【6/7対ソフトバンク1回戦○】交流戦首位タイに浮上!”絶好調”大山悠輔決勝タイムリーツーベース!復帰初戦の梅野隆太郎が完封勝ちに導く好リード!
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、6連勝です!
ヤクルトが敗れたため交流戦首位に並ぶことができました。
6月絶好調大山悠輔選手のタイムリーツーベースで先制すると、この2点のリードを先発西勇輝選手始め、投手陣が守り抜きます。
この完封リレーを捕手として支えたのが復帰初戦となった梅野隆太郎選手でした。
「先行逃げ切り」という阪神らしい勝ち方で6連勝を決めたこの試合を振り返っていきたいと思います。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
西勇輝
6月に入って生まれた打撃好調&無敗の”ビッグウェーブ”に乗り遅れる訳にはいかない西勇輝選手が先発でした。
今季ここまで援護に恵まれない展開が続き防御率1点台でありながら負けが先行するもどかしい日々が続いていました。
結果は「6回 114球 被安打6 奪三振7 与四球1 無失点」と4回以外はランナーを背負いましたが、試合を作ってくれました。
この日の西選手は序盤から球数こそ多かったものの、粘り強い投球を見せ、交流戦12球団ナンバーワンの得点数を誇るソフトバンク打線を無失点で抑え続けます。
昨年の10月6日DeNA戦以来となった梅野隆太郎選手とのバッテリーでしたが、何の問題もなく、多彩な変化球をコースに投げ分けることができました。
印象的なのは3回裏と5回裏の柳田悠岐選手との対戦で、いずれもカーブを決め球に「空振り三振・見逃し三振」を奪っています。
パ・リーグ時代のイメージが柳田選手の頭の中にあるはずで、そのイメージを逆手に取るような配球で抑え切ったのが印象的です。
6回裏には脚を気にする仕草が見受けられましたが、脚が攣ったようで次回登板には問題なさそうで一安心です。
西選手はヒーローインタビューで勝ち星に恵まれないことについて
とコメントしています。
コメント通り長いイニングを安定的に投げてくれる西選手の存在は、派手ではないもののチームにとって非常に有難い存在です。
勝ち星という分かりやすい数字に釣られず、自身の仕事を全うし続ける西選手を今後も応援していきたいと思います。
梅野隆太郎
右脇腹の筋挫傷で離脱していた梅野隆太郎選手がこの試合から1軍に合流し、「9番キャッチャー」でスタメン出場します。
復帰即スタメンで投手陣の完封リレーを見事に支えてくれました。
リード面で印象に残っているのは「西勇輝選手と柳田悠岐選手の対戦」と「アルカンタラ選手とグラシアル選手の対戦」です。
西選手と柳田選手の対戦に関しては先ほども書きましたが、シュート・スライダーではなくカーブを決め球に持ってきたことが印象的です。
アルカンタラ選手に関しては、いつもと違う8回に登板したこともあってか制球面にばらつきが見られ、特にスプリットの制球に苦しんでいました。
そのスプリットを先頭今宮健太選手に捉えられ、さらに柳田悠岐選手に四球を与えてしまい、ノーアウト1,2塁のピンチを招きます。
ここで迎えたグラシアル選手の初球に梅野選手はスプリットを選択、真ん中近辺にきますがショートゴロ併殺打に仕留めます。
スプリットの制球が苦しい中、ストレートで押し切る発想ではなく、あえてスプリットを初球に選択したところが印象的でした。
この配球の真の意図は私なんかには分かりませんが、良くなかった球種の可能性を潰さない選択が素人ながらに良いなあと感じました。
打撃の方でも良い当たりではなかったもののセンター前ヒットを放ち、結果を残すことができました。
また3打席目の四球も9球目まで粘ることができていて、簡単に内野ゴロを量産していた離脱前と比べると状態が上がってきたように感じます。
梅野選手離脱の間に坂本誠志郎選手・長坂拳弥選手が活躍してくれましたが、打撃面ではレギュラー級の成績を残すことはできていません。
(坂本:打率.179 OPS.456 長坂:打率.200 OPS.520)
梅野選手も離脱前は打撃成績が苦しかったので、復帰後も変わらないのであれば併用が続くでしょう。
ですが、「レギュラー級の打力」を発揮しうる可能性が梅野選手には残されているので、固定されるとすれば梅野選手しかいないと思っています。
大きな弱点になっていた捕手の打力を改善することができれば、阪神に大きな勢いをもたらしてくれるでしょう。
梅野選手の活躍に期待です。
岩貞祐太
前日にセットアッパーとして大車輪の活躍を見せていた湯浅京己選手が「リフレッシュ目的」で登録抹消となっています。
実質1年目で過去に怪我も経験している選手なので、将来のことを考えて素晴らしい決断だったと個人的に思っています。
またチームの目線に立ってもこのタイミングでの休養は「湯浅休養」によるダメージを最小限に抑えることができるタイミングです。
今週は6試合ともDH制が採用されるので、先発投手を長く引っ張ることも可能です。
そして交流戦が終わると1カード分の休みがあるので、10日間の離脱と言っても6試合の離脱で済ませることができます。
「湯浅選手の未来」と「チームの今」のバランスを上手くとった素晴らしい投手運用だと思います。
湯浅選手離脱期間の”8回”について金村暁投手コーチは
とコメントしています。
時と場合によって最善だと思う手を打っていくようです。
前振りが少し長くなってしまいましたが、この試合で湯浅選手の代わりを務めたのが岩貞祐太選手です。
今季はビハインド時の登板がほとんどですが、威力抜群のボールをガンガン投げこめている印象です。
この日もガルビス選手からアウトローびたびたのストレートで空振り三振を奪うなど危なげなく7回裏を三者凡退で抑え込んでいます。
登板後岩貞選手は
とコメントしており、ブルペン陣の年長者としての自覚が伝わってきます。
昨年の悔しさを晴らすべく、自身の快投でどんどん序列を上げていってもらいたいですね。
気になったこと
流動的な1枠を誰が掴むのか
6月に入って島田海吏選手が結果を残し、スタメン起用が続いています。
この試合ではバントミスがあり悔しい思いもしましたが、6月の好調を呼び込んだ選手で間違いないので、少なくとも交流戦終了まではスタメン起用されると思っています。
島田選手が控え組の中では一歩抜け出し、打線の中で残された枠はDHを除くと1枠だけになっています。
現状ここを争っているのが糸井嘉男選手・ロハス選手・小野寺暖選手、次点で山本泰寛選手・髙山俊選手・北條史也選手の6人だと私は考えています。
先に述べた3人が筆頭候補だと個人的に思っていて、糸井嘉男選手が復調してくれば間違いなく起用されそうです。
5月から糸井選手が成績を落としたからこそ、ロハス選手・小野寺選手らにチャンスが生まれていると解釈しています。
この試合で糸井選手が3打席で1安打2四球と結果を残した一方で、ロハス選手はもう少しでホームランという当たりはありましたが、3打席凡退とアピールに失敗しています。
DH制が採用されるこの1週間がロハス選手にとって最後の大きなアピールチャンスだと思うので、次戦以降に注目です。
小野寺選手に関しては”期待の若手”ということもあり、年間通して少なからずチャンスはありそうですが、出た時に結果を残し続けないとチャンスが減っていくのがプロの世界です。
日本ハム戦で見せたような活躍を代打・たまにのスタメンで見せ続けて欲しいです。
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ありがとうございました。
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