。

2017年にスタメン出場の機会が増え、最終的に117試合に出場したことで事実上の正捕手として認められ始めます。

2018年からは正捕手に定着。バッティングの方でも貢献するようになり、2019年にはキャリアハイとなる打率.266・9本・59打点・14盗塁という成績を残しています。


背番号を2に変更して迎えた2021年シーズン。前半戦はほとんど全試合に出場し、絶対的な正捕手としてチームの首位快走を支えました。

バッティングの方でも得点圏の鬼として、チャンスでの一打を多く見せてくれました。
(前半戦得点圏打率:.385)

その活躍が認められて、東京オリンピックでは日本代表に選出され、金メダルを獲得しました。


ところが後半戦。優勝争いのプレッシャー・正捕手としての疲労が重なったからか、極度の打撃不振に陥ります。
(後半戦成績:打率.180・1本・9打点・OPS.514・得点圏.219)

10月には坂本選手にスタメンマスクを奪われ、シーズン終了まで奪い返すことはできませんでした。


梅野選手にとって、2021年シーズンはレギュラー定着後ワーストとなる打撃成績で、シーズン終盤は出場機会を失うなど悔しいシーズンになったはずです。

この悔しさを財産にして梅野選手の更なる飛躍に期待したいです。


梅野選手といえば、FA権を行使するのかどうかが現在話題になっています。

阪神ファンとしては絶対に残ってもらわないといけない選手です。

SNS上では「坂本や2軍の榮枝がいるから出ていっても大丈夫だよ!」という声も見受けられます。

この意見には声を大にして否定したいと思っています。

というのも、キャッチャーはかなり経験が必要なポジションです。確かに坂本選手はキャッチングに定評があり、強気なリードも評価されている良い捕手ですが、レギュラーとしての経験は0に等しいと思います。

その点梅野選手は物足りない点はあるかもしれませんが、正捕手としての経験が現状の阪神の捕手陣の中では1番多くあります。

そんな選手の穴を埋めるのは非常に大変です。

加えて、阪神投手陣の情報を多く持っている梅野選手が他球団に出ていかれると、投手陣にとってもダメージが大きいように感じます。


来シーズン阪神が優勝を勝ち取るためには絶対に必要な選手です。

阪神に残留してくれることを強く願っています。



ドラフトのまとめはこちらです↓

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ありがとうございました。

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