計画
こんにちは!ポリゴン2です!
「勉強時間はしっかりと確保している!それなのに成績が思うように伸びていかない。」
そんな悩みを持つ中学生・高校生の皆さんのために、今回は計画の立て方や計画との向き合い方について書いていきたいと思います。
実際にこのような悩みを相談された場合は、まず第一に「本当に勉強時間を十分に確保できているのか」
を確認します。
ゴールからの逆算
「計画的にテスト勉強を進めろよ!」「計画を立てて日々を充実させていこう!」のように計画を立てることについていろいろと言われた経験はあると思います。
それを受けて自分なりに「今日はワークを3ページ進めよう!」といった計画を立てて実行してみた!という経験があるかもしれません。
このような計画は行き当たりばったりな計画になっていることが多いので、長続きせず結果に結びつきにくくなっています。
長続きしないのは計画の内容が悪いのではなく、計画の立て方に問題があります。
その問題点というのは「最終的に何を達成したいのか」これを決めてからの逆算ができていないというところです。
最終的なゴールを意識せずに作った計画では、納得感が薄いので長続きしません。加えて、皆さんが達成したいことのほとんどは期限が決められているはずです(○月○日にテストがあるなど)。
仮に長続きしたとしても、期限内に計画が達成できなければ意味がありません。
よって全ての計画はゴールからの逆算をおこなって組むようにしましょう!
(例)
期限を考える
次に考えることは、“いつまでに一つ一つのステップを達成しないといけないのか“ということです。
そして一つ一つのステップにどのくらい時間がかかるのか、またかけるべきなのかを把握することです。
先程の例で考えると、高校受験で必要な英文法の知識がどの程度あるのか、現状どの程度身についているのか、どの程度時間をかければ習得できるのかを把握して、入試までの日程に合わせて計画を組んでいく必要があります。
中学生や高校生が1人でこれらのことを正確に把握するのは厳しいと思います。ですので、信頼できる学校の先生や塾の先生と一緒に考えてみてください。
そうやって組まれた計画は1週間単位で何をしないといけないのかが明確になっているので、勉強の一歩目が切りやすくなると思います。
ここまで考えて計画を組んでみてください。
計画は崩れる
どんなに練られた計画でも、崩れることは避けられません。
体調を崩すかもしれない。定期テストの勉強に追われるかもしれない。少し遊び過ぎてしまうかもしれない。このように計画を立てる段階では予想できなかった出来事が起こり得るのが人生です。
計画は崩れるものなので、決して自分を責めないでください。責めるのではなく、崩れる前提で、定期的に軌道修正をしましょう。
おすすめは“1日のノルマを2段階に分けて決めておくこと“と“日曜日を予備日にしておくこと“です。
ノルマを2段階に分けるというのは、事前に最低限行うことと調子が良かったら行うことの2段階に分けておくというものです。こうしておくことで、自分を責めてしまう可能性を低くするのが狙いです。
日曜日を予備日にしておいて、月曜日から土曜日までの積み残しや復習を行えるようにします。こうしておくことで、計画が崩れにくくなるかつ定着しやすくするのが狙いです。
このような工夫を加えて、崩れたとしても落ち着いて対応できるように、備えておきましょう。
信頼できる先生がいてるのであれば、その先生に計画を管理してもらうのが良いと思います。
授業が上手いかどうかだけでなく、生徒の計画を上手く管理できるかどうかがこれからの塾講師には問われていくと勝手に思っています。
最後に
勉強の質を高めていくためには、計画を立てることは必要不可欠だと思っています。
何がゴールで何が必要なのかを考えたり、必要に応じて修正したりする経験は将来いろいろな場面で役に立ちます。
このように、教科の内容以外にも取り組み方によって、いろいろなことを学べるのが勉強をする意味だと思っています。
ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?