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【5/6対中日6回戦●】大野雄大vs青柳晃洋!両エースが繰り広げた球史に残る投手戦!

こんにちは!かったーです!

佐々木朗希選手の完全試合も痺れましたが、もしかするとそれ以上に痺れた試合になったかもしれません。

”阪神ファン”としては非常に悔しい試合でしたが、”プロ野球ファン”としてはこれ以上ない投手戦を見せてくれた両エースに最大級の賛辞を贈りたいと思います。


今回は両エースの投球を中心に試合を振り返っていきたいと思います。


スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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大野雄大

10回表2アウトで迎えた佐藤輝明選手にツーベースを打たれるまで、打者29人をパーフェクトに抑える圧巻の投球を見せてくれました。

ピッチングは当然として、大野選手の凄みを感じたのが8回裏の打席に立ったシーンです。


0-0で迎えた8回裏、先頭の高橋周平選手がレフト前ヒットを放つと続く木下拓哉選手が送りバントを決め、1アウト2塁のチャンスを中日が作ります。

この後進塁打と申告敬遠で2アウト1・3塁となり、9番の大野雄大選手に打席が回ります。

この試合は完全に1点勝負になっていたので、代打という選択肢も十分に考えられましたが、パーフェクトが続いていたこともあり大野選手が打席に立ちます。

普通に考えるとこの日の青柳晃洋選手が投手にヒットを打たれる可能性は限りなく0に近いでしょう。

ただこの時の大野選手はどんな強打者よりも”打ちそうな雰囲気”を纏っていて、結果はセンターフライでしたが、両エースの意地が言葉通りぶつかった素晴らしい対戦でした。


ヒーローインタビューで大野選手は

「青柳投手がすごいピッチングをしてたので、1点勝負のゲームやなと思いながら投げていた。もちろん走者を出していないことも気付いていましたし、とりあえず先頭切って頑張っていこうと投げてました」

とコメントしています。

また10回表の続投に関して

「9回投げ終わった時に(立浪)監督に『もうええか?代わるか』?って言われたんですけど、ちょっと悩んだんですけど、柳やったら絶対『投げる』って言うやろなと思ったんで、僕も『投げます』って言いました」

と100球超えの熱のこもった投球を今シーズン続けている柳裕也選手の名前を挙げ球場を沸かせています。


完全試合達成者として球史に名を残すことは出来ませんでしたが、大野選手にとって一生忘れることのない素晴らしい1日になったと思います。


青柳晃洋

この日背負った黒星は最後まで投げ抜いた勲章のようなものでしょう。

大野雄大選手がパーフェクトピッチングを続ける中、青柳晃洋選手も7回終了まで1安打しか許さず、さらには球数も少ない素晴らしい投球を続けていました。

8回裏の大野雄大選手との対戦は本当に痺れました。

結果として10回裏に1アウト満塁のピンチを背負い、サヨナラ打を喰らいますが誰も青柳選手を責めることは出来ません。

サヨナラ打を許した後、マウンドを降りていく青柳選手の姿は悔しさが滲み出ていてなんとも言えない感情が込み上げてきました。


試合後青柳選手は

-悔しい結果 
「大野さんがすばらしい投球をしてたので、それに乗せられてじゃないですけど、僕もいい投球ができたというのはあった。最後10回も任せてもらえたのに、簡単にサヨナラを食らったので、そこだけは、ちょっと情けないというのがありますね」

とコメントしています。

両投手のコメントで共通しているのが、相手投手のピッチングに乗せられたという点です。

試合中に直接会話を交わす機会はありませんが、お互いの投球に感じるものがあるからこそ、このような熱戦が生まれるのだなあと再確認させていただきました。


これで青柳選手は規定投球回に到達し、防御率0.76でリーグトップに躍り出ました。

4試合連続HQS・3試合連続完投と分業制が進んだ現代のプロ野球ではあまり見られない、とてつもない内容を続けています。


サヨナラ打を食らった後、マウンドを降りていく青柳選手の姿は悔しさが滲み出ていてなんとも言えない感情が込み上げてきました。

本当にお疲れ様でした。

必ずこのリベンジを果たしてくれると我々阪神ファンは信じています!




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ありがとうございました。

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