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【5/24対楽天1回戦○】防御率1点台同士の対決は大山悠輔の攻守に渡る活躍で西勇輝に軍配!耐え忍んで交流戦白星発進!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、3連勝です!

「よく勝ったな…」

これが素直な感想です(笑)

序盤から田中将大選手を相手にチャンスを作り続けるも得点を奪えず、嫌な雰囲気が漂っていましたが、西勇輝選手を筆頭に投手陣が粘り続け勝ちを拾うことができました。

要所で出た好守盗塁、何よりも大山悠輔選手の気迫あふれるプレイが印象的で接戦を制すことができた大きな要因です。

白星で飾ることができた交流戦の初戦を振り返っていきたいと思います。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

西勇輝

耐えて耐えて耐え忍んでくれました。

今季の西勇輝選手は週頭を任されていることもあって、打線の援護に恵まれないことが多く試合前の時点で負けが先行していました。
(8試合で2勝3敗)

それでも防御率は1点台を維持しており、自身の仕事は全うし続けてくれています。


田中将大選手との投げ合いとなったこの試合では「6.0回 101球 被安打8 奪三振6 与四死球2 無失点」と再三ピンチを招きましたが、踏ん張り続けなんとか試合を作ってくれました。

1回表に28球、2回表に17球、3回表に23球序盤3イニングで68球とかなりのハイペースで球数を投じてしまいます。

さらに1回表・3回表・4回表・7回表の計4度得点圏にランナーを背負い三者凡退は三者連続三振を奪った2回表だけという、いつ崩れてもおかしくないような内容でした。

2アウトから四死球でランナーを出すなど、ランナーの背負い方も嫌な感じだったので、「よく7回途中まで投げれたな」というのが素直な感想です。

”先制点の重み”を必要以上に感じていたのかコースを狙い過ぎてしまい、球数が嵩んでしまった印象です。

攻撃の方でも再三のチャンスを潰していてそういった面からも西選手にかかるプレッシャーは大きかったですが、よく耐え忍んでくれました。


耐え忍び続けた結果3勝目を挙げることができ、西選手が一つ報われた形になり、次回以降良い気分でマウンドに上がることができそうです。

今度は相手打者を翻弄して長いイニング投げ切る西選手の姿を楽しみにしています。


大山悠輔

守りに攻撃に、素晴らしい活躍を見せてくれました。

西勇輝選手・田中将大選手がピンチを招きながらも無失点で踏ん張り続け、なんとも言えない重苦しい雰囲気が漂っていました。

どちらかというと阪神サイドの方がチャンスを潰し、毎回のようにピンチを背負っていたので、苦しい展開だったと思います。

阪神に流れが傾くきっかけになったのが大山選手のファインプレイです。


6回表2アウトから辰己涼介選手が出塁すると、続く渡邊佳明選手がレフトポール際に大飛球を放ちます。

これをレフトの大山選手がフェンスにぶつかりながら捕球しチームに流れを呼び込みます。

4回裏に中野拓夢選手の似たような打球を西川遥輝選手が捕球できていなかったのを考えると、本拠地球場の利点が出たと言えそうです。


このファインプレイ直後の6回裏、先頭の中野拓夢選手が内野安打で出塁しますが、またしてもマルテ選手・佐藤輝明選手が凡退してしまいます。

中野選手が盗塁を決めて2アウト2塁のチャンス、ここで打席に立つのが大山選手。

5球目の甘く入ったスライダー系のボールをセンターへ弾き返して、阪神が先制に成功します。

何度もチャンスを潰してきた中で待望の先制点。チームにとってこの1点は非常に大きかったです。


大山選手は

「何としても点を取りたい展開だった。とにかく必死に食らいついて。大事なところで打てたのは良かった」

とコメントしています。

これで大山選手は昨年に続き2年連続で田中将大選手から決勝打を放ったことになります。

まだまだ大山選手はこんなもんじゃないと思っていますが、徐々に良い働きが増えてきたのは喜ばしいことです。

チームのために貢献する姿を楽しみにしています。


島田海吏・植田海

先発の西勇輝選手渡邉雄大選手・アルカンタラ選手・湯浅京己選手・岩崎優選手が無失点で踏ん張り続けてくれたおかげで勝ち切ることができました。

この投手陣の踏ん張りを支えた途中出場組の好守備も見逃せません。


まずは7回表、この回からライトの守備についた島田海吏選手

先発の西勇輝選手が2人のランナーを背負ったところで2番手渡邉雄大選手にスイッチ。送りバントと空振り三振で2アウトを奪い、浅村栄斗選手を迎えたところで再びアルカンタラ選手にスイッチ。

「1点リードの2アウト2,3塁打者浅村栄斗」非常に怖い場面です。

アルカンタラ選手の2球目、少し甘く入ったストレートを浅村選手は見逃さずライト方向へ弾き返します。

これを島田海吏選手が見事にスライディングキャッチ。逆転の危機を救う素晴らしいプレイでした。


次は8回表からセカンドの守備についた植田海選手

場面は9回表、ここ最近不安定な投球が続いている岩崎優選手がこの日も先頭打者の出塁を許してしまいます。
(ポテンヒットで不運な打球ではありました)

送りバントで1アウト2塁になって迎えるは1番西川遥輝選手

この西川選手の1,2塁間を破りそうな打球をセカンド植田選手が追いつきアウトにします。

よく追いつきましたし、難しい体勢のまま素早く送球できたのも非常に素晴らしかったです。


マルテ選手・糸井嘉男選手のスタメン復帰後、再び控え選手の出場機会が減ってきています。

試合勘が鈍ってしまいそうですが、与えられた仕事をこなしてくれる姿を見ると頼もしく感じます。


気になったこと

7回表時点での守備固め

大山悠輔選手が先制タイムリーを放った直後の7回表、阪神ベンチは糸井嘉男選手を下げてライトに島田海吏選手を守備固めとして送り込みます。

点差は僅か1点で追いつかれることを想定すると9回裏までにもう一度打席が回る糸井選手を温存しておく選択肢も考えられます。

それでも再三チャンスを潰してきた打線の状態を考慮してか、勝ちパターンを投入し守備も固めて「この1点で逃げ切る」選択を首脳陣は取ったと解釈しています。

結果的にこの判断がハマり島田選手でなければ逆転されていたかもしれません。


阪神に限らず「プロ野球の監督」が下した采配は結果で全て判断されてしまう可哀想な側面がどうしてもあります。

できるだけ「どのような意図でこの選択をしたのか」を考えようと個人的に努めています。

素人なりに感じた意図をできるだけnoteで書いていきたいなあと思っています。



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ありがとうございました。


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