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【4/21対DeNA5回戦●】”控え組”の躍動!熊谷先制犠飛&1安打1盗塁・山本2安打・小野寺代打逆転満塁HR!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、4連敗です。

これでビジター12戦12敗となり横浜スタジアムでの対DeNA同一カード3連敗は2007年9月以来だそうです。

また今季最多の借金16になりセ・リーグ全ての借金を背負う異常事態となりました。

これまで出場機会が少なかった選手を複数人抜擢し、打順も組み替え試合に臨みました。

結果として抜擢された選手が活躍し5点を奪いましたが、投手陣が打ち込まれ7失点を喰らい負けてしまいました。

活躍した選手を中心に気になった選手・気になったポイントをまとめていきたいと思います。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

齋藤友貴哉

先週伊藤将司選手・藤浪晋太郎選手がコロナ陽性で離脱してしまったため、水曜日は小川一平選手・木曜日は桐敷拓馬選手が急遽先発をこなしました。

そして桐敷選手が登録抹消され、この試合の先発が誰になるのかいろんな予想があった中で、金村暁投手コーチが”秘密兵器”と称した齋藤友貴哉選手が先発のマウンドに上がりました。

齋藤選手の今シーズンは中継ぎで7試合に登板し防御率7.36と苦しい数字が残っていますが、ハマった時のボールは凄まじく高い奪三振能力を持っています。

そんな齋藤選手の投球内容は3回 68球 被安打6 奪三振4 与四球2 失点3と試合を作ることはできませんでした。


初回に今の齋藤選手の全てが詰まっていたように感じました。

先頭の楠本泰史選手にライト前ヒットを許します。

続く大田泰示選手からアウトロー154キロのストレートで見逃し三振を奪いますが、3番佐野恵太選手にはストレートの四球を与えてしまいます。

4番牧秀悟選手からは147キロのフォークで空振り三振を奪いますが、5番ソト選手にはまたしてもストレートの四球を与え、2アウト満塁のピンチを背負います。

6番大和選手に対しても3球連続ボールとなり失点を覚悟しましたが、真ん中近辺のストレートで押し切りライトフライで打ち取り、この回を無失点で凌ぎます。


アウトローびたびたに150キロ台中盤のストレートを投げ切ったり、140キロ台後半のフォークを投げたりと怪物級の投球を見せる一方で簡単に四球を与えてしまうなんとも博打的要素の強い選手です。

持ってるポテンシャルはとんでもないものがあるので、何かきっかけさえあれば大ブレイクしてくれそうです。


齋藤選手は

「攻める気持ちを持ってマウンドに上がりましたが、チームの流れを持ってくるような投球ができずに悔しい」

とコメントしており、悔しさが伝わります。

首脳陣からの期待も大きい齋藤選手がブレイクする日を楽しみに応援していきたいと思っています。


熊谷敬宥

熊谷敬宥選手が545日ぶりのスタメン出場を果たしました。

前日にライト前ヒットを放っており、その勢いを買われて”2番セカンド”でスタメン出場します。


1打席目からライト前ヒットを放ち起用に応えると続く佐藤輝明選手の4球目に盗塁を決め、チャンスを演出します。

2打席目は9番齋藤友貴哉選手・1番近本光司選手の連打ノーアウト1・3塁のチャンスで迎えます。

坂本裕哉選手の2球目のストレートをライトへの犠牲フライとし先制点を奪いました。

勝ちには繋がりませんでしたが、これまであまり見られなかった機動力を活かした攻撃や先制点を奪う打撃で存在感を示すことができました。


熊谷選手は試合後

「自分が今持っているモノを全部出そうという気持ちで臨みました。僕は打撃の内容を求められている。粘り強くやっていきたい」

とコメントしており、チーム状況は関係なく自身の生き残りをかけて戦っていることが伝わってきます。

レギュラーセカンドとして期待されていた糸原健斗選手が不調に陥り、期待の若手小幡竜平選手にチャンスが巡ってきましたが、打撃があまりにも低調でチャンスを掴み切れていません。

そんな中で熊谷選手にとってはこの上ないチャンスです。

”代走・便利屋”で終わらないためにも、プロ野球人生最大のチャンスだと思って頑張ってもらいたいですね。


小野寺暖

”代打逆転満塁本塁打”

阪神ファンのほとんどが勝ちを確信した一撃を小野寺暖選手が放ちました。

2点ビハインドで迎えた4回表、1アウト満塁の大チャンスで齋藤友貴哉選手の代打として打席に立ちます。

2球で追い込まれますが3球目の失投を見逃さず強振し、レフトスタンドへ運びました。


昨シーズンウエスタンリーグの首位打者に輝き、今シーズンはキャンプから両翼のポジション争いを繰り広げていました。

開幕1軍は勝ち取ったものの、代打で思うような結果を残すことができず4月9日に登録抹消されてしまいます。

ですが2軍合流後は4試合に出場して15打数6安打打率.400と格の違いを見せつけ、最短の10日で1軍に戻ってくることができました。

そしてこの日の代打で最高の結果を残し、首脳陣の期待に応えて見せます。


十分両翼のポジションを奪える能力は持っているものの、1軍の打席ではどこか硬さが見られ本来の実力が発揮できていない印象です。

チームのムードメーカーとしても貴重な存在なので、1軍の打席で結果を残して長く1軍で活躍し続けてもらいたいですね。


気になったポイント

投打の噛み合いが悪すぎる

Twitterにも投稿したのですが、今年の阪神は投打の噛み合いがあまりにも悪すぎます。

4月21日時点で5点以上取った試合が4試合あるのですが、いずれも投手陣が大量失点を喫して破れています。

逆に投手陣が3点以内に抑えた試合では貧打に苦しみ、3勝7敗1分と負け越してしまっています。

得点力不足・先発陣の踏ん張りなどいろんな課題が見つかっていますが、上手く噛み合ってさえいれば、ここまで負けが込むことはなかったでしょう。


ただ単純に運が悪いという訳ではなく、投手陣が抑えていれば野手陣が、野手陣が打っていれば投手陣が”勝ち”を意識しすぎてどこか思うような力を発揮できていないんじゃないかなあと勝手に推測しています。

チームの勝ちを意識するのはプロ野球選手として当然だとは思いますが、もう少し自分のためにプレイしても良いのかなあと感じています。

自分の成績を上げるために1打席・1球に集中する。そういったプレイの積み重ねでチームの勝ちに繋がるかもしれません。

「わがままなプレイをしろ!」とまでは言いませんが、チームのことを考えすぎると苦しくなってしまうので、選手個人の成績をもっと考えても良いのかなあと個人的に思っています。
(選手がどんな思いでプレイしてるかは全くわからないので、私の完全なる想像で言っています。)



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ありがとうございました。

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