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【5/1対巨人9回戦○】東京ドームでの巨人戦9年ぶりの3連勝!西純矢の快投・糸原らしさ全開の打撃!投打噛み合い6連勝!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、今季初の6連勝です!

東京ドームで巨人相手に同一カード3連勝は2013年5月6日〜8日以来約9年ぶりだそうです。

高卒3年目の西純矢選手が気迫あふれる投球で巨人打線をねじ伏せ、打撃の方でもこれまで苦しんでいた糸原健斗選手・梅野隆太郎選手・近本光司選手に当たりが飛び出し良い攻撃が出来ました。

この1試合をきっかけに”反攻の5月”にしてもらいましょう。


スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

西純矢

また1人素晴らしい投手が出てきてくれました。

高卒3年目の西純矢選手です。

2019年のドラフト1位で同期には佐々木朗希選手・奥川恭伸選手・宮城大弥選手・及川雅貴選手・石川昂弥選手らが存在するとてつもない世代の選手です。

当初この試合はガンケル選手が登板予定でしたが、アクシデントがあったようで登板回避となり西純矢選手に白羽の矢が立ちました。

直近の2軍戦で9回106球1失点と好投していたので、1軍でどのような投球を見せるのか非常に楽しみにしていました。


そんな西純矢選手の登板内容は7回 91球 被安打3 奪三振8 与四球1 失点1と素晴らしい投球でプロ2勝目を挙げました。またプロ初ヒットのおまけ付きです。

ストレート・ツーシーム・フォークが同じ球速帯で打者からすると見極めが難しく、巨人打線を牛耳ることができました。

またフォークで空振りを奪うのはもちろん、ゾーン内に投げ込んでフライアウトを奪ったシーンが印象的です。

昨年の1軍での登板時は制球に苦しみ無駄な四球を与えていたのですが、そんな姿は全くなく終始ストライク先行でゾーン内で勝負することができており、成長を感じました。


投球だけでなくマウンドでの振る舞いも印象的で抑え込んだ時のガッツポーズや笑顔が自然に出ており、西選手自身だけでなくチーム全体を盛り上げてくれました。

また初回のピンチの場面で岡本和真選手を迎えた際に、何度も首を振って高めのボール気味のストレートを投げ込み、空振りを奪ったシーンがありました。

日本を代表する強打者である岡本和真選手からストレートで空振りを奪えたことはかなりの自信になったはずです。


試合後矢野監督は

「ショートアームって感じにして、角度がすごくついていた。スピードガンの速さも出ているけど、それ以上に角度がついた。そういうところでバッターが速く感じているのもある。空振りとかファウルとかがとれるようになっている。だからフォークも効く。次? もちろん、外す理由がない」

と評価するコメントを残しており、今後もローテの一角として登板させていくそうです。

この日の投球で西純矢選手のファンになった人も少なくないでしょう。

私もその1人で同期の怪物たちに負けない投球を期待しています。


糸原健斗

”崖っぷち”の男がチームにとっても自分自身にとっても大きな活躍をしてくれました。

この日6番サードでスタメン出場した糸原健斗選手は開幕からここまで絶不調に陥り打率が2割を切る時期が長くなっていました。

私もnoteの中で度々阪神がスタートダッシュに失敗した要因の1つに挙げていた選手で、打線の中の潤滑油的存在として復調を待ち望んでいることを書いてきました。


この日は同点のタイムリーを含む4安打1四球でチームに貢献し、全打席出塁という糸原選手らしさを強く感じた1日でした。

そのヒットもライト・センター・レフトと全方向に満遍なく飛ばしており、広角に打ち分ける良い内容のものばかりです。

糸原選手は

ーー同点打
「なんとかね、あそこで僕が凡退していたら嫌な流れがまた向こうに、また向こうに流れがいくと思うんで、そういう意味では、なんとかランナー返すことだけを考えて、その結果タイムリーになってよかったと思います」
ーー復調のきっかけ
「いやいや、まあ、今日はたまたま4本出たんで、毎試合毎試合チームに貢献することだけを考えて、集中して、明後日(3日)からもやっていけたらいいと思います」

と試合後に振り返っています。

何かと批判されがちな選手ではありますが、サードの守備であればそれほど下手ではなく、むしろ上手いと感じるプレイも随所に見られます。

それだけに打撃成績が上がってくれば多少批判も和らぐはずです。

糸原選手らしいしぶとい打撃をコンスタントに続けていけるかが今後の注目点です。


気になったポイント

この3連戦四球が鍵に

阪神の3連勝・巨人の3連敗で終わったこのカードですが、両球団の与四球の差が明暗を分けたと言っても過言ではありません。

阪神投手陣は3試合で5個の四球を与えたのに対して、巨人投手陣は20個もの四球を与えてしまっています。

特に巨人中継ぎ陣の与四球数が顕著で、中継ぎ陣だけで16個の四球を与えています。

四球の怖さを再確認できたと同時に、攻撃において四球を選ぶことができれば得点力アップに繋がることも再確認できたと思います。

四球を選ぶことが苦手な選手が比較的多い阪神打線なので、「四球を選ぶこと」を共通の課題として取り組んで欲しいなあと個人的に感じています。


反発力

相手の自滅に助けられた側面もありますが、この3連戦で7回以降に15点奪っており、阪神打線に反発力が感じられました。

僅差の緊張感が漂う展開や劣勢の時に”反発していく力・自分達で流れを生む力”が今の阪神の課題の1つだと感じていたので、個人的にすごく嬉しかったです。

この連勝がストップした後にズルズル引きづらないように、自分達で流れを生む攻撃を継続してもらいたいなあと思っています。



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