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熾烈な争い!阪神のレフト候補を紹介する!

こんにちは!かったーです!

キャンプが終了し、各球団戦力を見極める時期に突入しています。

ここからのオープン戦で活躍を重ねて一気に開幕スタメンを掴み取る選手も出てくるでしょう。


私が応援している阪神タイガースで現状1番熾烈なポジション争いはレフトだと思っています。

レフトの本命とされていたロハス選手がキャンプ期間中の実戦で思うようなアピールができておらず、さらに他の外野手たちが結果を残したことでレフトのレギュラーが分からなくなってきました。

そこで今回はレフト争いの渦中にいる選手たちを紹介していきたいと思います。

阪神ファンの皆さんだけでなく、他球団ファンの皆さんに「今こんなポジション争いが起こっている」ということを知ってもらえる記事になっています。

是非ご覧ください!


メル・ロハス・ジュニア

2021年成績

打率:.217
試合:60
安打:41
本塁打:8
打点:21
三振:58
四球:15
盗塁:1
出塁率:.282
長打率:.381
OPS:.663
得点圏:.171
失策:1


ロハス選手に関してはこちらの記事でキャンプの様子をまとめているので、詳しくはこちらをご覧ください↓


KBO時代にとんでもない成績を残した実績があるので、その力を発揮できれば文句なしでレフトのレギュラーだと思います。
(2020年:打率.349 47本塁打 135打点 OPS1.097)

ですが昨年は来日が遅れたことによる調整不足からか、思うような成績を残せず苦しんだ1年になりました。

今年はキャンプ初日からチームに合流できたので、キャンプ前の段階ではロハス選手に期待する声も大きかったのですが、実戦で思うような結果が出ない状況が続き、その声も小さくなっていきました。

本来外国人選手にこの時期の実戦で結果を求める必要はないと思うのですが、ロハス選手の立場的にある程度のアピールがないとファンだけでなく首脳陣も使いにくくなってしまうと思います。

ここからは結果も残していきたいとロハス選手はコメントしていたので、その言葉を信じてこのオープン戦を見届けたいと思っています。


糸井嘉男

2021年成績

打率:.208
試合:77
安打:22
本塁打:3
打点:18
三振:37
四球:9
盗塁:1
出塁率:.269
長打率:.340
OPS:.609
得点圏:.162
失策:0


昨年の糸井嘉男選手は代打中心に起用され、その起用法に馴染む前にシーズンが終わってしまった印象です。

速いストレートに差し込まれてしまう場面が見受けられ、150キロ以上のボールに対しては打率.214 OPS.695と低い成績になっています。

またボール球に手を出してしまう傾向も強くなっており、三振率の上昇・四球率の減少と糸井選手らしさが見えない1年となりました。


今キャンプでの糸井選手はチーム最年長でありながら、若い選手に混じって練習メニューをフルで消化し、開幕スタメンを奪い取る意気込みを見せています。

実戦にも2月最初の紅白戦から出場し、安打を打ち続けています。

打撃だけなら1番コンスタントに結果を出し続けているのが糸井選手で開幕スタメンもあり得る状況ではあります。

それでも個人的に糸井選手には代打やたまにのスタメンでの活躍を期待したいなあと思っています。

バッティングの状態を見ればレギュラーも期待できそうですが、守備力を含めた総合力でみるとレギュラーでの起用は厳しいかなあというのが個人的な印象です。

もちろん糸井選手以外にレフトのスタメンを任せられる見込みが立たなければ糸井選手の力を頼るべきだとは思っています。


いずれにせよ糸井選手の力が阪神の優勝には必要です。

昨年以上の活躍を期待しています。



江越大賀

2021年成績

打率:.000
試合:31
安打:0
本塁打:0
打点:0
三振:1
四球:0
盗塁:5
出塁率:.000
長打率:.000
OPS:.000
得点圏:.000
失策:1


この5人の中で1番インパクトを残したのが江越大賀選手でしょう。

高い身体能力の持ち主で守備・走塁・パワーは抜群の選手です。

期待されながらも課題のミート力が克服できないまま、気づけば大卒8年目を迎え、近年は守備固めや代走での起用が中心になっています。


そんな江越選手はこのオフに杉本裕太郎選手と自主トレをおこない打撃フォームをアッパー気味に改造しています。

それに加えて藤井康雄1・2軍巡回打撃コーチの教えを融合させ、徐々に結果が出始めています。

先日おこなわれたヤクルトとのオープン戦ではファーストストライクの高めの直球を振り抜き、見事な本塁打を放ちます。

まだこれまでのような三振をしてしまう場面もあるのですが、確実にボールを見極める力もついてきているように感じます。

いきなり1軍で覚醒できるかどうかは分かりませんが、近年の江越選手よりは確実に期待できるようになっていると思います。

守備力・脚力は1級品なので、打撃で良いものを見せれば阪神にとって大きな戦力アップとなるでしょう。

昨年の塩見泰隆選手のような成績を残せるような状態を目指してもらいたいですね。


島田海吏

2021年成績

打率:.243
試合:57
安打:17
本塁打:0
打点:9
三振:13
四球:5
盗塁:8
出塁率:.293
長打率:.286
OPS:.579
得点圏:.421
失策:0


21盗塁でウエスタンリーグの盗塁王に輝き、1軍でも8盗塁を決めた俊足が売りの外野手です。

さらに打撃でも成長を見せており、ウエスタンリーグでは打率.344 OPS.906と素晴らしい成績を残して、1軍でもスタメン出場が増えました。

ゴロの割合が高く、自分の持ち味を理解した打撃内容を昨年は心がけていたことが予想できます。


さらなる飛躍を遂げるためには二遊間の頭上を越えるような打球を量産できるかが鍵を握っていると思います。

本塁打はなくとも鋭い打球を放てなければ、たまにのスタメン起用はあるにしてもレギュラー獲得には至らないでしょう。


その鋭い打球を先日のヤクルトとのオープン戦で見せ、個人的な注目度が増しています。

ヤクルト戦の3回表に奥川恭伸選手からライト線への二塁打を放ち、7回表にはショートの頭を越えるタイムリーヒットを放ちます。

1本目はインコースのストレートを、2本目は外のフォークを打ち、いろんな球への対応力を見せたのも評価できるポイントでしょう。


島田選手が外野の一角を掴めば、阪神持ち前の機動力がさらに強化され、攻撃パターンが増えるでしょう。

さらに島田選手に1番を任せることができれば、3番に近本光司選手を入れる選択肢が出てきて、打線に新たなバリエーションをもたらします。

いろんな可能性を広げるためにも島田選手のレベルアップに期待したいです。


小野寺暖

2021年成績

打率:.179
試合:34
安打:12
本塁打:1
打点:2
三振:19
四球:5
盗塁:0
出塁率:.247
長打率:.254
OPS:.500
得点圏:.105
失策:0


昨年支配下登録され、打率.315 出塁率.391でウエスタンリーグの首位打者・最高出塁率を獲得します。

1軍でも出場機会を得てプロ初本塁打を放ったものの、思うような成績を残すことはできませんでした。

2軍での成績を見れば1軍で活躍できる実力は十分にあると思うので、あとはそれを発揮できるかどうかという段階でしょう。

素人目に見て1軍での打席は緊張からか力んでしまっているように見え、自分の打撃ができていないように感じます。

ムードメーカーとしてチームを盛り上げる姿がいろんなところで見受けられるので、その勢いを打席の中での見てみたいなあと思っています。


ヤクルトとのオープン戦では8回表にライトへの二塁打、9回表にはスリーラン本塁打とパワーを見せつけました。

いずれも初球打ちで積極的に行った結果が2本の長打となりました。

他の外野手と比べて打撃でアピールしなければ生き残れない選手なので、この結果は非常に嬉しかったはずです。

貴重な右の外野手で、目立ちませんがファーストを守ることができるのも武器の1つだと思います。

レギュラー獲得を目指して、いろんな形でのアピールを期待したいです。



最後に

ここまでのキャンプ・オープン戦でのアピールをまとめると

①糸井嘉男・江越大賀
②小野寺暖
③島田海吏
④ロハス・ジュニア

この順番でアピールできているのかなあという風に思っています。

皆さんはどのように考え、どの選手に期待していますか?

考えてみると面白いと思いうので、是非考えてみてください!



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ありがとうございました。

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