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【5/10対広島7回戦●】マルテ1軍合流も得点奪えず今季10度目の完封負け…。浜地の火消しは圧巻でした!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、今季10度目の完封負けです。

38試合目で10度の完封負けは球団史上最速今季の広島戦は7戦未勝利と厳しい状況が続いています。

それでも昨年ベストナインを獲得したマルテ選手が1軍に合流し、いきなり活躍とはいきませんでしたが、かなり見栄えの良い打順を組むことができました。

面子は揃ってきたので、あとはそれぞれが成績を残すだけです。

この完封負けを引きずらずドシっと構えて戦い続けて欲しいと思っています。


スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

マルテ

”阪神打線最後の希望”と言って良いでしょう。マルテ選手が約1ヶ月ぶりに1軍に帰ってきました。

右脚の張りで登録抹消され5月6日のウエスタンリーグ中日戦で実戦復帰すると3試合で8打数2安打2打点の成績を残して1軍昇格を果たします。

矢野監督のコメントを読む限り本来であればもう少し2軍で調整させたかったところを「得点力不足解消のきっかけになって欲しい」という思いで早期復帰を決断したようです。

個人的には体が万全であるならば、早期復帰には賛成です。しばらくは思うような結果を残すことができないかもしれませんが、マルテ選手の名前があるだけで相手投手に与えるプレッシャーが大きく変わってくるはずです。


そんなマルテ選手ですが、この日は4打数0安打2三振と結果を残すことはできませんでした。

ただ2打席目に捉えた鋭い打球を飛ばしていたので、もう少し試合を重ねれば打球に角度がついて”ラパンパラ”も見れそうです。

正直マルテ選手の復調がなければ、この”得点力不足”が解消されないままシーズンが終わる可能性が高くなってしまいます。

2度のチャンスで凡退してしまったので、批判にさらされてしまいましたが、個人的にはもう少し長い目で見守っていきたいなあと思っています。

とにかくマルテ選手の復帰でやっと見栄えの良い打線が組めるようになったので、しばらくはドシっと構えて戦い抜いて欲しいです。


陽川尚将

この日1軍登録された陽川尚将選手が昇格即代打でヒットを放ちアピールに成功しました。

6回裏、西勇輝選手の代打として出場するとスタメン陣が打ちあぐねていた床田寛樹選手の2球目を振り抜きレフト前ヒットとします。

鋭いスイングから放たれた鋭い打球だったので、甲子園のボルテージが一気に上がりました。


小野寺暖選手・山本泰寛選手が登録抹消されたので、北條史也選手・原口文仁選手とともに相手先発が左の時や近日復帰予定の糸井嘉男選手の休養日などでスタメン起用が増えそうです。

陽川選手には長打があるので、ハマれば打線全体の迫力をそこまで落とすことなく糸井選手を休ませることができそうです。

ロハス選手もいるので、状態が良さげな選手を見極める首脳陣の力量が問われる時期が続くでしょう。


浜地真澄

阪神ファン目線でこの日1番輝いていたのは間違いなく浜地真澄選手だったと思います。

2点ビハインドの8回表に岩貞祐太選手がマウンドに上がりますが、その岩貞選手が2死球を与える大乱調で1点を失いなおもノーアウト満塁のピンチを招きます。

この場面で火消し役として浜地真澄選手がマウンドに上がります。

5月4日のヤクルト戦では1アウト2・3塁の場面で、5月5日のヤクルト戦では1アウト1・2塁の場面で登板しており、イニング途中での火消し役を3登板連続で担うことになりました。


迎える最初のバッターは會澤翼選手でアウトローのカットボールで浅いセンターフライに仕留めます。

続く上本崇司選手は球審の辛い判定もあり、フルカウントまでいきますがストレートでファーストファールフライに、床田寛樹選手は1球でショートゴロに仕留め、見事自分の役割を果たしてくれました。


浜地選手は

「ピンチの場面でしたが、しっかり自分のボールを投げることを心がけました。きょうのような厳しい場面を抑えることが仕事だと思っているので、ゼロで帰ってくることができて良かったと思います」

とコメントしています。

そのコメント通り、ゾーン内に力強いボールを投げ込み続けられたところに凄さを感じました。


これで浜地選手は16試合に登板して四死球0で防御率1.80と素晴らしい安定感を見せています。

苦しいチーム状況ではありますが、浜地選手にとっては1試合1試合が良い経験になっているはずです。

自分の立場を確立するためにも全力で腕を振り続けて欲しいですね。


気になったポイント

選手登録

マルテ選手の合流に伴って月曜日に小野寺暖選手が登録抹消されました。

この抹消自体は「仕方ないかなあ」と思う反面、マルテ選手合流までに「もう少し打席を与えてほしかったなあ」と感じています。

代打逆転満塁HRを放ったということも大きいですが、何より小野寺選手は昨年2軍で首位打者・最高出塁率を獲得した阪神を代表する若手有望株”未来への投資”
という意味でももっと打席を与えて欲しかったのが本音です。

小野寺選手のライバルとなる主な控え外野手の1軍での打席数がこちらです↓

髙山俊:28打席
島田海吏:25打席
小野寺暖:18打席
豊田寛:9打席

右投手・左投手での使い分けが基本で誰かを優先的に使おうという意図はなかったと思いますが、1番年齢の高い髙山選手が最も打席が多いのは少し気になりました。

闇雲に若い選手を使えば良いとは思いませんが、2軍でやることがないレベルに小野寺選手は到達しているので、主力不在のこの期間だけでも多く起用して良かったんじゃないかなあと個人的に思っています。


また山本泰寛選手が右目付近に当てた自打球の影響が残っているということで登録抹消されました。

それに伴って陽川尚将選手が緊急昇格しています。

長打が見込める右打の選手として個人的にかなり期待しています。

レギュラー奪取とはいかなくても対左時のスタメン・糸井嘉男選手の休養日などで活躍してくれると下位打線からも長打の可能性が出てくるので、迫力のある打線が組めそうです。

この試合で見せたようなアピールを継続して序列を上げていってもらいたいですね。



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