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【4/15対巨人4回戦○】今季初登板青柳8回1失点!2番佐藤逆転ツーラン!5番ロハス貴重な追加点となるツーラン!連敗ストップ!!!!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、連敗ストップです!

開幕投手に内定していた青柳晃洋選手の初登板を効果的な2発の本塁打で援護し、勝利に繋げました。

新打順新二遊間コンビの躍動もあり、見ていて非常に気持ちが良い勝利でした。

いつもより気分良く試合を振り返られる喜びを噛み締めながら記事を書いていくので、是非楽しんでいってください。


スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

青柳晃洋

開幕投手に内定しながらも新型コロナ陽性判定を受けて出遅れてしまった青柳晃洋選手が今季初登板となりました。

チームは引き分けを挟んで6連敗中でプロ野球史上ワーストの勝率を更新し続けているどん底な状況で青柳選手にかかる期待はかなり大きいものでした。

そんな青柳選手の登板内容は8回 95球 被安打7 奪三振6 与死球1 失点1と好投を見せます。


初回に先頭の吉川尚輝選手にセンター前ヒットで出塁を許すと、3塁までランナーを進められ、4番坂本勇人選手にライト前へタイムリーヒットを打たれ先制されてしまいます。

吉川選手・坂本選手の2人はかなり状態が良さそうだったので、今後も気をつけたい選手です。

先制を許したものの、その後はランナーを出してもゴロを打たせて無失点で切り抜け続けます。

併殺打を3つ奪うなど青柳選手らしさ全開の投球で球数少なく長いイニングを投げてくれました。


青柳選手は

「自分自身、開幕が遅れてしまって申し訳ない気持ちがあったんですけど、チームがこういう状況なので、とりあえず気持ちで投げようと思って。流れを持ってこられるピッチングができたらなと思って、頑張りました」

とコメントしています。


この日の投球・ヒーローインタビューでの振る舞いなどからも「完全に阪神の中心選手だなあ」と強く感じました。

中心選手としての自覚が感じられたエピソードとして2軍調整中に若い選手にいろんなアドバイスをしていたそうです。

「久々に鳴尾浜にいたので。僕も若いですけど(笑い)、若い選手とは話す機会が多かった。上(1軍)でしっかり投げていた選手って、人から見られている印象が(自身が若いときに)あったので。お手本になるじゃないですけど、やっぱり適当にできないなと」

とコメントしており、2年目の佐藤蓮選手やドラフト2位ルーキーの鈴木勇斗選手らにアドバイスしていたことがニュースになっていました。


頼れる男が帰ってきてもう一度ここから仕切り直していって欲しいなあと思っています。


佐藤輝明

先制点を取られてどこか重苦しい雰囲気が漂っていた甲子園球場を一振りで盛り上げてくれました。

5回裏2アウトから1番中野拓夢選手がライト前ヒットで出塁すると、迎えるは前日から2番で起用されている佐藤輝明選手です。

相手先発菅野智之選手とはこの打席の前まで9打席対戦して無安打に抑えられていました。

3球目に中野選手が盗塁を決め2アウトながら同点のチャンスを作ることができ、佐藤選手に期待が集まります。

そして7球目のインローのスライダーを右手で振り払ってライトスタンドに運び、逆転のツーランホームランとなりました。

追い込まれてから簡単に三振してしまうことなくファールで粘ることができたのも昨年からの成長が感じられます。


このホームランについて佐藤選手は

「なかなか甘い球を捉えきれない中、最後に打てる球がきて。ホームランだったのでよかった」

とコメントしています。

2アウトから1番中野選手・2番佐藤選手の2人で得点を奪うことができました。

強打者を2番に据える新打順が機能して勝つことができたので、しばらくはこの打順で固定されるんじゃないかなあと予想しています。

”2番佐藤”に今後も注目です。


ロハス・ジュニア

ここにきてロハス選手の存在感が増しています。

5回裏に佐藤輝明選手のツーランで逆転して以降1点差のまま試合が進み、中継ぎに不安が残る阪神にとっては緊張感が漂う試合展開でした。

そんな中で迎えた8回裏、先頭の大山悠輔選手のショートへの打球を坂本勇人選手がファンブルし、阪神としてはラッキーな形で出塁することができました。

続くロハス選手の初球、インコース低めのストレートを振り抜き特大のツーランホームランを放ちます。

この瞬間「韓国で大活躍したあのメル・ロハス・ジュニアがやっと来日したんだ!!!!」と感じました(笑)

ロハス選手は

「積極的に打つことにトライして、それが感覚的に良かった。1球で仕留めることに集中した」

とコメントしており、藤井康雄1・2軍巡回打撃コーチから教わった”世界の本塁打王”王貞治さんの金言を活かしているそうです。


このホームランを含めて2安打1死球で3出塁と打線の中で良い働きを見せ、打線に厚みをもたらしています。

落ち着いてボール球を見極めるシーンも見られ、打線の中で欠かせない選手になろうとしています。

なんとかこのスタイルを継続して活躍し続けてもらいたいですね。


中野拓夢

1番に抜擢され調子を上げてきているのが中野拓夢選手です。

初回にセンター前ヒットを放ち5試合連続安打を記録すると、5回裏には2アウトからライト前ヒットで出塁し、盗塁も決めチャンスを演出します。

この後佐藤輝明選手のホームランが生まれ、新1,2番コンビ”タクテル”の活躍で2アウトから逆転することに成功します。


中野選手の打撃スタイルは積極的にガンガン振っていくスタイルで、打席の中で制約の少ない1番という打順とマッチするかもしれません。

ただ1番打席が巡ってくる打順でありながら四球が少ないのはネックです。
(4月15日終了時点で四球数0個)

現在は好調なので気になりませんが、不調になった時に仕事を果たすためにもボール球に手を出さない打撃技術を身につけてもらいたいですね。


中野選手は1番という打順について

「個人的にはあまり打ったことのない打順。どういったアプローチをしていけばいいか分からない状態だった」

とコメントしています。近本光司選手に教えを請い”積極性”を貫くことを決めたそうです。

同じ2年目の佐藤選手が2番にいることについては

「今は後ろにテル(佐藤輝)がいるので、何とか自分が塁に出ることで相手にプレッシャーを与えられる」

とコメントしており、中野選手が塁にいる状態で佐藤選手と対戦しなければならない場面が増えるので、プレッシャーを与えられる打順だと個人的には思っています。

2年目の”タクテル”コンビに注目です。


小幡竜平

派手なホームランを放った佐藤輝明選手とロハス選手・8回1失点の好投を見せた青柳晃洋選手が目立ちましたが、3つの併殺打の起点となった小幡竜平選手のセカンド守備です。

私自身は素人なので守備の専門的な技術は分かりませんが、素人目にも小幡選手の動きは鋭く無駄がない印象を受けています。

この日は3回1アウト1塁・4回ノーアウト1,2塁・8回1アウト1塁の場面で”4-6-3”のダブルプレイを完成させています。

いずれも左の若林晃弘選手・丸佳浩選手が打者でありながら、完成させたのも評価できるでしょう。


阪神でもコーチを務めた高代延博さんは小幡選手の守備について

私に言わせれば、そのどれもがファインプレー。小幡もこの試合のヒーローの1人と言ってもいいのではないか。  
彼は打球へのラインに入るのが非常にうまい。捕球後の動作も素早く、送球も正確だ。  
そして二塁ベースに入る中野が、次のプレーに移りやすいところへ投げている。だから一塁への転送も早く、併殺プレーが完成する。何気なくやっているようで、実に高度なプレーと言える。 

とコメントしており、プロの目で見ても高く評価できる動きなようです。

ゴロを転がして打ち取っていく青柳晃洋選手の投球スタイルともマッチした守備でテンポ良く球数少なく8回を投げ切れた要因にもなったと思います。


広い守備範囲が売りのショート中野拓夢選手と小幡選手の二遊間はこのままコンビとしての経験を積んでいけば、球界を代表する二遊間コンビになるかもしれません。

課題の打撃でもっとアピールを重ねてセカンドのレギュラーを奪いきってもらいたいですね。



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